カテゴリー別アーカイブ: 中国社会

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最近、日本における中国情報は、格段に増え、毎日、中国のニュースをみかけない日は無いといってもいいくらいです。ここでは、普段、中国で暮らしている経験を交えつつ、より日常にねざした虫の目で、中国社会を見ていきます。

目次

中国人
水と油ほども違うと言われる中国人と日本人。外見は似ているだけに、中国人の行動形式には、戸惑うことも多いはずです。ここでは、自分の中国生活経験を織り交ぜつつ、いわゆる中国人的性格について、考察してみます。

heater「中国人社員も一緒ならいいです」 日中プライバシー(隠私)感覚の違い2016年12月16日
「どうして中国に来たのか?」から始まって「いま、いくつ?」「結婚しているのか?」とか、中国人は、初対面の相手でも、かなり直接的な質問をしてくるので、戸惑うことも多い。日本人と中国人のプライバシー(隠私)の違いについて。
english-name中国人のイングリッシュネーム2016年9月18日
女性ならば、アンジェラ、エミリー、男性ならば、リッキー、マイケルと言う具合に、中国人は、イングリッシュネームをもっていることが多い。普段、それで呼びあうことは無いが、バリバリの東洋人顔で、そんな名前を付けてしまえるだけでもすごいと思ってしまう。
national-day2015 (4)割り勘しない中国人 2015年10月3日
中国で、誰かと食事をした後、誰がその場の勘定をもつかというのは、結構、気になるところである。というのも、彼らは、割り勘(AA制)は、あまりしないし、親しくなればなるほど水臭いといって、割り勘を避ける傾向にあるからである。
against-japan70 (2)いわゆる報・連・相(ほうれんそう)が苦手な中国人とどう向き合うか?2015年9月11日
社内で、部下の中国人に何か頼んでも、なかなかやってくれない。やっても報告がない。レスポンスが遅い。中国で働いている人なら、誰しも、思い当たるかもしれない。いわゆる「報・連・相(ほうれんそう)」が苦手な中国人について。
chinese-women専業主婦を極端に嫌う中国人女性2015年5月14日
中国人女性は結婚をしても、ほとんどの人間が、また職場に復帰する。また共働きが当たり前で、子供を産んだら、親に預けて自分は働きに出るのが一般的。そんな彼女らには、専業主婦などはなから選択肢にないようにも見えるが。
cake自らの欲望に忠実な中国人2014年9月11日
中国人というのは、よきにつけ悪しきにつけ、表現がストレートである。欲しいものはほしいというし、要らないものはいらないと言う。「そんなにはっきりと言わなくても・・」と時々思うが、その分、わかりやすいので、助かるところもある。
cakeどうして、そんなに謝りますか? 中国人の面子とは2011年8月20日
中国人というのは、個人が独特の自尊心を持っており、「的不起(ごめんなさい)」という言葉を彼らの口から聞くことは、ほとんど無い。そんな中国人から見ると、日本人は簡単に「すみません」を連発するので、卑屈すぎる印象を与えるようである。いわゆる中国人の「面子(ミェンズ)」について。


