月別アーカイブ: 2015年6月

中国かぜ・香港脚ほか ~中国の病気と薬について

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メンソレータム(曼秀雷敦)

広東省は長い夏が続いています。

もう慣れてしまいましたが、ちょうど日本と逆で、こちらは一年のうち半分が夏で、冬が二ヶ月くらいといった感じでしょうか。個人的には、寒いより、暑いほうがましなのですが、それでも、さすがに身体にはこたえます。

しかし、幸いというか、自分は中国へ来てから、まだ大きな病気になったことがありません。だからどうなんだという感じですが、これは非常にありがたいことです。

年を取ってくると、健康であるということが、人生の中で順位が高くなってきます。周囲の駐在員の人でも、40代後半から50代くらいになると、一見、何不自由なく過ごしているように見えても、かなり大きな持病を持っておられる人もいます。腰痛で定期的に腰にものすごい針をさすとか、脊髄の損傷で手に麻痺が残っている、あるいは重度の蓄膿でのた打ち回るなんて人もいました。

まあ、こういった重病は別としても、海外では病気はしないに越したことはありません。病院へいったってろくに言葉も通じないし、歯の治療など日本の保険がきかないということもあります。また、単なる風邪でも、結構、心細いものです。

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端午節に粽(ちまき)を食べる

chinese-chimaki 粽子(ジョンズ/ちまき)

昨日、中国人に指摘されてから気がついたのであるが、今週末は端午節とのことである。
言われてみれば、確かにスーパーに粽(ちまき)たくさん置いてあったかなあ?くらいの感覚であるが、外国人だからそんなもんだろう。

端午節というのは、旧暦(農暦)の5月5日のことで、この端午節の前後は、公定休日で3連休となっている。 
中国では、以前、休日の改定を行い、ゴールデンウィーク(五一黄金周)7連休を廃止する代わりに、清明節、端午節、中秋節を3連休とする分散型の休日体系に変わったのであるが、旅行をするには短いし、休暇には長いしで中途半端な感じがしないわけではない。

まあそれはいいが、端午節と言えば、やはり粽子(ジョンズ/ちまき)であろう。
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クレヨンしんちゃん訴訟にみる中国の著作権・商標権について

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偽物と言っても前回紹介したような、たわいの無いモノであれば、別に構わないのでしょうが、実際に、本家に無断で使用して、莫大な利益を上げ、恩恵に浴しているとなれば話は別です。

日本でも一時、話題になっていたと思いますがクレヨンしんちゃん(蜡笔小新)の訴訟は、まさに、そのような事例でしょう。

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似て非なるもの 中国の「偽」ファーストフード

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ニセモノ、それは中国の永遠のテーマ。

中国というのは、とにかく、何か流行っている店があれば、それにソックリな店が、すぐに登場したりします。商店名から、企業のロゴ、内外装、メニュー、店員の制服に至るまで、とにかく、徹底して真似をするのが特徴で、でも、よく見ると劣化していたりします。
しかも、コソコソ営業するようなこともなく、大胆にも本家の隣りで営業を開始したりします。また、周囲の中国人をそれをトヤカクとがめることもありません。

例えば、以下のものなどはどうでしょうか?

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結構、勉強はしたつもりなのに話せない 中国語アウトプットのジレンマ

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福原愛とコーチ NHK中国語会話より

一応、中国語の教室を運営しているので、たまには中国語に関する話でもしてみます。

中国語の勉強が、ある程度、進んでくると「中国語の勉強は1年くらいはやってるし、教科書は理解したつもりだが、中国人が何をいっているのか聞き取れない、あるいは上手く話すことができない。」ということを、よく聞きます。

この「教科書は理解できるが、会話になるとサッパリ」という状態。
これは主にアウトプットの問題です。

一般に日本人は、中国から漢字を輸入したり、外来語の音にカタカナであてたり、他国の文化を取り込むのは天才的である一方、逆に、アウトプットは苦手で、特に自己表現が極めて苦手な民族だと言われます。

この問題、ポイントは二つあります。
(以下、以前、雑誌に投稿したものをリメイクしたものです)

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