中国スマホ出前サイト 超簡単!活用ガイド

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すっかり街の風景の一部になった感のある出前部隊

ここ最近、赤だの青だの、派手な色のお揃いのユニフォームを着て、自転車にまたがった配送員の姿を街中で見かけることが非常に多くなった。これは、大手が参入している出前サービスの配送員で、スマートフォンで、食事の注文と決済が完了してしまうので、いま爆発的な広がりを見せている。

かくいう自分も、昼飯とか、会社にいる時は、スマホで出前をとることをが、めっきり増えた。中国で昼飯時に、外で中国人と一緒に、行列に並ぶのは、正直、苦痛でしかないし、蒸し暑い広東省で、日中、うろうろすると汗だくになってしまう。そういう悩みを、一挙に解決してくれたのが、スマホ出前なのである。

超簡単!スマホ出前

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吉野家、味千ラーメン、ピザハットなど有名どころを網羅。

かつて、中国で出前を取ることは、結構、面倒な作業だった。出前なので、もちろん電話で注文しなければならないわけで、もうその時点で、中国語を相当話せないとアウトである。それでも、なんとか、つたない中国語で注文できたとしても、オーダーミスは日常茶飯事、あるいは、何時までたっても配達員が来ないとか、とにかく大変だった。というわけで、外へ出て食ったほうが早いとなっていたわけである。

しかし、スマホの出前だと簡単である。携帯電話で、適当にお気に入りの店を探し、店のメニューから、自分の食べたいものを選んでボタンを押して、ネットでお金を払うだけ。30分ぐらいすると、出前のにーちゃんが、部屋をノックする。それだけである。

そもそも中国語をしゃべる必要もないし、オーダーが通らないことも、以前よりはかなり減ったし、配達員が来ないというも、なくなった。また、不思議というか、場合によっては、直接店舗へ行って食べるより安い時すらある。というわけで、このスマートフォンによる出前というのは、ローカルの中国人よりも、むしろ現地の外国人こそメリットがあるサービスであると思っている。

出前サイトの初期設定

とはいえ、外国人にとって、ハードルが高いのは、最初のセッティングであろう。そこだけは、知り合いの中国人から教えてもらいながら、やったほうがいいかもしれない。
以下は、簡単に流れだけ・・・・

出前サイトをインストール(安装)

出前サイトは、いくつかあるが、「饿了么(アーラマ)」「百度外卖」など有名どころを、入れておけば事足りる。サービス内容は、どの会社も似たり寄ったりであるが、現在、シェア取り合戦中なのか、各社とも、かなりの値引き合戦の様相を呈している印象がある。
アプリは、グーグルプレイなどから、インストール(安装)できる。(自分は小米商店からインストールした。)
あるいは、QRコードがあれば、携帯をかざして、読み取り(扫一扫)すればよし。QRコードは、以下のサイトにもある。
饿了么(アーラマ)
百度外卖

決済サイトを用意する

あと、もちろん、事前にスマートフォンで決済できるようにしておかなければならない。ちなみに着払い(到货付款)は、一部の商品しかないし、それだと、あまりスマホで出前をする意味がないだろう。
スマホ決済の有名アプリであるアリペイ(支付宝)ウィーチャット(微信)インストール(安装)については、別のページで、また紹介してみたい。

以下は、出前サイトと決済サイトの準備が整ったという前提ですすめる。

出前サイトを使って 実際に注文してみる

以下、実際に出前サイトを使って、注文をしてみることに・・・。この時、当然、会社あるいは自宅で、WIFI環境がなければ、ならない。

出前サイトを選ぶ

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あらかじめインストールした出前サイトをクリック。ここでは、左端にある「百度外卖」を利用してみる。


店を選ぶ

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最初のページにずらずらと店舗名が出てくるので、スクロールしてクリックする。このサイトでも以前、紹介した「東北人」をチョイス。