中国社会(不動産、医療、教育など)
民族、言語、習慣、など、何もかもが多様な中国では、日々、問題、軋轢が発生しており、一つの国としてまとまっているのが、不思議なくらいです。ここでは、そのユナイテッド・オブ・チャイナとでも言うべき、多様な中国社会について考察をしていきます。
hospital-bus2健康はお金で買えるか? 中国の医療について2015年9月22日
近年、富裕層を中心として、日本に健康診断にやってくる中国人が増えたと聞く。金で買えるものであれば、モノでもサービスでも何でも買っておきたい彼らにしてみれば、健康診断のために、海を渡ってくるくらい朝飯前なのかもしれない。
wiju-7中国人は何故、持ち家にこだわるのか? ~中国人の不動産信仰について2015年7月30日
年々上昇する、中国の不動産、すでに一般庶民にとって、都市部の不動産は手の届かないレベルに達している。にも関わらず、彼らは、なんとかして自分の家を買ってしまう。中国人にとって、マイホームは絶対で「买房(マイファン)」は結婚の必要条件ともなっているようだ。
hongkong-promise (7)中国の消費者金融市場と「プロミス」について2015年7月19日
最近、中国で消費者金融から電話がかかってくることが多くなった。それだけ、お金を借りたい人が多くなったということであろうが、そういった、状況のなか、日本の消費者金融会社も、中国に進出しはじめているようである。
gaokao (23)中国全土で942万人が「爆」受験 中国のセンターテスト「高考」について2015年6月8日
現代の科挙とも呼ばれる高考(ガオカオ)。「一考定終生(一回のテストで一生が決まる)」という言葉もあるとおり、その点数によって、人生が振り分けられてしまうといってもいい。中国人にとっての人生の一大事、高考(ガオカオ)について。
petit-kojiki「お腹減りました。10元恵んでください」 中国のプチ物乞いビジネスについて2015年4月21日
中国で道を歩いていると、避けては通れないのが物乞いである。これは、中国在住者にとって宿命といっていい。レストランから出てくれば、老人が缶をもって突進してくるし、スタバでコーヒーを飲んでいたら、物乞いが無言でカードを出して圧力をかけてくる。こうなったら、もう相手があきらめるまで、我慢比べである。
xianggang-huigui実は根が深い 香港と中国の確執2015年4月9日
一国二制度という名のもと、香港は、中国大陸と統一されたが、香港人と大陸人の間には、いまだに埋めようがない溝があるらしい。香港人は大陸側に行きたがらないし、両者は、ネット上で罵倒しあい、いがみあっている。そんな中国と香港の確執について。
woju中国のハーゲンダッツはどうして高いのか?2015年3月4日
ミニカップ一個33元(約550円)というぶっちぎりのプライスで、冷凍庫の中に、収まっている中国のハーゲンダッツ。何故、そのような理不尽に高い値段になってしまうのか?中国ハーゲンダッツの謎について。
dog0000愛犬家の夜 中国ペット事情2014年12月13日
中国でも、犬を飼う人が増えてきた。中国人は大人数で集まるのが好きなので、必然的に愛犬家や犬も大所帯にならざるをえない。しかし、それが、付近のマンションで新たな問題を引き起こしているようだ。
school1今どきの中国の子ども2014年12月6日
会社の向いが、お稽古ごとの教室なので、子供が廊下をばたばた走り回るわ、インターフォーンをピッ、ピッと押しまくるわ、とにかく元気なこと、この上ない。中国人のあの大陸的な性格というのは、子供時代に形成されるというのが、よくわかる。
christmas中国とキリスト教2014年10月3日
最近、中国の間で、キリスト教の地下教会に通っている人が、増えているようだ。長年に渡る経済成長で、何でも、カネ、カネという「向銭看」社会になってしまった中国。それだけ、心の拠り所を求めている人間が増えているということなのかもしれない。


サブカルチャー
bilibili-trump中国 動画サイト「ビリビリ(bilibili)」2017年1月7日
最近、ビリビリ(bilibili)という動画サイトの名前を、よく耳にするようになった。しかし、その外観に加え、動画中に弾幕が流れたり、オタク、サブカルチャーに特化した内容など、どうみてもニコニコにしか見えない。そんな中国動画サイト「ビリビリ」について。
otaku死宅、腐女・・・中国人の目に映る、オタク先進国、日本 2016年12月28日
メイドインジャパンは、なにも家電や薬、日本料理だけではない。いわゆる、日本のオタク文化などもまた、れっきとしたメイドインジャパンである。中国人が、オタク先進国、日本を、どう見ているか?ウェブサイトの記事を紹介してみる。


