中国のネットトラブルにどう対処するか?

クマの足が、大変なことに・・(中国電信にて)

とかく、トラブルがつきものの中国生活。

中でも、パソコン、ネットのトラブルがおこると、絶望的な気分になり、本当に、泣きたくなることがある。パソコン自体、素人で、わけがわからなんのに、それを中国語でやれとか、ほとんど不可能に思えてくるのだ。

まあ、それでも会社のパソコンであれば、同僚の中国人とかが修理屋をよんでくれたりするが、自宅のパソコンとなると、さすがに、いちいち、中国人を頼りにするわけにもいかないので、ある程度は、自分で解決する術を持たなければならない。

しかし、ネットで解決方法を調べようとしても、当然ながら日本語で掲載されているだけなので、全部、自分の頭のなかで中国語環境に翻訳しなければならない。
それでも、まだネットにつながっているのであればいいが、この間なんか、ネットが全くつながらなくなり、中国電信に訴えても、「お前のパソコンに問題があるんじゃないか」と言われ埒が明かず、といっても、そもそもネットにつなげないのだから、調べることもできず、悲嘆の日々を過ごしていたが、中国人にパソコンを借りて、自力で調べて、やっと、ことなきをえたが、その間の、不安なことといったらなかった。

結論としては、どうも、ウィルスが入ったと認識して、ウィンドウズのシステムが勝手に、ネットに接続できなくしてしまったとのこと。全く「余計なお世話!!」であるが、その怒りを誰に向けることもできない。

まあ、このようなレアケースはともかく、中国では、ネット回線に支障が生じるのは、よくあることで、しかも言葉の壁の問題もあり、同じトラブルでも、不安感が倍増することは、間違いないところである。

以下、中国でネットに不具合が起こったときの対処方法について、自分の体験をふまえて、中国固有の現象を中心に、まとめてみた。

そもそも、ネットにアクセスできない場合、どう対処する?

まず、そもそも、ネットに接続できない場合、どうしたらいいのだろうか?
一般的には中国電信(チャイナテレコム)に連絡することになるが、その前に、自分でやれることはやっておくべきであろう。

まずは、再起動

まずは、当たり前であるが、再起動してみる。

配線を確認


再起動で駄目なら、これも、当たり前であるが、配線がしっかりなされているか、確認してみる。原始的なやり方だが、一度、すべての接続ポイントについて、線を抜いてから、再度、差し込んでみると案外、つながることが多い。中国人も、これは、よくやっているようだ。

時間をおいて再アクセス、履歴消去

あと、一旦、接続に失敗すると、その後、何回アクセスしても、つながらないことはよくある。そういう場合、あせらずに、10分ほど、時間を置いてから、再度アクセスすると、うまくいくことが多い。もし、その時間すら待てないようであれば、閲覧履歴を消すとかしてみるのもいいだろう。(クロームの場合、历史记录⇒清楚阅览记录でOK)

また、YOUTUBEやFACEBOOKのように、中国の検閲上、常に見れなくなっているサイトは、どうあがいても見れないので、VPNを使用して、見るよりほかない。(VPNについては、以前に少し説明した 中国でのVPNへの接続について

そもそも、ネットにつながっているのか?

上記のような、原始的な方法で、つながらない場合、まずは、そもそも、ネットがつながっているのかどうかを確認したほうがいいだろう。コントロールパネル(控制面板)のネットワークと共有センター(网络和共享中心)を開いて、ネット回線が、自分のパソコンとつながっているかを確認する。

ネット回線が、問題なくつながっているのに、接続できない場合(右写真)の場合、パソコンに問題がある可能性があるので、一度、パソコンの修理屋に相談してみるのがいいだろう(パソコン修理については、後述)
逆に、赤いのマークがついていれば、そもそもネットがつながっていないということであるから、中国電信(チャイナテレコム)に連絡するよりほかない。

中国電信(チャイナテレコム)に連絡する

中国電信(電話番号は、10000番)に電話すると、音声の案内に従って、番号を選択していくことになる。もちろん、中国語(普通話、広東語)か英語しかないし、オペレーターにつながるまで、4つか5つ、質問があるので、よほど、語学力に自信がある人でもない限り、中国人の同僚にでも頼んだほうが無難だと思う。

運良く、オペレーターにつながったら、アカウント(宽带账号)とパスワード(密码)を聞かれてもよいように、以前、中国電信と契約した時の書類を手元に置いて、いつでも答えられるようにしておくのがよいだろう。また、当たり前だが、契約期限が切れているとマヌケなので、一応、期限はちゃんと確認しよう。
その上で、トラブルの具体的な状況を手短に答えられるようにしておく。その際、エラーコード(错误代码)を尋ねられることが多いので(403とか651とかの数字)なるべく、接続できなかった時の番号を控えておくといい。

