カテゴリー別アーカイブ: ローカルフード

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レストラン、中華ファーストフード、飲茶と中国の食は、バラエティ豊富で語りつくせない魅力があります。ここでは、中国深圳に住んでいる自分が食べてきたものを、少し紹介してみます。中国の食文化の一端を感じていただければ幸いです。

目次(時系列)

中国式しゃぶしゃぶ「火鍋」に挑戦

この一週間、広東省も急に冷え込み、やっと冬らしくなってきた。

今週から、電熱器を出しているが、先日まで、昼間、クーラーを入れていたことを考えると、毎度ながら、ここの気候には慣れない。

まあ、それはいいとして、冬といえば、やはり鍋物だろう。個人的には、中国の鍋物はあまり好きではないが、それでも寒くなると、鍋でも食べようかという気も起こってくる。

中国の鍋は「火鍋(ほうごう)」といい、さながら中国式しゃぶしゃぶといったところだが、日本のものに比べると、ダシは濃厚で、具材はバラエティがある(というか何でもあり)という印象がある。

先日、お客さんに誘われて、火鍋の有名店「海底捞(ハイディーラオ)」に行く機会があったので、今更かとは思うが、そのときの様子をちょっと紹介してみよう。

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中国の冬の味覚、麻辣烫(まーらーたん)

広東省深センは、このところ、厳しい寒さが続いている。

朝方、最低気温5度近くまで下がると、暖房施設が貧弱な広東省だと、さすがにこたえる。この寒さの中、オフィスに暖房がなく震えながら仕事をしている職場もあると聞くが、まあ、あと一、二週間の辛抱といったところだろう。

こういう寒い日は、やはり鍋物に限るが、火鍋は、頭数がそろわないと、難しいので、お手軽にとはなりにくい。とすれば、麻辣烫(まーらーたん)なんか、いいかもしれない。

麻辣烫(まーらーたん)というのは、辛くてしびれるようなスープの中に、お好みの具材を入れて食べるもので、一種の「お好み鍋」的、要素がある。まあ中国の冬の味覚の一つといえるだろう。

ただ、一口に、麻辣烫といっても、最近ではイロイロな様式の店があるようで、先日、COCOPARKに立ち寄ったときに、ちょっと、小洒落た感じの麻辣烫屋を発見したので、紹介してみたい。

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中国でベトナム料理(越南料理)を食べる

中国でも、近年、手頃な価格でエスニック料理が食べられるようになってきた。インド料理、ベトナム料理、タイ料理あたりは、かなり本場に近いものが食べられる。

中でも、ベトナム料理(越南料理)は、中華料理と対照的に、味があっさりしており、日本人にとって馴染みやすいかもしれない。

以下で紹介する店は、以前、羅湖にあったときに、たまに利用していたが、その後、土地の再開発で店が消えてしまい、どうなったのだろうかと、ネットで検索したところ、福田のほうで、復活していると聞き、久しぶりに訪れてみることにした。

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中国のダンキンドーナツは、その後どうなったのか?


中国でも、最近は、洋食から和食、エスニック、と、大抵のものは食べられるようになってきた。
ただ、それでも、日本にいるときと、全く同じというわけにはいかない。ドーナツ(甜甜圈、多拿滋)なんかもそのひとつだろう。

別にドーナツがないと困るというわけではないが、それでも、なんとなく、たまに食いたいなと思う時がある。学校や仕事の帰り道、ミスタードーナツで、買ったばかりの本を片手に、フレンチクルーラーをほうばりつつ、コーヒーを飲む至福のひととき。しかし、中国にはこういった楽しみがないが無い(というか、ドーナツ以前に、日本語の本屋も無いが)

ちなみに、以前、深センに、ダンキンドーナッツ(唐恩都乐)がオープンしたことがあった。確か、2009-10年頃、東門に店舗を発見し「おっ、こんなところに、ダンキンあるやん!」と思って立ち寄ったのだ。

ちょうど開店セールの真っ最中で、女子店員から「日本の群馬県のホテルで働いていたことがありまして・・・」などと日本語で声をかけられるサプライズもあったりした。

その後、ダンキンドーナツは、何回かは店に行ったものの、家が離れてしまったこともあり、疎遠になってしまった。最近、ふと「そういえば、ダンキン、どうなっているのかな?」と思い、調べてみた。