労働環境・ワークライフバランス
youyu中国人とワークライフバランス 2017年1月14日
ワークライフバランスという言葉があるが、中国一般事務員のバランスは、理想的だと言える。彼らに、サービス残業なんてありえないし、有給は必ずとる。日本人にはなんとも羨ましいような労働環境である。
mac-story (16)ブラック化する日本の労働環境を中国人に伝えるのは結構難しい2015年5月23日
ブラック企業、ブラックバイト、最近、日本の労働環境で、聞かない日はないといっていいかもしれない。しかし、そんな日本の労働環境や閉塞感を中国人に話しても、理解するのはなかなか難しいようだ。
mac-story (1)中国のマクドナルドの店員が時給200円でも働ける訳2015年5月18日
中国のマクドナルド、こういったファーストフードの店員の時給は驚くほど安く、大体時給200円程度に押さえられている。物価の高い中国の都市部で生活するのは、一見すると困難に見えるが、彼らは、むしろ嬉々として働いている。それは何故なのか?
nhk-dalian-4NHKスペシャル 人事も経理も中国へ2011年8月18日
グローバル化によって、製造部門だけではなく、経理のような企業の間接部門にまで、アウトソーシングの流れが起こっている。人件費が5分の1、しかも日本語ペラペラで、仕事も日本の若者より熱心な人材が隣国にいる。外注するなというほうが無理だ。


買い物
スマホ100%依存社会、中国はどこに向かうのか?  2017年6月21日
最近の中国人は、財布の中に、ほとんど現金を持たずに歩いているらしい。現金を持たず、スマホを財布代わりに使うのを、かっこいいと思っているところもあるようだ。スマホ依存社会、中国はどこに向かうのか?
waimai-eleme (4)「お腹減った?」 スマホ出前が当たり前となりつつある中国2015年9月14日
最近、お昼に、スマホで出前をとることが増えた。携帯上で、自分の食べたいものを適当に選んで入力し、支付宝などで決済をして、あとは配達が来るのを待つだけ。注文から決済まで、すべてをスマホ上で完結させてしまえるサービスは、今、爆発的に普及している。


爆買い・旅行ブーム
2015年の流行語大賞にまでなった「爆買い」中国人の消費行動は、日本のメディアに、不可解な現象として、驚きを持って紹介されました。ここでは、爆買いと中国人の旅行ムーブメントについて、語ってみます。
japan2015 (201)日本一時帰国 Ⅲ 中国人のいわゆる「爆買い」について2015年2月27日
日本滞在中、案の定というか、どこへ出かけても、中国人観光客に遭遇するということになった。関空は当然として京都駅周辺などは、中国人旅行者に遭遇する確率がかなり高くなっている。「何で中国から帰ってきてまで、中国語聞かにゃーいかんのだ!」という感じだが、これも時代の流れなんだろう。
beibaozu賢いのか馬鹿なのか分からない中国人観光客 2015年3月1日
中国人というのは、欲しい商品を安く買うためにアレコレ算段をつけるのは上手であるが、その商品が本当に必要なモノかどうか深く考えず、無駄使いをして損していることも多いようだ。そんな彼らの消費行動は、時として、賢いのか?馬鹿なのか?わからなくなることがある。
yinlian社員旅行で日本へ2014年10月30日
最近、自分の周りで、日本に旅行へ行って来たという中国人が増えてきた。
しかも、よくある団体旅行で、お決まりのコースを回るのではなく、自由旅行も増えているようだ。
people-dance2オーストラリア旅行 どこへ行っても中国人が2015年9月6日
知り合いの中国人がオーストラリアに旅行に行ってきたが、どこへ行っても、中国人の店員が必ず一人はいるので、英語を使う必要がほとんどなかったらしい。地球上どこへ行っても、中国人が必ずいて、中国語が通じてしまうような状況。嬉しいような悲しいような。


