哪吒闹海1 ナジャ誕生

nezha-nezha (4) 
ナジャ(哪吒)

マカオのくだりで、哪吒廟がでてきたので、ナジャ(哪吒)について、以下、少し触れてみたいと思います。

ナジャは、民間伝承の子供の神様で、一応、道教の神様という位置づけですが、仏教、ヒンドゥー教の民話、説話、西遊記、封神演義など色々な物語にも登場するようです。ヒンドゥー教のシヴァ神か何かがルーツかもしれないし、日本の阿修羅も、あるいは、このナジャが変化したものかもしれません。
ナタ (中国神話) – Wikipedia
ナタ、ナーザなど色々、発音の仕方があるようですが、基本同じ。
自分が知ったのは、以下のアニメーションです。(以前、ブログで取り上げましたが、もう一度、取り上げてみます。)


哪吒闹海(1979年)
中国国産アニメなので、中国語ですが、見れば大体わかります。しかし、30年以上前に、中国にもこんなアニメがあったとは驚きです。当時の日本アニメ等からも技術も取り入れているようなので、画風など非常になじみやすいです。

【登場人物】
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【哪吒(ナジャ)】
仙人から不思議な能力を授かり、村人を竜神たちの災厄から救い出す。強大な力をもち、阿修羅のごとき姿に、変化することも出来る。

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【李靖(リージン)】
ナジャの父親。領主。

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【竜王】
海の下の「水晶宮」に住み、時々、配下の村に災厄をもたらす。最後、ナジャによってこらしめられる。

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【仙人】
不思議な魔力をもつ仙人。ナジャに魔力を授け、ナジャからは「师傅(シーフ)」(師匠)と慕われている。

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【鹿】
ナジャが乗っている鹿。物語上、重要な役割を担っている。

【以下、あらすじ】

【プロローグ】
昔、あるところ、四匹の龍が民たちに水害、風害、火災、雪害といった、ありとあらゆる災厄を起こしていた。
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nezha (90) 竜神たちの高笑い

しかし、ここで閃光がおこり、竜たちはちりじりに。
nezha タイトル

【ナジャ誕生】
その頃、李靖(リー・ジン)の家では、今か今かと、子供の誕生を待ちわびていた。
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「生まれたか?」「生まれました。」
「でかした。で、男か、女か?」「そ、それが・・・・」

「うーーん、3年6ヶ月も待って、こんなものがでてくるとは。」
これはまさしく不吉な予兆に違いないと、刀で切りつけたところ
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中からまばゆいばかりの光とともに、一寸法師のような男の子が・・・
光の表現がなんとも言えず、すばらしい。
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【仙人降臨】
そこへ何故か鶴に乗った仙人が舞い降りてくる。
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李靖は、この不思議な出来事を仙人に相談すると、仙人は男の子を「ナジャ(哪吒)」と名づけ、さらにその仙術によって子供の体を大きくし、金の輪と赤いベールのようなものを授ける。ナジャは以後、それを操ることで特殊な能力を持つことになる。
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【雨乞い】
一方、李靖の配下の村では日照り続きで、人民たちは、雨乞いの為に竜神にお供え物をしようと、橋のたもとから、食べ物を次々と投げ入れる。
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しかし、海の下に住む竜神はそれでは納得せず、子供のいけにえを送るように要求し
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手下(ガマガエルの化身)を使って、子供を連れ去ろうとするが、ナジャが軽く追っ払う。
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これは、完全に葛飾北斎ですね。波の立て方が細かいです。
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鹿にまたがり、仙人から授かった、紅いベールと金の輪で遊ぶナジャ。次第に、自分の持つ能力に目覚めていく。
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【竜王の息子】
ナジャがひとたび波を揺らせば、その波動は海の底の竜神の屋敷にまで達し、竜神たちをひどくいらつかせた。
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竜王はナジャを征伐するため、自分の息子(白龍)を地上に派遣する。
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nezha (21) が、逆にナジャの前にあえなく屈してしまう。
nezha (22) ナジャは、白龍から背骨?をとりだし

【竜王との確執】
nezha (23) 変わり果てた息子の姿に、竜王は
nezha (79) ナジャの父親である李靖に抗議する。

李靖は「あの子はまだ子供だし、そんなことをするはずがないですよ。」と竜神をなだめたものの、思い当たる節もあり、ナジャを呼び寄せ「その鞭のようなものは、どこで手に入れたのか」と問いただす。
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そばで立ち聞きしていた竜王は、事の真相を察知しナジャに切りかかるが、軽くかわされる。
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その後、ナジャは竜王の屋敷に潜入し、竜王を懲らしめ、子供たちの前で一旦は「二度とわるさはいたしません」と誓わせる。
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nezha (30) 子供たちの喝采を浴びる
nezha (31)一件落着

に見えたが・・・・・

哪吒闹海2 ナジャ復活 に続く

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哪吒闹海1 ナジャ誕生」への2件のフィードバック

  1. りり

    小さい頃に見たことがあって強く印象に残っていたアニメ
    だったのですが、検索したらこちらにたどり着きました。
    記憶では中国語台詞はない音楽だけのアニメで
    音楽ももう少しやわらかい感じだったのですが、
    今あらまめてみるとものすごく中国っぽい音だったのだな、と。
    日本用に音声をアレンジしたものだったのかもしれませんが?
    ナターシャと記憶していたのですが、ナジャだったのですね。
    動画提供、ありがとうございます。

    返信
    1. 老板老板 投稿作成者

      コメント、ありがとうございます。
      記憶の喚起にお役にたてたようで、何よりです。私も、子供の頃、日本のアニメに混じって、中国製作の西遊記なんかを見ていた記憶があります。日本のアニメとは違った、エキゾチックな感じがあって、今見てもすごく斬新ですね。

      返信

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