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中国の社員食堂風めし屋「家楽縁」

最近、中国も物価が上がって、かつてのように、なんでもかんでも安くはなくなった。

とはいえ、何事もピンキリなのが中国で、10元で飯が食える場所も、探せばいくらでもある。

例えば、自選式快餐

並べてある惣菜の中から、自分で選んで、皿に盛り付けてもらい、最後にお金を払うという、日本でいえば、学生食堂や社員食堂みたいな感じの食堂である。とにかく、早くて安いのが特徴で、通常は、だいたい10数元で収まるし、場合によっては5元、理論上?は、2-3元(35-50円)も可能と思われる。(あまり見たことはないが)

道理で、中国では、餓えて死ぬ人がいないはずである。それを確かめられる?だけでも、入ってみる価値はありそうだ。

ちなみに、この社員食堂風めし屋は、別段、珍しい存在ではなく、中国の街角のどこにでもある。とはいえ、大抵の場合「安かろう、まずかろう」で、衛生上、疑問符がつくところも多い。

お薦めなのが「家楽縁(じゃーらーゆぇん)」という、台湾資本のチェーン店。味はソコソコであるが、とにかく、ガッツリ食って、腹がいっぱいになれば、それでいいという人は、いいかもしれない。

もう随分と行ってないが、以下、以前に立ち寄ったときの写真を元に、ざっくりと語ってみる。

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「木桶飯」 中国のローカルめし屋 

中華レストランとかではなく、もっとカジュアルな、そのへんにあるローカルのめし屋に、ふらっと入って食べてみるのも、中国生活ならではの醍醐味といっていいだろう。

例えば「木桶飯(むーとんふぁん)」なんか、いかにも中国な感じでいいかもしれない。木桶飯とは、文字通り、木の桶に、ご飯とおかずが盛られているもので、見た目にもインパクトがあるし、中国のローカル飯の代表選手といってもいいだろう。

ただ、中国のローカル飯は、油が多すぎたり、味付けがコすぎたり、辛すぎたりと、なかなか、日本人に合うものがないが、以下のような店など、いいかもしれない。

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「老碗会」biangbiang面 ~進化する中国の麺屋


最近、深センの街並みも、随分ときれいになってきた。

小汚い裏道が、いつの間にか、レンガを敷き詰めた洒落た小径になっていたり、薄汚い食堂が、小奇麗な中華ファーストフードに変わっていたりする。

安い、美味い、汚いと三拍子揃っていた?中国の麺屋も例外ではなく、ここへ来て、随分とおしゃれになってきた。以下の店なんかも、そんな感じの店といえるかもしれない。

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深セン福田の「リンクシティ(連城新天地)」グルメ街


最近、深センにも、地下鉄沿線沿いに、小奇麗なショッピングモールが増えてきた。

ただ、味千ラーメンとかケンタッキーなど、テナントが似たりよったりの金太郎飴状態だったり、ローカル色が強すぎたりで、外国人には、イマイチ違うのかなというものも多い。

ソコソコのクオリティのものを、手軽にリーズナブルなお値段で、食べたいという人には、以下のような場所が、いいかもしれない。

写真は、リンクシティ内COCO壱番屋にて。最近、深センでもココイチを見かけるようになった。

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東門町美食街 中国「小吃」の世界(修正版)


中華料理や飲茶もいいが、たまには、路上で気軽に、ローカルフードを楽しむのもまた面白いかもしれない。

深セン羅湖の繁華街「東門(ドンメン)」の一角に、いわゆる「小吃(シャオチ)」ばかり集めた屋台街があるので、紹介してみたい。「小吃」とは、蒸し物とか、麺類、串といった、小腹がすいたときに食べる、ちょっとした軽食類のことを指す。

早くてお手軽、しかも、一食あたり10元程度(160円)からなので財布にも優しい。安くて美味しい(又便宜又好吃)ローカルフードである。
しかし、安いからといって図に乗って食べていると、腹を壊したり、蕁麻疹が出たりするので、ほどほどにしておくのが無難であろう。

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広東省南国フルーツの誘惑

ドラゴンフルーツ(火龙果)

さて、広東省は亜熱帯に属し、一年のうち、ほとんど夏なので、果物の生育には非常に良いようで、その品種も豊富である。日本にある果物はもちろんあるし、日本では、あまり目にすることができないフルーツも多い。

また、中国人にとって、果物は、非常に身近な食べ物で、最近はしらないが、以前は、女子が、オフィスで、朝ごはん代わりに、林檎一個、まるかじりしているのを、見かけることも多かった。

