香港上水マーケットをザックリと紹介

wantan

ワンタンメンと冷奶茶

ひさしぶりに香港の上水に行ってきた。

用をこなした後、そのまま中国へ帰ってしまうのも何なので、ちょっとどこかへと思っていたところ、
HSBCなど銀行が並んでいる向かいに、ちょうどローカルマーケットがあったので、立ち寄っていくことに・・・・

香港上水マーケットⅠ   もあわせてご参照ください(写真満載)


香港ローカルマーケット探訪

地方政府庁舎のビルのようだが、下がマーケットになっているようだ。
中はこんな感じ。

一階、肉、魚
二階、野菜果物、乾物、衣料
三階、フードコート

とりあえず、市場を冷やかしつつ、3階のフードコートへ行ってみるとする。

肉屋

market-meet
門を入ると、まずは肉のすえた匂いが、つーんと鼻にくる感じ。
あたりから、肉切り包丁のドンドンという音がひっきりなしに聞こえてくる。肉きり包丁は、半月形のいかにもドスが利いた形をしている。
それにしても、圧倒的な蛍光灯の数。しかも、ピンクと白の蛍光灯を交互に混ぜてある。鮮度を引き立てる効果があるのだろうか?

次、魚コーナー、ここが一番、迫力あるかも。なにせ、生き物なんで・・・

魚屋 ほとんど水族館

market-fish

一つ一つに名札がついており、見たことない魚も多い。
注文がされると、売り場の隣りで、速攻で、バリバリバリと鱗をはがし、魚をおろしてしまう。たまに、棍棒で魚の頭を叩いたりすることも。
かごの中に、丸々太った田鶏(カエル)が置いてあるのが、いかにも香港。

本当は、もっといろいろ写真を撮りたかったが、冷やかしで、写真ばかり撮っていると、商売の邪魔になるだけなので、自重しておく。
しかし、大陸側にも、同じようなマーケットはあるにはあるが、清潔感がないためか、歩いてみようという気が起こらないが、ココだと、じっくり見て、写真に収めてみたいと思ってしまうから不思議である。
それにしても、色と光と広東語の洪水の中を歩いていると、 めまいがしそうだ。

お次は二階。こちらは、おとなしめ。

八百屋

market-vegetable
陳列、札のつけ方、一つ一つにこだわり感があって、見ていて厭きない。チンゲン菜なら、チンゲン菜だけといった専門店もアル。
蛍光灯は、オーソドックスな白色蛍光。

乾物屋

market-kanbutu
板鴨、干しあわび、ソーセージ等、お馴染みのアイテムが並んでいる。
吊してある蛍光灯の光が、暖かい感じを演出している。
それぞれのコーナーによって、電灯の種類なども違っているようだ。

香港ローカルのフードコート

で、3階フードコート到着。でも、入り口に、こんなものが・・・

no smoking いきなり「禁煙」の看板が

禁煙は徹底されているようだ。罰金、1500HKD(22000円)。自分は、タバコは吸わないので別にいいのだが・・・・

では中へ

food-court フードコート

周囲にぐるりと小さな店があって、中に固定テーブルといすというよくある配置。
しかし、壁一面に、漢字でおおい尽くさんばかりのメニュー。巨大な扇風機。広東語のTV放送。
と、ローカル度、かなり高め。

過去、何回か来たことはあるのだが、いったい、
どこに行けば、何が食えるのか分からない。
とりあえず、適当に座ってみる。

「林徳記」という店。

香港やシンガポールなんかの店で、「〇〇記」というのが多いが、華僑の習慣なのかな。(大陸には、不思議とそういう名前を見かけないので)

menu 林徳記メニュー

メニューはいたってシンプル。しかも漢字だけ。
どうも、ご飯ものはなく、麺だけのようである。
午後なので麺だけなのか、もともと麺主体の店なのかよくわからないが、とりあえず、注文をとりに来たエプロンおばちゃんに「ワンタンメン」と言ってみる。
ワンタン麺(雲呑麺)は、広東語でも「ワンタンメン」で、 日本語とほぼ同じ調子で発音しても通じてしまうのだ。

すると、おばちゃんが
「太麺にするか、細麺にするか?」とか
「大きな椀か、小さな椀か?」とか
「ワンタン以外になにかトッピングするか?(多分)」とか

色々、聞いてくるので、自分も超テキトーな広東語を駆使して、何とか注文。
この辺は、やはり当たり前のように広東語で聞いてくる。たぶん香港人以外の人間は、ほとんどいないのだろう。
もちろん、普通話や英語でもOKなんだろうが、こういう場所では、なるべく下手でも広東語を使ってみたいところである。

wantan 雲呑麺(ワンタンメン)と冷奶茶(トンナイチャ/ミルクティー)しめて38HKD(550円)

冷奶茶は、例によって正統派香港ミルクティ。 甘みの強い、こてこての味だが、自分はこれが割と好きである。

食べる間に、何げなくメニューの裏側をめくってみると、店の紹介記事のようなものが。
なにか、ここの店は、夫婦でやっていて、もう40年も続いているのだそうだ。香港には、こういう歴史を感じさせる店があるのがいい。

マーケットの外は老人たちの楽園

腹をみたしたら、家路へ。
夕暮れ時、外のマーケットも結構、にぎわっている。

market-vegetable2外のマーケット。

一つ一つの野菜に、ご丁寧に値札がついている。あわただしく家路を急ぐ人に向かって、店員が掛け声をかけている。

また、その横では、香港おっさんどもが将棋に熱中。
chinese-chess 路上将棋に見入る人々

これは大陸とあまり変わらない風景。やっぱり、暇な男は将棋というのが定番のようである。
でも、おっさんが将棋することを見越して、テーブルもこの通り
chessboard

将棋のほかにも、トランプではなく、何かなが細い、マージャン牌のようなプロっぽい札で遊んでいる集団を、ちらほらとみかけるが、アレはいったい何なのか?(ディープすぎてわからん)

あと、マーケットの入り口近くで、高齢のおばあさんが、路上に風呂敷を広げて、自分で勝手に野菜を持ってきて、路上で売っている。しょうがだけとか、チンゲン菜だけとか、もう商売というより、ほとんど趣味に近い感じ。
nainai

でも、道行く人に声をかけられて、おばあさんも楽しそうだ。これが生きがいなんだろうね。
そういえば、香港女性の平均寿命は、日本を抜いて世界一という話を聞いたこともある。こんなのが案外、長生きの秘訣なのかもしれない。

日本の孤独老人なんかも、こういうフリーマーケットのようなところで、他人と交流する機会をもてればいいのにと思ってしまう。

MTR上水駅 地図

shangshui-map

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