中国社会」カテゴリーアーカイブ

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最近、日本における中国情報は、格段に増え、毎日、中国のニュースをみかけない日は無いといってもいいくらいです。ここでは、普段、中国で暮らしている経験を交えつつ、より日常にねざした虫の目で、中国社会を見ていきます。
【目次】

「お腹減った?」 スマホ出前が当たり前となりつつある中国

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ここ最近、街でやたらと目につくものがこれ。

実はこれ「饿了么?(アーラマ)」(直訳すると「お腹減った?」)という、スマートフォンで、出前(外卖/ワイマイ)ができるサイトの広告である。

日本語にするとちょっと変な感じであるが、こういったスマホ出前なるものが、今、爆発的な広がりをみせている。


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いわゆる報・連・相(ほうれんそう)が苦手な中国人とどう向き合うか?

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抗日戦勝70周年記念のポスター

さて、9月3日の抗日戦勝記念日も、何ということもなく、あっけなく過ぎさってしまった。
あまりにあっけなすぎて肩透かしのような感じがしないでもないが、今の中国は、自国の経済のことで精いっぱいで、はっきりいって抗日どころではないのかもしれない。また、先日の安倍談話の内容が無難であったということもある。

まあ、そういった政治的なことはさておき、中国人というのは、普通につきあったりする分には、割と面白い人たちである。一旦、友人関係になると、結構、いういろ親身になって世話を焼いてくれたりもする。
しかし、単なる友人ではなく、彼らと会社で一緒に仕事をしなければならない場合、途端に、扱いずらい隣人となってしまうことはよくあることは確かである。

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地球上どこへ行っても中国人が

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うちの会社の中国人が、先日オーストラリア(澳大利亚)に、一ヶ月ほど、友人の家にステイしながら、オーストラリア各地を旅行したらしい。

彼女の話によれば、オーストラリアは、どこへ行っても、中国人の店員が必ず一人はいるので、英語を使う必要がほとんどなかったそうである。特に、広東人が多く、広東語が結構、幅を利かせているのだとか。

オーストラリアといっても、たかが2000万人程度の人口しかないから、中国人の一部分が来ただけでそうなってしまうのは、仕方ないだろう。昨今の旅行ブームもあって、地球上どこへ行っても、中国人がいて、中国語が通じてしまうような状況となると、そんな状況で旅行に行って、日常の延長になってしまわないのだろうか?全く、うらやましいような、うらやましくないような感じではある。

夜遅くまでダンスに興じる深センの中国人(写真)

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中国人の反日感情はどこにあるのか?

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今年は、抗日戦勝70周年記念とかで、9月3日がお休みになるということで、少々、気になるところ。毎年、8月から9月は、そういう機運が高まる時期なので、在中日本人にとっては複雑であるが、まあやり過ごすしかない。

ただ、不思議であるのは、普段中国で生活をしている分には、一般の中国人の反日感情というのは、ほとんど、見えないということなのである。

写真は、2012年秋反日デモ

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中国東北料理と東北人気質について

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レストランにて、こんな一幕も

中国東北料理の定番「東北人」の羅湖店が引越ししたようである。移転先は「茂業百貨(地下に吉野家のあるビル)」の隣りで、うちの会社のすぐ近所である。

中華料理もいろいろあるが、ここは正統派の東北料理が食べられえる店として人気がある。日本人にも、結構、相性がいいし、値段も割とリーズナブル(一人頭60-120元)で、自分は人と食事をするときとかに、たまに使っている。
東北人のホームページ ホームページの絵柄が独特

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中国人は何故、持ち家にこだわるのか? ~中国人の不動産信仰について

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うちの会社の中国人が結婚して家を買ったらしい。

聞けば、深センの少し郊外の中古物件(二手房)で、頭金が30%、あとは20年ローンで返済していくのだそうだ。1平米2万元(35万円)くらいの物件らしいが、それでも深センでは安いそうで、都心で新築だと同じような物件でも、もっと高いのだそうだ。

今までこういうパターンを何度となくみて来たが、とにかく彼らは、持ち家にこだわるし、結婚したらすぐに購入する。しかも、不思議なのは、彼らのサラリーでは、到底手が出ないものでも買ってしまうということである。

(冒頭写真)ドラマ「蜗居」より
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中国の消費者金融市場と「プロミス」について

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さて中国市場の方ですが、政府のなりふり構わぬ株価対策によって、一応、落ち着きを取戻しつつあるようです。

