深センのすべての社区で、「封鎖」管理が始まる。

深センのすべての社区「封鎖」管理が始まっています。

来週から、帰省していた中国人が、ぼちぼち深センに戻ってくるので、「社区(コミュニティ)」ごとに、住民一人一人を厳重に管理し、

特に、武漢、湖北省にいた人や、感染者と接触のあった人を100%隔離して管理するということのようです。

以下、詳細について説明します。

(写真)各ビルの門前に、このような、簡易の受付が設置され、係員が、入居者に体温チェックをしたり、来訪者の登記をしたりしている。正直、面倒なこと、この上ない。

深センのすべての社区で、「封鎖」管理が始まる模様。

7日、深センの新型コロナウィルス肺炎防止指導部が、「5つの100%、10の一律、4つのポイント」(五个100%、十个一律、四个重点)と題して、具体的な措置について、公表しました。

以下、ざっくりですが、ニュアンスは伝わるかと思います。(完全ではないので、不明な場合は、しっかりと原文を参照してください。)

深圳所有小区封闭管理,确诊病例楼14天硬隔离(人民日報)

5つの100%

第一 社区は、100%の閉鎖管理を実施すること。

第二 過去14日間に肺炎流行地域に住んでいた人々の100%を、自宅で隔離。

第三 感染者と密接な接触履歴がある人は、100%集中隔離下におくこと。

第四 地域住民の100%に対して、出入りの際、体温検査を実施。

第五 大家と賃借人に対して、100%の宣伝、登録、責任を提供すること。

社区」というのは、ちょっとわかりにくいですが、一つのコミュニティで、町内会くらいの行政単位と考えればいいかと思います。

文言中、いやというほど、100%を強調しています。

次に「10の一律」です。一律は、すべてという意味に、置き換えてもいいかと思います。上の100%と意味するところは、近いです。

10の一律(10のすべて)

写真:マスク専用ゴミ箱(至るところに配置してある)

第1 市内のすべての「社区」と「城中村」は、入り口と出口に検査登録カードを設置し、入り口と出口を最小限に抑える。

第2 まだ湖北省に住んでいる居住者は、「社区」は彼らが一時的に国に帰らないことを通知。すでに深センに帰っている居住者については、厳格な隔離措置を実施すること。

第3 発熱患者をできるだけ早く社区に報告し、身元情報を登録し、電話番号に連絡し、タイムリーに治療のために病院に送ること。

第4 すべての来訪者と車両は、社区に立ち入ることは許可されない。特殊な事情があれば、住人の許可を得て、登記をしてから、入るべし。

第5 市内外への旅行、親類の訪問などから深せんに戻ってきた世帯は、過去14日以内の生活履歴、旅行履歴、接触履歴について調査され質問される。

第6 感染者が確認された住宅ユニットは、14日間にわたって完全隔離され、「流行の予防と制御の必要性のため、この建物は隔離管理の対象となる」という通知を目立つ場所に掲示すること。

第7 すべての持ち帰り、宅配便、配達などは、非接触配達とする。および社区の入り口での受け渡しとする。

第8 社区の住民は、外出して一緒に食事をすることはなく、公共の場所でマスクを着用を厳密に実施すること。

第9 廊下、エレベーターなど閉鎖空間は、毎日消毒され、死角がないようにすること。

第10 住民の生活に必要のない、社区内の公共場所は閉鎖され、すべての集会活動は停止すること。

 

自分が一番困るのは「第4」で、教室で授業するのは、たぶん特殊事情には当たらないと思われ、だとすれば、とうぶんの間、対面の授業はできません。

「第6」で、感染者が確認された住宅ユニットは、14日間、隔離するとさらっと書かれてありますが、隔離されるのは、その住宅だけなのか、対象と内容があいまいで、判然としません。

4つのポイント

上記の内容をより確実に実行に移すための細則のようなので、省略。

 

まとめ

以上、ざっくりですが、訳してみました。

先日、習近平主席が「新型肺炎に打ち勝つ」と宣言しただけあって、条文なだけ見ていると、すごい厳格そうですが、中国のやることは、厳重なようでいて、結構、ザルだったりするので、実際のところ、どんな感じになるかは、よくわかりません。

これを受け、中国のネット上では、「ついに始まったか。」「厳しいくらいで丁度いい、今ならまだ間に合う。」「深センがんばれ(深圳加油)」などのコメントがでています。

また、広州でも、同様の政策が実施されるようです。

いずれにせよ、一段と、生活しづらくなることだけは間違いなさそうです。

写真:あるビルの一階ロビーの通知。

湖北省から深センに戻った人は、小区に登録して、隔離されるという旨の通知。「湖北返深業戸隔離事宣」

隔離されたものは、専門の職員が対応し、一日三回、体温を測り、食事や買物は、職員が代わりに購入するのだという。(ただし、費用は本人負担)

まあ、状況が状況だけに仕方ないとはいえ、結構、差別的な内容です。

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