以下、店舗情報の読み方である。

〇星の数      客からの評価を表す
〇起送      起送0元なら、0元から配達可能の意味。
〇月售489份  月間489売上げがあるということ。
〇44分钟     平均所要時間
〇143m     現在地と店舗の距離
〇新用户在线立减10元   新会員は、無条件に10元引き。
〇在线满20元立减7元 20元に達すると7元引きの意味。つまり13元になるということ。


商品を選ぶ

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今度は、商品名がでてくる。
この店は、「共産主義土豆烧牛肉」「狼来了家常凉菜」とか、結構、ユニークというか意味不明なメニューが多い。この日は、商务套餐(定食メニュー)のなかから「老家地三鲜套餐」を選ぶ。
どこのサイトも、左に大まかな区分け、右に具体的な商品という区分になっている。あまりに商品数が多いと、まずは、その大まかな区分をクリックしたほうが早い。
〇热销    売れ筋商品
〇套餐    セットメニュー、定食(御飯がついてくる)
〇主餐单品  メインメニュー、単品
〇副产品   サイドメニュー

以前に自分が注文したものと、全く同じ内容で注文したい時は、注文伝票(订单)の中から、以前自分が注文したものを、クリック(再来一单)すればいい。何度も同じ店ばかり利用していると、それが一番簡単である。


買い物かごに入れる

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老家地三鲜套餐 22元を選択。こうやって、写真がついていると、大体のイメージはつかめる。
よければ下の「选好了」をクリック。


金額を確認

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注文伝票(订单)で、注文内容と金額を確認。

〇立即配送 约19;11送达  「直ちに配送して、大体19;11分ごろに商品が到着する予定です」とのことであるが、あくまでも予定時間なのであてにならない。実際の所要時間であるが、昼時は30分~1時間、その他の時間は、大体30分位とみてよいだろう。
昼時、早めに注文しておくに越したことはないが、早く到着しすぎても、これはまたこれで困るので、時間指定というワザもある。

包装费1元、と配送费4元 を加算して、27元
配送料は、店によって、マチマチである。店舗側が自前で配送することもある。

よければ、下の「确认下单(注文の確認)」をクリック

支払い方式を選ぶ

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あらかじめ銀行口座と連動させてある「アリペイ(支付宝)」や「ウィーチャット(微信)」で決済をする。

ここでは、アリペイ(支付宝)を選択。

〇支付剩余时间    支払いまでの残り時間。15分が一般的で、それを超過すると、自動的に取り消される。


お金を払う 

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支付宝のサイトに接続され、確認ボタンを押すと、次に6桁の暗証番号(密码)を入力する。(暗証番号が省略される方式もある。)

ちなみに、出前サイトではなく、例えば、航空券を買うとか金額が数千元程度になると、本人の確認と称して、もう少し厳重な認証方式になったりする。

紅包(ホンパオ)が出るといっているが、はっきりいって、使い方がいまひとつ、わからない。たまると、少しは金額に反映される?


現在の配送状況を確認

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注文伝票(订单)で配送状況が確認できる、このあたりもアマゾンなどを利用する感覚と変わりない。

〇订单提交成功  注文成立
〇订单已支付  支払い完了

〇等待商户接单  店舗側が注文を受けるのを待つ状態
10分以内に、店舗側が、注文を受けないと、自動的に取り消されることになる。たまにあるが、多分、店舗が昼時で超忙しいか、あるいは配送員が少ない、というような事情があるからで、そういう場合は、しょうがないので、別の店舗で注文するしかない。
その場合は、すでに支払った金額は、一定時間の後に、口座に戻されるので、心配には及ばない。

〇本订单支持超时赔付  この注文は、一定時間超過すると、賠償するシステムがあるとなっているが、今まで一度も賠償してもらったことはない。あまり期待しないほうがいいだろう。というか、配送に時間がかかりすぎると、「もう少し舞ってくれ」とか何とか、向こうから電話で何がしかの連絡が来ることが多い。

〇商家已经确认订单 店舗側がすでに注文を確認、この時点で注文が確定と見なしてよい。

その他、配送員の状況も確認できる。百度骑士とは、百度の配送員のことで、要するにチャリンコ部隊のこと。
〇百度骑士正在赶往店铺 百度の配送員が店に向かっている
〇百度骑士已经到店   百度の配送員が店に到着。
〇百度骑士已经取货   百度の配送員が商品を手にした。あとは待つのみ。