オペレーターに伝えるべきことを伝え、電話を終えてから、通常、20-30分もすれば、ネット回線は復旧するはずである。それでも駄目な場合、あるいは、一定時間後にトラブルが再発するなどの場合、中国電信側に、ネットの修理を専門にしている修理工(师傅(シーフ))をよんでもらわなければならない。


このあたりになると、ネットは使えないで仕事はできないわ、言葉は通じないわで、相当、イライラが溜まっているはずであるが、もう少し、我慢するより他ない。

専門の修理工(师傅)をよんでもらう

電信に、ネットの修理を専門にしている修理工(师傅(シーフ))を呼んでもらうと、後で、修理工から直接、電話がかかってくるはずである。ちなみに、地域によって担当する修理工は、だいたい決まっているらしく、自分のパソコンの場合も、ここ数年来ずっと、同じ人間が担当だった。

この修理は無料であるのはいいのだが、逆に、頼んでもなかなか来てくれないわ、電話で何をいっているのか聞き取れないわ(早口でナマッている)で、難儀した。通常、そんなところで消耗してもしょうがないので、扱いづらい場合は、間に、中国人を挟むなり、したほうがよいだろう。(まあ、言われなくとも、普通、そうするだろうが・・・)

修理工が、来てくれれば、なんとかなることがほとんどであるが、ソレでも稀に、無理な場合もある。あまり考えたくもない事態であるが、そのときはパソコン本体に問題があると考えるしかないので、パソコンを修理に出すしかないだろう。(あと、稀ではあるが、冒頭で自分が述べたようなケースもある。その時は、ウルトラCで、自力解決したわけであるが・・・・・)

パソコンの修理屋を呼ぶ

パソコンの修理であるが、まず、パソコンが保証期間内であれば、買った店の系列の修理所に連絡を入れるのが普通である。パソコンの保証書に記載してある電話番号に連絡すればよいだろう。交換するパーツは実費であるが、修理代は、そんなにかからないはずである。
保証期間にない場合は、巷にあるパソコン修理屋を呼ぶよりほかない。会社など関連で、かかりつけの修理屋がいればいいが、いない場合は、知り合いの中国人に間に入ってもらうとか、工夫した方がいいだろう。(外国人とみると、足下を見られることも多い)

その他の問題

ネットがつながらない他にも、中国では、なにかと、いろいろ問題が発生する。以下、ネットにはつながっているが、特定のページ、或いは、特定のソフトが操作できない場合について。

ブラウザを変えてみる

まず、ネット上で、特定の操作ができない、ソフトが使えないことがあるが、意外に多いのが、使用しているブラウザが問題になっている場合である。
例えば、中国のお役所や銀行のページ上で、ログインして操作するとかの場合、そういう機関では、ほとんどIE(Internet Explorer)を指定している事が多いので、グーグルクロームとかだと、最後まで操作できないおそれがあるので、注意が必要である。

パソコンの言語環境の設定を変えてみる

中国語のソフトが文字化けなどで使えない場合、言語の設定が、日本語環境(あるいは中国語環境)になっていないか、チェックするとよいだろう。
コントロールパネル(控制面板)エリアと言語(区域和言語)を開いて、すべての項目について、中国語の環境に直せばよい。
また、逆に日本語のソフトが使えない場合、ここが、中国語環境になっていることが考えられるので、日本語環境に変えてやれば良い。
あと、メールが文字化けする場合は、文字コード(编码)をいじってみると良い。

究極の解決方法

以上、いろいろ見てきたが、あらためて、中国のネットは厄介だなと感じる。ブラウザ、VPN、言語設定・・・・考えるべき、方向性が多すぎるのだ。
また、一旦、トラブルが発生すると、日本で同じことをやるのに比べて、二倍、三倍も、時間と手間がかかってしまう。また、言葉が通じないがゆえの、ストレスも半端ない。トラブルが発生するたび、自力で解決しようとするのは、いかにも効率が悪すぎる。

ぶっちゃけ、一番いいのは、日本語ができて、面倒見のよい、中国人の知り合いに頼むということであろうか。まあ、身もふたもない話であるが、実際、言葉ができなくとも、そういう知り合いさえいれば、上記の問題を、あらまし解決できてしまうだろう。そのあたりは、日頃の人付き合いが、モノをいうということになるだろう。

ただ、中国人だからといって、何でも解決できてしまうということでもない。彼らだって、パソコンやネットの専門家ではないのだから、過度な期待は、もたないほうがいいだろう。彼らを頼るのはいいが、あくまでも、自分が問題を解決するという当事者意識だけは、忘れないようにしたいものである。

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