さて、話は変わるが、香港と同じく中国の特別行政区という肩書きをもつマカオは、香港と類似するところが沢山ある。気候や文化はもちろん香港がイギリスの植民地であったのに対し、マカオはポルトガルの植民地と歴史的ないきさつも似ている。
しかしその植民地時代の宗主国が違うとこうも違うのかと、今回不覚にもそう思ってしまった。
月別アーカイブ: 2007年7月
マカオ(澳门)Ⅰ 入境から松山市政公園まで
先々週 とうとう マカオに行ってきた。
マカオと言えば、やはりカジノをはじめとするエンターテイメントの世界、あるいはカトリック寺院といったところのイメージだろうか。もちろん、それはそれで面白いとは思うが、普通に歩いているだけでも飽きない。目にするものいちいち絵になるので、思わずシャッターをきりたくなる。
久しぶりに、こういった落ち着いた時間の流れる空間に身を置くと「ああ、やっぱり人間、こういう空間にいないと、じっくりモノを考えるゆとりがなくなってしまうよなあ。」ということがよくわかる。ダイナミックに変化し、刺激あふれる中国は、それはそれで面白いのであるが毎日がそんな調子だと逆に疲れてしまうのだ。
華強北2007~中国の電子街を行く
深圳というのは、アイフォーンの工場をはじめとして、電子部品の工場が非常に多い。したって、パソコンや携帯電話の部品を扱う店も非常に多く、中でも、華強北は、そういう類の店が集中していて、別名中国の秋葉原とも言われ、メッカのような場所になっている。
しかし、今の秋葉原は、コスプレ喫茶だの、アニオタ専門店だの、お宅義用達街になってしまった感があるが、こちらは純粋な意味での電子街のようである。
以下は、2007年に華強北に行った時の記録である。