一人カラオケもOK?! 中国のミニKTVとは


最近、この写真のような、昔のNTTの電話ボックスを一回り大きくしたような大きさのガラス張りのボックスを、ショッピングモールで見かけるようになってきた。

実はこれ、ミニKTV(迷你KTV)と呼ばれる、簡易式カラオケボックスらしいが、ショッピングモールの中や映画館、ゲームセンターの中に設置され、中国全土に出回っていて、最近、若い人を中心にして、密かにブームになってきているという。

いったい、どういうシステムになっているのだろうか?以下、ちょっと調べてみた。

写真は、「全民K歌」という名前のミニ(迷你)KTV。

ミニKTV  使用上の注意

使い方であるが、以下、表のドアに書いてあった使用上の注意を、適当に翻訳してみた。(ちなみに、自分ではまだ使用していない。)

とりあえず中に入ると、正面に上下、二つの画面があり、上にカラオケの動画が流れ、下のタッチパネルで操作をするという感じ。(写真はデモ画面)
下のタッチパネルの画面をタッチすると、QRコードが出るので、それをウィーチャット(微信)で、スキャン(扫一扫)すると、自動的にログインできるという仕組み。

支払いセット(套餐/タオツァン)はいくつかあるので、そこから、選ぶ。(下のような感じ)

10元(1曲)、25元(15分)、40元(30分)、53元(45分)、65元(60分)

料金体系は、カラオケボックスのガラスに、マジックで書かれているが、ボックスの所有者によって、マチマチなのかもしれない。営業時間もあるが、これは、ショッピングモールの営業時間に合わせているのだろう。(終了時間が微妙だが)

ウィーチャットでお金を払うと、投入金額分の時間だけ、作動するという仕組み。
あとは、曲目を選んで、歌うだけ。歌い始めると、自動的に録音モードになるらしい。また、歌ったあとは、自分の作品?として他人と共有できるのだとか。(絶対に、したくないが)

しかし、これって、要するに、シェア自転車とおなじような仕組みなんじゃないのかな?自転車がカラオケボックスに変わっただけという。要するに、まずスマホありき、ウィーチャットありきの商売という。

ただ、シェア自転車は、1時間1元なのに、これは、1時間60元であるから、結構、ぼろい商売にも思えるのであるが・・・ただ、見ていると、歌っている中国人を、ほとんど見かけないので、実際には、それほど、もうかるわけでもないのかもしれない。

あと、ウィーチャットに接続しているということは、自分が、いつ、どこのカラオケボックスで、何を歌ったかまで、当局に把握されてしまうということになるのだろうか?それも、なんだかなあという感じだが。。。。

まあもし、機会があれば、自分でも試してみることにしよう。

中国のミニカラ(miniKTV) 動画


首都经济报道 优酷网(中国語)

次に、ネット上で、関連動画を検索してみたので、中国人の反応について、ちょっと、紹介してみよう。

動画では、利用者に言わせると、人気の秘密は、ショッピングなど、ちょっとした時間に暇を潰すのに、ちょうどいいのだとか、まあ手軽さが売りのようだ。

お値段も手頃で(課金方法は、時間ごとか曲数ごと)、時間ごとだと、3-5分、8元(混む時間12元)15分20元、30分38元、60分58元。(1元=約17円)歌ごとの場合は、一曲あたり2-5元から、高い場所では、6-8元になるという。

値段については、サービス会社やショッピングモールの場所によりけりだとのことである。

ちなみに動画では、「KTV、KTV」と言っているが、最近は、カラオケ(卡拉OK)とは言わないのかな?

ミニKTV市場について

一方、このミニKTV、商売として、どうなのか?ということも、テーマとして取り上げている。このあたりは、さすが商売にさとい中国だ。

このボックスの一台あたりの値段は1.6万~2.8万元(27~48万円)さらに、1台あたり、月900-2000元(1.5~3.4万円)の場所代が必要、一方、収入の方は、一日の一台あたり400元(6,800円)として計算すると、3ヶ月~半年で、もとは取れるという計算であるが、ホントかな?

よくわからないが、ビジネスモデル的には、ウェブやSNSのオンラインサービスを、実在する店舗(オフライン)での集客アップにつなげる、いわゆる「O2O」の仕組みだとのこと。

既存のKTVとの競合


このカラオケボックスの登場は、「钱柜」(ちぇんぐい/キャッシュボックス)のような、大きな部屋で、大人数で歌う、従来型の量販式カラオケボックスにとっては、脅威になりそうだ。

コレに対して、既存のKTV側は、KTVは空間を売るものであるから、かならずしも競合しないと言っているが、実際のところは、低価格競争に向かわざるを得なくなっているようである。

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