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老板

老板 について

2006年より中国広東省深圳(しんせん)在住、2011年より独立。深圳市で現地日本人を対象とする中国語教室等を経営。いつ日本に帰るかを思案しつつも、結局ずるずると中国に居続け今に至る。中国のありのままの日常を、虫の目で感じたまま発信します。 中国語教室 「寺子屋中国語セミナー

年々厳しさを増す、中国の就労ビザ取得について

先日、やっと就業証が取れた。

現在は、公安局で、居留許可を申請中で、順当であれば、こちらも来週末には、取得できる予定。

今回、システムが変わったせいで、就業証を取得するのに、なんやかんやと一ヶ月近くもかかってしまった。国慶節を挟んだので、余計に長くなってしまったということもある。

しかし、これでも、予定より日程を早めてもらったのだ。労働局の規定通りに、審査を待っていると、公安で居留許可を申請するタイミングが微妙だったので、「さすがに、これではまずい。」と思い、労働局に事情を説明して、早めてもらったのだ。

まあ、結果的には、問題なかったが、結構、ヒヤッとした。仮に、間に合わない場合、もう一度、初めからビザをとりなおさなければならず、しゃれにならないところである。
まあ、普通の駐在員の方は、会社がちゃんと管理しているだろうから、問題はないと思うが、これから、就労ビザを更新する方は、かなり余裕をもって取り組んだほうがいいと思う。更新(延期)手続きについては、以下のサイトでまとめている。

中国で外国人就労ビザを取得する【更新手続き】 | 広東省深圳@老板日記

毎年更新しているが、たまに、こういうことがあると、やはり「ああ、自分って、所詮、外国人にすぎないんだな。」と思ってしまう。普段は、そういうことを、完全に忘れてしまっているのであるが、実は中国に住んでいるのは、当たり前ではないのだということを、今回、改めて思い知らされた次第である。

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深センのバス 電気バス(EV)に完全移行中


最近、年を取ったせいか、中国の速度についていくのが、大変になっている。スマート化(智能化)もそうだが、エコ化もかなり進行中である。

例えば、最近バスに乗ることが少なくなったので気がつかなかったが、深センのバスは、いつのまにか、ほとんどが電気バス(EV)に変わってしまったようだ。

予定では、年末までに、市内のバス1万8000台が完全にEV化、さらに、タクシーのほうも、20年までに完全EV化されるのだという。

そういえば、最近、停車中のバスが吐き出す排ガスにむせながら、交差点を渡ることがなくなったが、なるほど、そういうことだったのかと納得。

中国では渋滞したときに、排出される排気ガスも格別だったが、それがゼロになれば、画期的であることは言うまでもない。大気汚染が待ったなしの中国では、EVへの移行は、やはり不可避といえるのかもしれない。

写真は、深センBYD社製の電気バス「K8」 外見は、今までのバスと全く同じ。ただ、車内は心なしか静かにはなっているようだ。

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深圳「大芬」油画村について

ゴッホ一枚500円、モネ一枚700円。名画を手軽にゲットできる場所が、深圳にある。

大芬油画村」(大芬は「だーふぇん」)

油絵のレプリカを大量に生産することで有名で、深圳ではお馴染みなので、今更という気もするが、ちょっと紹介してみたい。

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広州のリトルアフリカ「小北(しゃおべい)」に行く


「広州に、なんか、アフリカっぽい場所があるらしいぞ。」

そのような噂を聞いたのは、かなり以前のことである。

「広州にアフリカ?」

ちょっと意外な感じがしたが、それ以降、広州に行く用事もなかったので、そのままになっていた。

今回、広州の領事館で、パスポートの申請を済ませた後、一路、その広州のアフリカへ向かってみた。

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深圳国際空港 ~新ターミナルビルと交通アクセスについて

深センにも「深圳宝安国際空港」という、国際空港がある。

最近は、ほとんど利用する機会がないが、2013年暮れに、新ターミナルがオープンして、かなりイメチェンしてしまったようだ。

以前、このブログで書いた深セン空港についての内容も、かなり古くなってしまったので、今回、空港新ターミナルビルと交通アクセスについて、大幅に加筆、修正してみた。

以下の情報は、深セン空港のホームページをもとに、出来る限り、正確に記述しているつもりですが、必ず、もとの情報をご確認ください。

深セン空港のホームページ

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深圳から広州への移動 Ⅱ(福田-広州南)高鉄篇


先日、パスポートの更新で、広州まで受け取りに行くのに「高鉄」に乗って、福田駅から、広州南駅を移動してみた。

高鉄(がおてぃえ)というのは、いわゆる中国新幹線のことで、ここ深センも、2015年暮、福田駅まで延伸されたことにより、身近な存在になった。

ちなみに、深圳から広州への移動については、前回、もうひとつのルートである「羅湖-広州東」を紹介しているので、合わせてご参照のこと。 深圳から広州への移動について(羅湖-広州東) | 広東省深圳@老板日記

