量販式卡拉OK(カラオケ)潜入記

onenight-beijing
北京一夜

先日、中国人の同僚と可拉OK (カラオケ)に行ってきた。
カラオケといっても駐在員御用達の親父カラオケではなく、いわゆる普通のカラオケ。(中国では、普通のカラオケのことを量販式可拉OKといって区別する)
カラオケは、もともとそんなに頻繁に行くほうではないが、特に嫌いというわけでもない。考えてみると、中国人同僚とご飯を一緒に食べることまではよくあるのであるが、カラオケ屋に行ったことがなかったので、せっかくの機会なのでお邪魔させてもらうことにした。


今回、訪れたのは、「钱柜(CASH BOX PARTY)」という中国量販式カラオケ店。
上海に6店、北京にも4店舗、シンセンにはようやく2店舗という比較的新しいチェーン店とのこと。
中は、とにかく笑ってしまうくらい、でかい。そしてピカピカ。
もはや我々が、学生時代に利用していたカラオケ屋というイメージはどこにも無く
高級ホテルのような雰囲気すら漂っている。
karaoke2 カラオケの入っているビル ここの2-4階

karaoke3 正面入り口

karaoke4 一階ロビー、ピアノの生演奏が響く

まあ、しかし「でかい」とか「すごい」とか言っても、実際よくわからないと思うので同チェーン店の上海店を撮影した動画を紹介しておこう。
http://jp.youtube.com/watch?v=h3rKDA9EzEc  YOU TUBE上海钱柜KTV

これは、上海店のものであるが、要は同じチェーンである。
ただ、このカラオケ屋、馬鹿でかいにもかかわらず、目印となるものが何も無く、
どの部屋も同じように見える。まるでアリの巣の中をさまよっているようである。
こんなところで、部屋番号を忘れてしまったら、迷子になってしまいそうだ。

また、トイレを探しに部屋を出たのはいいが、探せど探せどない。
「こんな大きいのにトイレが一つも無いというのはおかしい・・・もしや」と思い、
元の部屋に戻ってみると、隣りにあるカラオケの部屋と思っていたのがトイレだった。
要するに一部屋に一つトイレがついていると言うわけである。
また、このトイレがやけに大きく、全部大理石でできていて、
ここでご飯を食べてもOKというくらいきれいなのである。
正直、自分のマンションの部屋と取り替えてほしいくらいである。

karaoke5 受付 ホテルみたい
karaoke7 ビュッフェ形式になっていて、自由に皿にとってもってこれる。
料金は、三時間以内なら無料、その代わり、飲み食いチャージが、一人あたり一律60-70元(約1000円)くらいかかる。

まあ、それはそうと、カラオケであるが、実際、日ごろ、一緒に働いているとはいえ、あまり普段の生活を知らない中国人同僚。
カラオケというのは地が出てしまうので、コミュニケーションにも役立つ。

「お、この子は普段、あまり口を利かないが、歌は聞かせるよなあ。」とか「普段、コワモテの老板(社長)が、マンドリンを振ってはしゃいでいるぞ。」とか意外な発見があって面白い。
また同じ中国人同士でも選曲が、80年代、70年代、60年代によって、また結婚しているかしていないかで全然違うようである。

日本の曲は、自分くらいの人間からすると十分なくらいそろっているように感じるのであるが、やはり不足はあるようである。
たとえばGLAYが好きな子がいて、お目当ての曲を探していたようであるが、結局見当たらず断念とか。(今、GLAYってどういう状態なのかも知らないが・・・・・)また「TIME GOES BY」はないかと、いうリクエストを受け、これもいっしょに探したがなかった。

それにしても、中国人たちは、日本人と言うと、すぐに「北国の春」だと思い込んでいる節があって、しばらく歌わないでいると、「〇〇さん、北国の春、歌いませんか?」とか言い出してこっちが生返事をしてると、勝手にそういうものを入力してしまうので、要注意である。そういうのを薦められたときには、頑として断る勇気?!をもつことも必要であろう。

しかし、山口百恵くらいはともかく、なぜに千昌夫なのか?
またなぜ「日本人=北国の春を歌う」
なのか。理解不能である。
まあ、悪い歌とはいわないけれど、「日本人だったら、そういう歌を歌うのが好きだろう。」というその決め付けがいやである。

そういう子らに「東方神起が・・・・」(別にそんなに詳しいわけではない)とか言うと、「何で、〇〇さんがそんなこと知ってるの?」というような意外な反応をされる。まあ、それだけ自分が年をとってしまった証なのであろうが、ほっておいてもらいたい。これって日本人が、中国人といえばテレサテンと思っているのと変わらないレベルでは無いだろうか。

まあいい。
あと調子に乗ってくると、中国人はダンスをしたがるので、これも要注意であろう。まあ、ダンスといっても例の社交ダンスみたいな本格的なものではないが奥ゆかしい大和民族からすると、面食らってしまうわけである。しかも社長まで踊っているから、自分だけ踊らないちうわけにはいかないのである。ダンスが超苦手な人は、そういう雰囲気になりかけたときに、こっそりとトイレに行く振りなどして窮地を抜け出すのもアリかもしれないと今回思った次第である。

【気になった曲】 中国人が歌っていて気になった曲をとりあげてみた。


YouTube – – 信楽団 One Night In Beijing 北京一夜

ビデオクリップが印象的なこの曲、ハードロックの中に京劇っぽい歌い方があったりで、なかなか聞かせる。
このバンド台湾の「信楽団」という有名ロックバンドのようで、ボーカルの阿信というのは、歌唱力に定評があるとのこと。このグループであるが、昨年、「死了都要愛」という曲がブレークしたのは記憶に新しい。
「死了都要愛」であるが、とにかくバスの中とかで耳にたこができるほど、かかっていたので、うんざりしていたが今回のカラオケでもコレが始まると、中国人からも「うわー勘弁してくれ」といった歓声がわきあがっていた。やはり感じるところは誰しも同じようである。

http://jp.youtube.com/watch?v=xu-ESYBQnpY&feature=related
YouTube – 死了都要愛 
改めて、聞きなおしてみると、そんなに悪い曲でもなようであるが、

あと、バスの中で時々、サビの部分を耳にしていて気になっていたやつが下。
http://jp.youtube.com/watch?v=RpGtFJphwr8
央金兰泽「遇上你是我的缘」
この曲は央金兰泽(ヤンジンランズァ)というチベット族の歌手が歌っているようだ。
チベットの歌手と言うのは、やはり漢民族とは、持っている空気が違うなと思わせてくれる。

あとは、チベットといえば、下の曲であろうか。
歌唱力が圧倒的すぎて、もはやカラオケという感じではないが、
時々、街頭カラオケかなにかで、息も絶え絶えに歌っているつわものも見かける。
http://jp.youtube.com/watch?v=5Vmtvpk2zU4&feature=related
YouTube – LI Na – TIBETAN PLATEAU – 李娜(リナ) – 青藏高原

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