ラーメンライスに戸惑いを隠しきれない中国人

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 おかずが無い!?

 さて、あっという間に、大晦日になってしまいました。何か、年々、時間が経つのが早くなっている気がするんですが、やはりそれだけ年を食った証拠なんでしょうかね。
 日本では、明日が元旦になるわけですが、中国では、そんなもの全くお構いなしで、師走の雰囲気のかけらもありません。しかも、国家規定で31日も出勤です。

1月1日は、単に一年の始めの日という意味であって、それ以上でもそれ以下でもない。」というのが、彼らの偽らざる感情のようです。講師も何の挨拶もなしに帰る人、多いですしね。「おいおい、君たち、何かを忘れてないかい?」と言ってみたところで「え、何を?」という感じなんでしょうね。

大晦日

 ちなみに「大晦日」で辞書を引くと、「除夕(チューシ)」とでますが、これはもちろん、旧暦の大晦日のことで、2012年で言いますと、1月22日にあたるようです。日本では「除夜」ですが「除夕」になるんですね。
 除夜といえば、108あるといわれる人間の煩悩を払うと言われる「除夜の鐘」ですが、もともと鎌倉か室町時代に、中国から伝わったということらしいです。しかし、中国に来てから、一回も鐘の音を聞いたことがないですし、そもそも深センには、寺というか、宗教施設らしいものが見当たらないので、実際のところどうなのだろうかと・・・

寒山寺とか龍華寺など有名寺院への除夜の鐘ツアーとかあるようですが、わざわざ鐘の音を聴きに中国まで来る必要も無いでしょうし。(しかも、旧暦の大晦日と違います)。だいたい旧正月に鐘をついても、「花火」や「爆竹」(私的な使用は、禁止されています)の音で、かき消されてしまうでしょうね。

年越し餃子

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あと日本では「年越しそば」を食べる習慣がありますが、こちらでは「年越し餃子」を食べるようです。(これも全部、旧暦の正月)まず、大晦日の夕刻ごろ、各家庭では家族全員で「年夜飯」を食べ、その後、また家族全員で年越し餃子を食べるようです。ちなみに、こちらで餃子といえば、まずは「水餃(写真)」で日本のような「焼き餃子」ではないです。餃子の何が縁起がいいのかということですが、餃子の発音「じゃおず」は、古い年と新しい年が交わる時「交子(じゃおず)」と同じ発音であるため、年が変わる時に餃子を食べ縁起をかつぐ、とのことです。

 ただ、80后の中国人(南方人)に言わせると、餃子を食べるのは、やはり北方の風習のようで、南方はまた餃子とは違うものを揚げて食べるそうです。また年夜飯も、貧しかった頃は、ご馳走の機会として貴重だったようですが、今のような飽食の時代となっては、昔と比較すると、それほどありがたくは無いようです。まあ、贅沢な話ですね。

ラーメンライスに戸惑いを隠せない中国人

 ちなみに中国の餃子、ラーメンはおかずではなくて、主食にあたります。なので、中国人が日本の「餃子定食」とか「ラーメンライス」とか見ると、非常に戸惑うらしいですね。中国人にしてみれば「どっちも主食やん?おかず、どこ?」みたいな。これは「ご飯=別格」の日本ならではの現象なのかも知れません。というか、基本的に中国人は、ご飯というものを、それほど食べません。レストランとかでは、完全にサイドメニュー扱いで、別途、注文しないと、でてこない位です。

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