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深圳から広州への移動 Ⅰ(羅湖-広州東)

gz17 先日、広州の日本領事館に行った時に、久しぶりに、鉄道に乗ったので、深圳-広州間の移動について、語っておこうと思う。(写真は広州東駅前、だいぶ前に撮影)

深圳-広州間は、距離にすれば80-90キロくらいで、日本でいえば、東京から小田原とかに行くような感じかと思う。一般的には、いわゆる「和諧号」という、汽車に乗って行く。

ルートは、以下の二つ。

◯深圳駅(羅湖)-広州東駅・・・「動車」
◯福田駅-広州南駅・・「高鉄」

動車(ドンチェー)」というのは、準高速とも言われ、在来線と新幹線の中間のような鉄道。時速160-180キロくらいで運転して、所要時間は1時間強。メリットとしては、都心から都心を結んでいるので、移動に便利ということ。
高鉄(ガオティエ)」は、いわゆる中国新幹線のことで、深セン広州間は、比較的最近できたばかり。最高時速300キロ強で、40分くらいで結ぶ。ただ、駅が郊外にあって接続が悪い、福田発の便が少ないなどのデメリットも有る。

ここでは、昔からある伝統の「深圳駅(羅湖)-広州東駅」を移動する「動車」について語ってみる。

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広州日本国総領事館でパスポートを更新する


先日、広州までパスポート(护照/フージャオ)の更新に行ってきた。中国に来てから、パスポートの更新は、これで二回目。

まさか、中国で、二回もパスポートを更新するとは、思いもよらなかったが、10年なんてほんとあっという間だ。

羅湖から、動車(和解号)に揺られて一時間余り。「広州東」駅に到着。久しぶりの広州で色々、回ってみたい場所もあるのだが、とりあえず、地下鉄に乗って、広州の日本国総領事館のある「淘金(タオジン)」駅を目指す。

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中国現地採用の憂鬱

「日本に帰るべきか?このまま中国にいるか?」

中国で働いていると、このような悩みは尽きない。特に、自分の意思で中国に来た現地採用の場合、なおさらであろう。

以下の動画は、現地採用の陥りやすい罠とでも言うべき点がよくでていて、面白かった。
これから、中国をはじめ海外で現地採用で働こうとする日本人の若い人は、見ておくべきだろう。

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深圳ソフトウェア産業基地

中国にいると、しばらく行かない場所に、久しぶりに出かけてみると、風景が全く変わっていたりすることは、往々にしてよくある。

ついこの間まで在った建物が忽然と姿を消していたり、逆に、いつの間にか、真新しいビルが立っていたり・・・

先日、久しぶりに南山区に行ったら、イオンもある海岸城の北側も、こんな風景に変わっていた。


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東門町美食街 中国「小吃」の世界


中華料理や飲茶もいいが、たまには、路上で気軽に、ローカルフードを楽しむのもまた面白いかもしれない。

深セン羅湖の繁華街「東門(ドンメン)」の一角に、いわゆる「小吃(シャオチ)」ばかり集めた屋台街があるので、紹介してみたい。「小吃」とは、蒸し物とか、麺類、串といった、小腹がすいたときに食べる、ちょっとした軽食類のことを指す。

早くてお手軽、しかも、一食あたり10元程度(160円)からなので財布にも優しい。安くて美味しい(又便宜又好吃)ローカルフードである。
しかし、安いからといって図に乗って食べていると、腹を壊したり、蕁麻疹が出たりするので、ほどほどにしておくのが無難であろう。

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深センのイオン(永旺)


深センには、日本のスーパー、イオンが進出している。以前は、ジャスコ(吉之島)という名称も使っていたが、最近は、イオン(永旺/ヨンワン)で統一しているようだ。

店内は、明るく広々としており、ひたすら快適。生鮮食料品スーパーを中心として、日用雑貨全般さらには
衣料など幅広く取り揃えている。また、中国人店員がお辞儀したり、妙に礼儀正しかったりするのが、いかにも日系という感じだ。

中国在住の日本人にとって、やはり日系スーパーがあるのは、やはり心強い。以下、深センのイオンについて、紹介してみる。

ちなみに、COCOPARK店は、先日(2017年夏)に閉店したようだ。深センの中心に近いイオンだっただけに、現地の日本人としては、少し残念なところではある。

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日本式ペンホルダーは死んだのか?