下の項目。個人的には、ほとんど使用したことはない。
〇取消订单  注文の取消し
〇联系  配送員に連絡
〇催单  注文の催促

実際、注文が成立した後でも、材料が足りないとかなんとかで、「カツカレーをチキンカレーにしてくれへんか?」とか「から揚げがないから、コロッケで代用は可能か?」とか、店から電話がかかってくることもある。そういうときは、中国語で応対しなければならないが、それはしょうがないだろう。

配達員の位置情報も

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時々刻々と、配送員の位置情報を伝える。

店から出て、一直線にこちらに来ない時は、先に別の客のところに行っている可能性が高い。
まあ、いずれにせよ、あせらずに、待つしかない。


商品が到着

そうこうしているうちに、出前のにーちゃんが、部屋をノックする。そのときは、もう受け取るだけである。
早い時は、注文してから20分くらいで来るが、昼時だと1時間くらいかかってしまう場合もある。昼時に混むのは、出前も例外ではない。

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「地三鮮」セット。御飯と梅ジュース(酸梅汁)つき。

デジカメの写真なので、あまりおいしそうではないが、やはりレストランなので、中華ファーストフードとかよりは全然いい。ただ、米が駄目で、いつも、もちゃもちゃしている。
黒いのは、梅ジュース(酸梅汁)で、梅ソーダからソーダを抜いたような飲料で、中国では割とどこにでもある。氷を入れないと、ちょっと濃厚すぎて飲めないかもしれない。

配達後の評価

別にしてもしなくともいいが、たまると、少しは、金額に反映はされるようである。
ちなみに、饿了么の配達員は、配達した時に「評価の欄には、ぜひとも五星をお願いします!」と満面の笑みをうかべて、こびこび姿勢で言ってくるので、結構、うざったい。
「そんなこと、こっちが決めることやろう!」といいたいが、まあ彼らも、暑い中、がんばっているんだろうから、まあ大目にみてはいる。

結局のところ

結局、どの出前サイトを使おうが、サービスは似たり寄ったりなので、最後は、どの店舗で、何を食うかという話になる。
吉野家、バーガーキング(汉堡王)、サブウェイ(赛百威)とか、日本でもお馴染みのものも有難いが、ローカルの店舗(桂林米粉、蘭州ラーメンとか)にも、結構、旨いところもあるので、チャレンジしてみたいところ。せっかくの海外生活であるから、何事もフロンティア精神は大事である。ただ、いかんせん、玉石混交しているので、地雷を踏んでしまうこともあるということは言うまでもない・・・・

メジャーな出前サイト

システム的には、似たりよったりなので、注文の方法とか、システムについては、同じようなものだと思っていい。ただ、サービスによって、加盟店舗に違いがあったりするので、二つくらい登録しておくと良いだろう。例えば、吉野家だと、自分の位置からは、饿了么(アーラマ)しか扱っていない。
また、自分が普段、使っていた店舗が、突然、消えてしまうこともあるが、それは仕方がない。そういうときは、別の出前サイトをのぞいてみると、あったりするので、探してみるとよいかもしれない。

饿了么(アーラマ)

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饿了么(アーラマ)でお腹がすきましたか?というような意味。こういうサイトの草分け的な存在。その後、大手が参入して、激戦になっている。

吉野家は、会社の近辺である国貿になくなってしまい(復活する目途がない?)、他の店も、わざわざ歩いていけるような場所ではないので、もっぱら、ここの出前を使っている。肉と御飯を分離してあるのは良いのであるが、配送が雑なせいか、汁が全部、下の御飯にこぼれて、結局、あまり意味がなかったりする。

百度外卖

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検索大手の百度も参入している。「サブウェイ」「東北人」などが入っているので、ありがたい。
ちなみに、手前の男の腹出しは、夏場の中国では定番のファッションであることはいうまでもない。

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