【偽物・コピー】
偽札、偽ブランドといったものをはじめとして、とにかく、中国には、ニセモノが溢れています。ニセモノ大国中国の実像を追いかけます。
nisemono-lee7いわゆるブルースリーの店についての考察2015年6月19日
街中でよく見かける、ブルースリーらしきキャラクター。リアルカンフー(真巧夫)という中華ファーストフード店のものであるが、例の黄色のつなぎも着てるし、誰がどう見ても、ブルースリー以外には見えないのだが、問題ないのだろうか?
shinchan1クレヨンしんちゃん訴訟にみる中国の著作権・商標権について2015年6月16日
偽物といっても、たわいの無いモノであれば、別に構わないが、実際に、本家に無断で使用して、莫大な利益を上げているとなれば話は別。クレヨンしんちゃん(蜡笔小新)の訴訟は、まさに、そのような事例である。
nisemono-kentucky似て非なるもの 中国の「偽」ファーストフード2015年6月15日
ニセモノ、それは中国の永遠のテーマ。中国というのは、とにかく、何か流行っている店があれば、それにソックリな店が、すぐに登場したりする。商店名から、企業のロゴ、内外装、メニュー、店員の制服に至るまで、とにかく、徹底して真似るのが特徴で、よく見ると劣化していたりする。
20yuan「偽」人民元2015年3月29日
ニセモノ大国中国。中でも究極のニセモノといえば、やはり偽札であろう。以前、近くのウォルマート(沃尔玛)で20元札を受取拒否されたことがあるが、さすがは百戦錬磨のウォルマートの店員だ。言われてみれば、この20元札は、偽の胡散臭さで満ち溢れている。
vista中国電子街で偽Windows発見2007年5月1日
中国ではタテマエ上は無いはずのものが、実際には存在することはままある。売春しかり、偽札しかり。これなどもその内の一つなのかもしれない。偽ウィンドウズ・ビスタ。先日、世界70カ国で同時発売されたが、その盗版(海賊版)が実は中国で先行発売!?されているらしい。確認のため、日曜日うちの近所にある華強北に行ってきた。

【環境汚染】
PM2.5をはじめとして、近年、中国の汚染は、深刻の度をましています。ここでは、ドキュメント「穹顶之下 under the dome」を通じて、中国の環境汚染について考察します。
under the dome穹顶之下 under the domeを見てみた Ⅰ2015年3月19日
PM2.5をはじめとして、近年、中国の汚染は、深刻の度をましています。
ここでは、ドキュメント「穹顶之下 under the dome」を通じて、中国の環境汚染について考察します。
chaijing穹顶之下 under the domeを見てみた Ⅱ2015年3月22日
前回の続き。この穹顶之下under the domeですが、内容面もさることながら、政治の場面に反映させるべく全人代の直前に公開するなど、プロモーションもかなり戦略的のようです。
under the dome (198)穹顶之下 under the domeを見てみた Ⅲ2015年3月27日
前回の続き。環保、環保と念仏のように唱えてみたところで、所詮、絵に描いた餅。結局、誰だって損はしたくないわけです。では、そうやって環境無視、経済優先でやってきた結果、実際のところ、生産現場は、どのようになっているのか?河北省の鉄鋼市場へ、それを確かめに行きます。


人物・ジェネレーション
中国の人物に焦点をあわせて、語ってみます。
liuxiang劉翔について2015年4月10日
劉翔が引退したみたいですね。最近、彼の広告も見なくなって久しいので「そういえば、そんな人がいたなあ」くらいにしか思わないのですが、でもやはり一つの時代が終わった感じがする中国人も多いかもしれません。
leijun2小米 雷軍氏について 2015年1月9日
中国に「小米(シャオミー)」という携帯のブランドがある。世界市場のシェアでも、サムスン、アップルに次ぐ三位と、徐々に存在感を高めているが、この小米を率いているのが、雷軍(レイ・ジュン)という人で、中国ではカリスマ的な存在となっているようだ。
hanhanNHKクロ現 韓寒インタビュー 80后~中国の新人類2011年7月30日
団塊世代、氷河期世代、など日本に世代論があるように、中国にも、80後、90後などの世代がある。そういった若い世代の旗手とも呼ばれる、作家「韓寒」のインタビューを通じて、中国の新人類80後の考え方について、探ってみる。