ユスンミン(柳承敏)右 2004年アテネオリンピックにて

卓球を再び見るようになって十数年、日本がだんだん、強くなっていくのは嬉しいし、最近は、平野、張本を中心とする若手の伸びが著しく、完全に、中国対日本という図式になってきている。

しかし、一方で、何か足りない。抜け落ちているような気がしないでもない。それは何か?考えてみるに、やはり

ペンホルダー、おらんやん!」なのである。

そう、今の卓球はシェークハンド全盛で、ペンホルダーは絶滅寸前ということだ。

「いや、ペンホルダーいるだろう、例えば、許昕とか。」

まあ確かに、丸型の中国式ペンホルダーは、今も健在だ。現役では、許昕がいるし、その前は、馬琳(マーリン)や、王浩(ワンハオ)なんかがいた。
しかし、自分が言っているのは、角型の日本式ペンホルダーのことだ。日本式と中国式では、形も違うし、裏面を使うか使わないかも違うし、同じペンホルダーとはいえ、似て非なる存在だと思う。

とにかく、あの日本式ペンのラケットを使っている選手を、卓球放送で全く見かけなくなった。最近では、吉田海偉と韓国のユスンミン(柳承敏)くらいしか、記憶にない。現役で使っているのは、自分の知っている範囲では、いない。(自分が知らないだけ?)
ペンホルダー – Wikipedia

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中国オープン 成都  中国男子卓球がボイコット!?


馬龍と劉国梁

世界卓球が終わったと思ったら、ジャパンオープン(東京)、さらには、中国オープン(成都)とこのところ、たて続きに卓球の国際試合が行われている。

今回、日本からは、空前の規模の選手団が派遣されているが、当地では、これを称して「倭寇」と呼ばれ、かなり警戒されているようだ。ネット民からは、「中国選手より多いとはどういうことか。」とか「日本は、そんな金があるのか?」とか、驚きの声も上がっている。

まあ、それは、いいとして、昨日、女子の試合の後、張本と許昕の試合でも見ようかなと思ったら、なかなか始まらないし、台で打ってるのは、欧米と日本の選手だけで、肝心の中国選手が見当たらない。

ネット民のつぶやきを見ると、どうも、馬龍、許昕、樊振东など、中国の男子選手が、試合をボイコット(退赛)してしまったようである。

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スマホ100%依存社会、中国はどこに向かうのか?

昨日、スーパーで、はじめてスマホ払いをした。これまで現金払いで押し通してきたが、なんとなく、周囲の人間がスマホで払っているのに、自分だけ現金というのもなんなので、まあ仕方なくという感じである。

スマホを取り出し、ウィーチャットの画面を開いて、「我(本人)⇒銭包(マイウォレット)⇒付款(クイックペイ)」の順番に開くと、バーコードとQRコードが出てくるので、店員の持っているバーコードリーダーに当ててもらって(もしくは備え付けのセンサーに自分が当てて)、ピッと鳴ったら完了。実に簡単である。

これで、店員から「5毛ないか?」と小銭のおねだりを聞かなくて済むし、偽札さえも、入り込む余地がなくなりつつあるというから、大したものだ。一種の消費革命と言ってもいいのかもしれない。
今の中国は、一事が万事、この調子で、スマホ無しで生活が成り立たなくなりつつある。スマホを使うか使わないかで、生活上の自由度に、大きな差ができてしまうのだ。

周囲がそういう状況なので、自分も、最近、しょうがなく、スマホを使って決済をするようになったが、これが、意外と便利で、今では、アマゾン(亚马孙)でモノを買うときはもちろん、電気代、ガス代といった生活費から昼飯の出前まで、アリペイ(支付宝)とか、ウィーチャット(微信)といった決済サイトである。

また、少額のアルバイト代を払うときも、こういう決済サイトを使うことが増えた。数百元程度であれば、ウィーチャットで十分である。最近では、客からも「ウィーチャットで支払っていいか?」というような依頼を受けることも増えてきた。

このサービス、中国人もそうだが、むしろ、外国人居住者である我々にとって、より便利かと思う。なぜなら、手順さえ覚えておけば、言葉を使わなくとも、すんでしまうからである。

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