というわけで、今回は、広東省の果物について、語ってみる。

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中国の「旬」の野菜を紹介


中国のナス、とにかく巨大。

とかく、外食だのみになりがちな、中国での生活であるが、中華食がメインになると、どうしても、油ギトギトになって、栄養が偏ってしまうので、最近では、自炊することも多くなってきた。

スーパーマーケット(「超级市场」略して「超市」(チャオシ)をぶらぶらして、色とりどりの野菜や果物を、観察してみるのも、ちょっとした息抜きになっている。

今回は、中国のスーパーで売られている、野菜について、少し紹介してみる。

写真は、イオン(永旺)、ウォルマート(沃尔玛)、華润万家、テイストなどで、撮影。

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中国人も歩けば、ベーカリーにあたる? 「中国ベーカリー事情」

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前回、中国のパンがまずいと書いたが「スーパーのパンが、そんなにマズイなら、ベーカリーに行けばいいではないか?」という声がきこえてきそうである。

まあ、それはもっともであるし、実際、中国にも、いわゆるベーカリー(面包店)は存在する。

いや、存在するどころの話ではない。「中国人も歩けば、ベーカリーにあたる」とでも言わんばかりに、地下鉄の駅を降りて、ショッピングモールを歩けば、小奇麗なベーカリーの一軒や二軒、目にするのは、造作も無いことである。

とにかく店内は照明が明るく、内装もおしゃれ、店員さんも小洒落た格好で出迎えてくれる。そして、何より清潔感がある。中国人民がトレーを持って、パンを選んでいる姿は、すっかり板についてきた感がある。

確かに、スーパーのパンとは、違って、一見、良さげには見えるが、実際のところ、どうなんだろうか。以下、中国のベーカリーについて、語ってみる。

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中国には何故、厚切り食パンがないのか?

さて、中国に来て困ることの一つに、食事があろうかと思う。

一般的に、中国の食事は、脂っこいものや辛いものが多いので、和風であっさりしたものが好きな人だと、結構、大変かもしれない。中には、それが理由(イイワケ?)で、帰国したりする人もいるようである。

自分は、中華はもともと好きだし、ローカルの食事に、わりと適合している方であるが、それでも、一言いわずには、いられないものがある。

パンである。

ぶっちゃけ、パン、ケーキ、お菓子類については、中国はダメダメといえる。たまに、日本に帰ると、日本のスーパー、コンビニが天国のように見えてしまうのは、そのせいだろう。しかも、近年、中国と日本の物価の差が小さくなってきているので、日本のモノやサービスが非常にリーズナブルに感じてしまうのだ。(まあ、そういうこともあって、中国から日本に観光客がやってくるのだろうが)

それはさておき、パンは主食なので、食べないわけにもいかず、日常生活上、大変、困るのである。以下、中国におけるパン事情について、語ってみる。

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蘭州ラーメン 清真店(イスラム)の世界

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牛肉ラーメン10元(150円)

中国では、肉と言えば、通常、豚肉のことをさすが、なかには、その豚を供さない店もある。中国で清真店(チンジェンディエン)と呼ばれるのがそれで、自分がたまに行く、蘭州ラーメンも清真店、のひとつである。

店員は、イスラム教徒がかぶる小さな帽子のようなものを頭に載せており、エキゾチックな雰囲気が漂う。おそらく、回族だと思うが、彼らがしゃべっている言葉は、普通話ではなく、彼らのお国の言葉なので、全く聞き取りは不能である。ただし注文は、もちろん普通話でOK。

香辛料が強めのスパイシーな感じの「牛肉麺」や、日本のレーメンの雰囲気のある「涼麺」など、結構、日本人にもなじみやすい味になっている。

以下、ご紹介してみよう。

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茶餐厅のメニューをざっくり紹介

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マカオバーガー(澳门猪扒堡)

 中国にいると、常に何を食べるかということで悩みは尽きない。日本料理やファーストフードばかりでは飽きてしまうし。かといって、中華レストランと言うのは、少人数で食事をする人間にとっては不都合である。快餐(中華ファーストフード)は安いが、そもそも日本人が気軽に入っていける雰囲気ではない。
 そんなときに、たまに利用するのが港式茶餐厅(ガンシー・チャーツァンティン)というやつである。港式と言うのは香港式のこと、茶餐厅は、喫茶風レストランとでも訳せるだろうか。香港の一般庶民が気軽に利用できるよう、その下町的世界がそのまま再現されている。

以下、そのメニューについて、ざっくり紹介してみる。

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