日本と中国
近年、日中関係はあまりよくないと言われていますが、水面下では、むしろ、人的交流は増えています。ここでは、単なる日中関係というよりは、中国から見た日本、日本から見た中国というような、お互いのイメージ的なものについて、取り上げてます。
national-day2015 (3)もう一つの中国 中国人就学生について 2015年10月7日
就学生というのは、表向きは技能実習であるが、実質的には、体のいい低賃金外国人出稼ぎ労働者のことである。彼らは日本へきても、ほとんど、外界と接触することも無く、200-300円/時間といった低賃金で働くだけの毎日を過ごす。最初に、仲介業者への借金を背負っているので、返済のため、薄給で長時間労働するしかないのだ。中国人就学生という存在について。
demo2012 (2)中国人の反日感情はどこにあるのか?2015年8月24日
メディアの報道によれば、中国の対日感情というのは、やはり悪いようだ。ただ個人的には、これまで10年以上、中国に住んでいるが、日本人であることで、不利益を受けたり悪口を言われたことは一度たりともない。中国人の反日感情は、どこにあるのか?


アメイジング・チャイナ
日々、何が起こるのかが、わからないのが中国。ここでは、写真を素材にして、中国を見つめます。
dingzihu-50钉子户 抵抗する中国人2016年10月21日
中国には、そもそも個人が土地を私有する権利がない。したがって、自分の住んでいる土地が、区画整理の対象になれば、出ていかなければならないはずである。しかし、住み慣れた場所に愛着があるのも道理で、なかには、立ち退きに抵抗する人間もいる。そんな抵抗する中国人「钉子户(ディンズフ)」について。
blackhole-35チャイナ・ブラックホール2016年10月2日
日々、どこかで、何かが起こる中国。こんなに国土が広く、人口が多ければ、当たり前であるが、とにかく、中国にアクシデントはつきものである。例えば、陥没事故。百度で検索すると、結構、ゴロゴロ、こういう写真が出てくるので、そんなに珍しいことでもなさそうである。

深センのバス 電気バス(EV)に完全移行中


最近、年を取ったせいか、中国の速度についていくのが、大変になっている。スマート化(智能化)もそうだが、エコ化もかなり進行中である。

例えば、最近バスに乗ることが少なくなったので気がつかなかったが、深センのバスは、いつのまにか、ほとんどが電気バス(EV)に変わってしまったようだ。

予定では、年末までに、市内のバス1万8000台が完全にEV化、さらに、タクシーのほうも、20年までに完全EV化されるのだという。

そういえば、最近、停車中のバスが吐き出す排ガスにむせながら、交差点を渡ることがなくなったが、なるほど、そういうことだったのかと納得。

中国では渋滞したときに、排出される排気ガスも格別だったが、それがゼロになれば、画期的であることは言うまでもない。大気汚染が待ったなしの中国では、EVへの移行は、やはり不可避といえるのかもしれない。

写真は、深センBYD社製の電気バス「K8」 外見は、今までのバスと全く同じ。ただ、車内は心なしか静かにはなっているようだ。

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スマホ100%依存社会、中国はどこに向かうのか?

昨日、スーパーで、はじめてスマホ払いをした。これまで現金払いで押し通してきたが、なんとなく、周囲の人間がスマホで払っているのに、自分だけ現金というのもなんなので、まあ仕方なくという感じである。

スマホを取り出し、ウィーチャットの画面を開いて、「我(本人)⇒銭包(マイウォレット)⇒付款(クイックペイ)」の順番に開くと、バーコードとQRコードが出てくるので、店員の持っているバーコードリーダーに当ててもらって(もしくは備え付けのセンサーに自分が当てて)、ピッと鳴ったら完了。実に簡単である。

これで、店員から「5毛ないか?」と小銭のおねだりを聞かなくて済むし、偽札さえも、入り込む余地がなくなりつつあるというから、大したものだ。一種の消費革命と言ってもいいのかもしれない。
今の中国は、一事が万事、この調子で、スマホ無しで生活が成り立たなくなりつつある。スマホを使うか使わないかで、生活上の自由度に、大きな差ができてしまうのだ。

周囲がそういう状況なので、自分も、最近、しょうがなく、スマホを使って決済をするようになったが、これが、意外と便利で、今では、アマゾン(亚马孙)でモノを買うときはもちろん、電気代、ガス代といった生活費から昼飯の出前まで、アリペイ(支付宝)とか、ウィーチャット(微信)といった決済サイトである。