日本では「中国バブル崩壊か?」「何故、三週間で30%も下落?」みたいな論調で書かれていますが、日頃の中国人の行動パターンをみていれば、別に不思議でも何でもありません。
バスや地下鉄では我先へと席に着こうとする、目的地につけば我先に出ようとする。いったんトレンドができると、彼らはとにかく我先にと入口、出口に向かうという性質があるので、一方的になりやすい、タダそれだけのことです。
また、市場の機能をゆがめる云々ということで批判を浴びていますが、まあ、有る程度は、しょうがないんじゃないでしょうか。あのまま黙って見ているわけには行かないでしょう。何もしなければ、行き着くところまでいっていたと思います。市場規模こそ大きいものの、まだまだローカル市場なのです。
中国人に聞いてみると、やはり周囲の友人(20代くらい)も、結構、金を借りて信用取引をしているみたいで、先日の下落で、損失あるいは含み益、すべて吹き飛ばしたみたいです。

今回の暴落は、やはりお金を借りて行う信用取引によるところが大きいでしょう。自分のところにも、どこから情報を仕入れているのかしりませんが、たまに貸金業者(貸款)から電話がかかってきます。

今回は、中国の消費者金融について書いてみます。

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クレヨンしんちゃん訴訟にみる中国の著作権・商標権について

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偽物と言っても前回紹介したような、たわいの無いモノであれば、別に構わないのでしょうが、実際に、本家に無断で使用して、莫大な利益を上げ、恩恵に浴しているとなれば話は別です。

日本でも一時、話題になっていたと思いますがクレヨンしんちゃん(蜡笔小新)の訴訟は、まさに、そのような事例でしょう。

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似て非なるもの 中国の「偽」ファーストフード

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ニセモノ、それは中国の永遠のテーマ。

中国というのは、とにかく、何か流行っている店があれば、それにソックリな店が、すぐに登場したりします。商店名から、企業のロゴ、内外装、メニュー、店員の制服に至るまで、とにかく、徹底して真似をするのが特徴で、でも、よく見ると劣化していたりします。
しかも、コソコソ営業するようなこともなく、大胆にも本家の隣りで営業を開始したりします。また、周囲の中国人をそれをトヤカクとがめることもありません。

例えば、以下のものなどはどうでしょうか?

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ブラック化する日本の労働環境を中国人に伝えるのは結構難しい

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最近、ネットのニュースでブラックバイトという言葉を見かけるようになりましたが、ちょっと違和感のある言葉です。
「所詮バイトなんだから、いやだったら、やめりゃいいやん!そのためのバイトなんだから。」と思いましたが、実際のところ、やめるにやめられないみたいですね。

学生を苦しめる「ブラックバイト」の悲惨|ニュース3面鏡|ダイヤモンド・オンライン

また、最近の大学生は、親の仕送り額が、どんどん減り続けているようで、そういう厳しい日本の経済状況も影響しているのかもしれません。

で、こういった日本の閉塞感やブラック化する労働現場というものを、たまに中国人に話したりするんですが、なかなか理解するのが難しいようです。

写真、中国マクドナルドの動画より

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中国のマクドナルドの店員が時給200円でも働ける訳

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マクドナルド(麦当劳)店内の動画より

先日、ファーストフード店の労働者たちが「時給1500円デモ」なるものを行ったとかで、すこし話題になってました。
時給1500円デモ、要求水準は高過ぎるのか? (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

しかし、ここ中国では、ファーストフードの店員が、デモを起こしたというのは聞いたことがありませんし、そのような様子も見えません。

では、彼らはいったい、いくらくらいで働いているのでしょう?

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専業主婦を極端に嫌う中国人女性

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先日ある中国人講師が「今週末は、大連に行きますので、授業はできない。」というので「何で大連なんかに?」と聞けば「今度、結婚しますので」と言う。

しかし、当人は、半年前までは「彼氏がいない」とかなんとか言って、ブーたれていたのであるが、もう「この度、結婚うんうん」であるから、かなり急展開である。「一体いつの間に?」と言う感じであるが、聞けば同じ職場の男性だという。

そういえば、最近、髪型を換えたり、メガネをコンタクトレンズにしたりと、微妙に雰囲気が変わっていたので「イメージチェンジかな?」位には思っていたが、イメチェンどころの話ではなかったのだ。

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「お腹減りました。10元恵んでください」 中国のプチ物乞いビジネスについて

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中国で道を歩いていると、避けては通れないのが物乞いである。これは、中国に住んでいる者にとっては、宿命と言っていいだろう。
レストランから出てくれば、老人が缶をもって突進してくるし、スタバでコーヒーを飲んでいたら、物乞いが無言でクレクレカードを突き出してきて、プレッシャーをかけてくる。こうなったら、もう相手があきらめるまで、我慢比べである。
しかも、中国の物乞いというのは、総じてアグレッシブで、「恵んでくれないお前たちの方が悪いのだ」といわんばかりで、確信性に満ち溢れているので性(タチ)が悪い。どうしたら、あんなにずーずーしくなれるのか不思議である。

(写真)英語で物乞いをする国際派も登場?
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