割り勘しない中国人 

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1香港ドル=0.826人民元(羅湖イミグレにて)

さて、中国は、国慶節の一週間休みに入っている。

今日は、久しぶりに香港にでも出てみようと思って、イミグレまで行ってみたが、とんでもない人の数に圧倒されて、すごすごと自宅に戻ってきた。あれでは、イミグレを越えるだけで、1時間以上は確実にかかってしまうし、香港に入るだけで、体力を消耗してしまっては元も子もない。
今年は、中国人観光客が、海外に流れるので、香港へ行く中国人は少ないという風に聞いていたが、それは爆買いをするような中国人のことであって、一般の中国人にとっては、あまり関係ないようである。

実は、国慶節期間中に、中国国内を移動するのは、あまりお薦めではない、というか、出来れば、やめたほうがいい。どこへ行っても、人だらけで、もみくちゃにされてしまう危険性があるからである。人ごみが嫌いな人間にとっては、まさに悪夢のような一週間である。

おかげで、こちらは、イミグレまで行って帰ってきただけで、汗だくになって、おまけに風邪までひいてしまった。というわけで、国慶節は、何もしないでブログでも書くのが関の山となりそうである。

割り勘しない中国人

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さて、国慶節とは関係ないが、中国で、誰かと何か食べたり、飲んだりして、お勘定(埋单/マイタン)をするとき、誰が、その場の勘定をもつかというのは、結構、気になるところである。
というのも、彼らは、割り勘(AA制/エーエージー)というのは、あまりしないし、特に、親しくなれば、なるほど、水臭いといって、割り勘を避ける傾向にあるからである。

日本人にとっては、ごく当たり前の習慣である割り勘であるが、彼らが割り勘しない理由としては、中華料理の方式にもあるのかもしれない。セットメニューを一人一人が注文する中華ファーストフードであればともかく、中華料理では、やはり皿に盛られたものを、皆でとりわけながら食べると言うのが一般的なので、そもそも、各人が各人の食べた分を支払うことができないからだ。
また、中国のような格差の大きい社会では、日本のように、経済的に似たような人間同士というわけにいかないので、あまり律儀に均等に割ると、かえって、不平等になってしまうというのもある。

実際のところ、誰が勘定をもつかということは、大体ではあるが、男性と女性なら男性が、上司と部下なら上司が、あるいは、そういう差がなければ、誘った側が払う、という暗黙の方向性はあるようで、同じような立場の仲間であれば、持ち回りという感じになるみたいである。

男性社員は来てくれない

そのあたりのことで、以前、ある日系企業の社長さんが「仕事が終わった後、自分のおごりで、中国人社員を食べにさそうんだけども、来てくれるのは、女性社員だけで、男性社員は全然こない。」みたいなことを言っていたことがある。
そのとき、ウチの中国人講師(女性)が「女性の場合は、おごられるのが、当たり前だけども、男の場合は、おごられっぱなしというのは、やはりプライドが許さないんじゃないか?」みたいな事を言っていたが、まあ、そういうところもあるのかもしれない。
いくら社長が金持ちで、気前のよい方であったとしても、その好意に甘え続けるわけにはいかないというのが、男の考え方なのだろう。(単純に、夜まで上司に付き合いたくないということもあるのかもしれないが・・・・)

結局、中国人は中国人なりに、バランスのとり方があるということなのかもしれない。

そもそも、どうしてAA制なのか?

しかし、AA制というのは、変な言葉である。

制というのは、「制度」の制だろうが、AAのAとは、そもそも何なのか?
その点を、中国人に聞いてみても、「そんなこと、考えたこともなかった」という返事が返ってくるだけで、埒が明かない。

百度で検索してみると、このような答えが AA制_百度百科

簡単に言うと、Algebraic Average(代数的な平均)が由来とのこと。「そのままやないかー」って感じだが

あとAB制というのも、あるようで、これは、例えば、男が100元だして、女が50元出すとか、一方が、一部だけ負担するような場合のことであるらしい。

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