また、少額のアルバイト代を払うときも、こういう決済サイトを使うことが増えた。数百元程度であれば、ウィーチャットで十分である。最近では、客からも「ウィーチャットで支払っていいか?」というような依頼を受けることも増えてきた。

このサービス、中国人もそうだが、むしろ、外国人居住者である我々にとって、より便利かと思う。なぜなら、手順さえ覚えておけば、言葉を使わなくとも、すんでしまうからである。

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中国人とワークライフバランス

youyu 年年有魚

旧正月(春節)が近づいてきた。

今年は、正月が早いので(1月28日が元旦)スーパーなどでも、すでに正月の飾り付けグッズで真っ赤っ赤である。

うちの中国人講師たちも、そろそろ、田舎に帰る準備を初めているようだ。帰るのは、湖南や湖北、江西といった中国南部が多いが、そのあたりだと汽車で10時間以上、中国新幹線(高鉄)でも3-4時間くらいは、かかるようだ。国土が広大な中国では、このくらいの移動は当たり前らしい。

しかし、春節中は、チケットを取るのが、かなり困難のようで、国家が規定する春節休みにドンピシャの日程だと、チケットが売り出されて、五秒後には、空席がなくなるとのことである。まさに中国語でいうところの「秒杀(ミャオシャー)」である。

その為、多くの中国人たちは、希望の日程より、少しずらして休みを取るようだ。また本人の代わりにチケットを取る代行業者もいて、その業者に頼むと、いくらかの手数料を支払わねばならないが、自分でチケットを取るより、効率は良いのだそうである。

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中国 動画サイト「ビリビリ(bilibili)」

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ここ最近、在中日本人や中国人の間で、ビリビリ (bilibili)という名前の動画サイトを、よく耳にするようになった。

ぱっとみ、どこからどうみても、ニコニコ動画を真似したとしたか思えない外観に加え、内容的にもアニメの二次創作や、「◯◯してみた」などのコンテンツ、さらにはライブ実況や、よくわからないイベントなど、完全に、オタクや萌えといった、サブカルチャーに特化した動画サイトのようである。というか、なにより弾幕が流れるところなど、ニコニコそのものである。

日本人の大人が見て、面白いと思える動画があるかどうかは、かなり微妙であるが、弾幕を眺めているだけでも、中国人の反応が面白かったりする。

今回は、このビリビリ動画について紹介してみる。

注:最近になって、このビリビリに規制がかかりだした模様だ。中国人の話によれば、日本の最近のTVドラマや、アメリカや韓国の海外ドラマなど、全部、見れなくなってしまったようである。まあ、版権の問題や中国側の検閲の問題もあるだろうから、そのうち何らかの規制がかかるだろうとは、思ってはいたが、結構、早かった。ただ、最近は、中国人も、ほとんど、VPNを使っているようなので、ビリビリが見れなくなっても、別に構わないと思うのであるが、彼らから言わせると、VPNだと回線が不安定だし有料なので、やはりできれば、国内の回線で普通に見たいのだそうだ。

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中国人は「オタク先進国」日本をどう見ているのか? 

メイドインジャパンは、なにも家電や薬、日本料理だけではない。いわゆる、日本のオタク文化などもまた、れっきとしたメイドインジャパンである。

中でも日本の漫画、アニメというのは、中国サブカルチャーでも、もはや欠かせない存在であり、「漫画」「動漫」(動く漫画)として、一つのジャンルを確立している。

また日本のアニメや漫画が浸透するにしたがって、いわゆる、御宅族と呼ばれる集団も、日々量産されているようである。

中国では、オタクの男は宅男(ジャイナン)、女は宅女(ジャイニュ)と呼ぶようだ。やはり、多少は、蔑視するニュアンスはあるだろう。さらに、かなりディープなオタクのことを、死宅(スーザイ)と呼ぶこともあるようだ。

