中国電子街で偽Windows発見

vista
中国ではタテマエ上はないはずのものが、実際は存在することはままある
売春しかり、偽札しかり。これなどもその内の一つなのかもしれない。

偽ウィンドウズ・ビスタ(WINDOWS VISTA)

マイクロソフトが5年ぶりに発表したウィンドウズのOS(オペレーティングシステム)。
日本ではもちろん、世界70カ国で先日1月30日に同時発売されたとのことであるが、そのVISTAの盗版(海賊版)が実は中国では正式発売以前から、先行発売(!?)されているというのである。
早速、それを確認するため、日曜日うちの近所にある華強北(秋葉原のようなところ)に行ってきた。

そうしたら、どうだろう。至るところにいるわいるわ。
左手に偽造DVD、右手に海賊版VISTAを手にした売人が、10メートルに1人くらいというかんじで、道行く人間に声を掛けまくっている。

street-sales8

「うわ。すでにこいつらの手に渡っているとは。」
それを確認しただけでもう十分のような気がしたが、せっかくだからと、私はVISTAのパッケージソフトを5枚くらい手にしていた、真っ黒に日焼けしたある中年男に、声をかけてみた。

「多少銭?(それいくら?)」
「本当は15元だけれど、今日は特別に10元(150円)にしておいてやるよ。」
「・・・・・・・」

VISTA一本、150円也

マイクロソフトのビルゲイツ会長が聞いたら、こけてしまいそうな値段である。
BillGatesCake

男は私が外国人であることを察したのか、さらにこう言った
「你要英語的?(お前は英語のやつが欲しいのか)」
「不是、不是(ちがう、ちがう)」否定する私
しかし、男はちょっと待ってろといって、一目散に売人仲間のところまで行って、
今度はVISTAの英語版を持ってきた。
英語版まであるとは。
しかもパッケージも一応それらしく見えるように作ってある。

買う気は毛頭なかったが、念のため私は聞いてみた。
「暇的、是不是?(それ、偽物だよね?)」
真的(本物)

本物って!?
そんなにきっぱりと言われてもなあ。
「偽物だけど、こんなに安いんだから買ってくれよ」とか言うなら、まだしも。
キッパリ本物。(ちなみに正規版は最低でも25800円する)

10元だから買っても良かったが、そんなものをコンピュータにインストールして、
もしコンピュータが故障してしまえば、目も当てられない。
君子危うきに近寄らず。私は、なおも食い下がろうとする男を後に、立ち去った。

windows-xp
といいつつ、後日、彼らからウィンドウズXPを買ってしまった。
何枚か試してみたが、大体は、問題なく動くようである。

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