今回は、中国人が、オタク先進国、日本を、どう見ているか?ウェブサイトの記事を紹介してみる。

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「中国人社員も一緒ならいいです」 日中プライバシー(隠私)感覚の違い

heater

広東省は、このところ、冬とも夏ともつかない気候が続いている。
一昨日は、日中27度にも達し「12月にクーラー?」と思いつつ、スイッチを押してしまったが、今日の朝は一転して肌寒く、電気ストーブを入れるような感じ。
といっても、十度を切らない程度なので、たいした寒さではないのであるが、いかんせん広東省の暖房器具は貧弱なので、日本よりも寒く感じてしまう。

さて、もう十年近く前の話になるが、以前、まだ自分が、会社勤務していた頃、こういうことがあった。

会社が、ある日本人向けの雑誌に広告を出すことになり「日本人社員の顔写真を広告に出したいので、これからいっしょに写真をとりましょう。」という話になった。

その会社は、日系ではなく中国ローカルの会社だったので、「自分の会社に、日本人の窓口担当がいますよーー。」というのをアピールしておきたいということなのだろう。まあ、担当が中国人だと、日系企業からコンタクトされないので、理解はできるし、よくある話である。
有り体に言えば、日本人を広告塔として利用したいということであるが、そもそも、そのために、わざわざ金のかかる日本人を雇っているということもある。

当時、会社には私を含めて日本人は3人いて、自分は、日本人的には抵抗を感じないわけではなかったが、これも中国系の会社に勤務した因果だとあきらめていたのと、ある地域限定の雑誌だからまあいいのではという感じで「とりあえず、日本人3人一緒であれば・・・」ということで応諾した。(別に、特段、自分の顔に自信があったわけでもない。)

中国人老板も、それで了解した。

しかし、ここで問題が発生する。

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钉子户 抵抗する中国人

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まさに崖っぷち

中国には、そもそも、個人が土地を私有する権利というものがない。したがって、基本的に、自分の住んでいる土地が、区画整理の対象になって、「出て行ってくれ」といわれれば出ていかなければならないはずである。

しかし、そうは言っても、やはり人間であるから、自分の住んでいる場所には、愛着があるのも道理で、なかには、最後まで、立ち退きを拒否する人間もいたりする。いわゆる「钉子户(ディンズフ)」という人たちがそれで、钉子は、釘(くぎ)のことであるから、打ち付けられた釘のごとく、立ち退かないということのようである。

そういえば、日本のバブル時代、地上げ屋が跋扈していた時、同じような話があったが、中国の場合も、それなりにドラマチックなようである。

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チャイナ・ブラックホール

blackhole-35 
中国の穴

日々、どこかで、何かが起こる中国。

こんなに国土が広く、人口が多ければ、当たり前であるが、とにかく、中国にアクシデントはつきものである。

ブログの記事を書くとき、ローカルサイトを参照していると、いろいろな写真が出てくるが、今回、その中から、以下のようなものを紹介してみることにする。

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中国人のイングリッシュネーム

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深センの散髪屋の広告

中国で生活していると、日本人にとって不思議に感じることは尽きない。
「どうして、中国の男は角刈りばかりなのか?」
「女の子同士、どうして腕を組んで歩くのか?」
「掃除係のおばちゃんは、人が飯を食っているときに、どうしてわざわざテーブルの下を掃除しようとするのか?」などなど・・・・

 その中のひとつに、「どうして中国人は、イングリッシュネームをつけるのか?」と言うことがある。

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もう一つの中国 中国人就学生について 

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国慶節も終了

先日、うちの中国人講師の一人が、留学の為、日本へと旅立っていった。

うちに来る講師ほ、大抵日本語は問題なく話せるが、それでも、日本に留学する人間というのは、少数派であり、ほとんどは、年頃になったら中国で所帯をもつ人が多い。特に女性の場合は、留学してから中国に戻ってくると、場合によっては、婚期を逃すリスクもあるから、なおさらである。

こういった留学生というのは、まずは日本語学校で一定期間、日本語の習得をした後、日本語のレベルに応じて、行ける大学に編入されるのであるが、中国人が、旅行以外の目的で日本へ行くのは、実はかなり厳しく、財産証明等、とにかく提出しなければならない証書が多く、大変だったようである。

まあ、どこまで続くかわからないが、本人には、がんばっていただきたいものである。

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割り勘しない中国人 

national-day2015 (4) 
1香港ドル=0.826人民元(羅湖イミグレにて)

さて、中国は、国慶節の一週間休みに入っている。

今日は、久しぶりに香港にでも出てみようと思って、イミグレまで行ってみたが、とんでもない人の数に圧倒されて、すごすごと自宅に戻ってきた。あれでは、イミグレを越えるだけで、1時間以上は確実にかかってしまうし、香港に入るだけで、体力を消耗してしまっては元も子もない。
今年は、中国人観光客が、海外に流れるので、香港へ行く中国人は少ないという風に聞いていたが、それは爆買いをするような中国人のことであって、一般の中国人にとっては、あまり関係ないようである。

実は、国慶節期間中に、中国国内を移動するのは、あまりお薦めではない、というか、出来れば、やめたほうがいい。どこへ行っても、人だらけで、もみくちゃにされてしまう危険性があるからである。人ごみが嫌いな人間にとっては、まさに悪夢のような一週間である。

おかげで、こちらは、イミグレまで行って帰ってきただけで、汗だくになって、おまけに風邪までひいてしまった。というわけで、国慶節は、何もしないでブログでも書くのが関の山となりそうである。

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健康はお金で買えるか? 中国の医療について

hospital-bus2

中国に初めて来て驚いたもののひとつが、病院の広告である。

エレベーターの中やバスの車体広告等、いろいろなところで見かけるが、美容整形とかではなく、ごく普通の病院が、広告をだすというのは、やはり違和感がある。
広告を打つということは、つまり各病院が、独自で営利を出す必要があるということだろうが、それって医療行為が単なるサービスの提供、つまりビジネスに堕する危険性はないのだろうか?

深センのバスの車体広告(写真)

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「お腹減った?」 スマホ出前が当たり前となりつつある中国

waimai-eleme (4) 

ここ最近、街でやたらと目につくものがこれ。

実はこれ「饿了么?(アーラマ)」(直訳すると「お腹減った?」)という、スマートフォンで、出前(外卖/ワイマイ)ができるサイトの広告である。

日本語にするとちょっと変な感じであるが、こういったスマホ出前なるものが、今、爆発的な広がりをみせている。


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いわゆる報・連・相(ほうれんそう)が苦手な中国人とどう向き合うか?

against-japan70 (2)
抗日戦勝70周年記念のポスター

さて、9月3日の抗日戦勝記念日も、何ということもなく、あっけなく過ぎさってしまった。
あまりにあっけなすぎて肩透かしのような感じがしないでもないが、今の中国は、自国の経済のことで精いっぱいで、はっきりいって抗日どころではないのかもしれない。また、先日の安倍談話の内容が無難であったということもある。

まあ、そういった政治的なことはさておき、中国人というのは、普通につきあったりする分には、割と面白い人たちである。一旦、友人関係になると、結構、いういろ親身になって世話を焼いてくれたりもする。
しかし、単なる友人ではなく、彼らと会社で一緒に仕事をしなければならない場合、途端に、扱いずらい隣人となってしまうことはよくあることは確かである。

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地球上どこへ行っても中国人が

people-dance2

うちの会社の中国人が、先日オーストラリア(澳大利亚)に、一ヶ月ほど、友人の家にステイしながら、オーストラリア各地を旅行したらしい。

彼女の話によれば、オーストラリアは、どこへ行っても、中国人の店員が必ず一人はいるので、英語を使う必要がほとんどなかったそうである。特に、広東人が多く、広東語が結構、幅を利かせているのだとか。

オーストラリアといっても、たかが2000万人程度の人口しかないから、中国人の一部分が来ただけでそうなってしまうのは、仕方ないだろう。昨今の旅行ブームもあって、地球上どこへ行っても、中国人がいて、中国語が通じてしまうような状況となると、そんな状況で旅行に行って、日常の延長になってしまわないのだろうか?全く、うらやましいような、うらやましくないような感じではある。

夜遅くまでダンスに興じる深センの中国人(写真)

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