深センのイオン(永旺)


深センには、日本のスーパー、イオンが進出している。以前は、ジャスコ(吉之島)という名称も使っていたが、最近は、イオン(永旺/ヨンワン)で統一しているようだ。

店内は、明るく広々としており、ひたすら快適。生鮮食料品スーパーを中心として、日用雑貨全般さらには
衣料など幅広く取り揃えている。また、中国人店員がお辞儀したり、妙に礼儀正しかったりするのが、いかにも日系という感じだ。

中国在住の日本人にとって、やはり日系スーパーがあるのは、やはり心強い。以下、深センのイオンについて、紹介してみる。

ちなみに、COCOPARK店は、先日(2017年夏)に閉店したようだ。深センの中心に近いイオンだっただけに、現地の日本人としては、少し残念なところではある。

中国深センのイオン(永旺)

現在、深センにイオン(永旺)は、5店舗ある。

ただ名前はイオンでも、やはり中国なので、日本のイオンのような品揃えは、期待はできない。日系とはいえ、ものを買うのは、あくまで中国人であるから、そこはまあ仕方がない。

ただ、他のスーパーよりも、現地生産の日本ブランド商品は多い。例えば「ポカリスウェット」「サントリーウーロン茶」「朝日スーパードライ」等、おなじみの商品はもちろん、「キューピー胡麻だれドレッシング」とか、結構、痒いところに手が届くような商品も増えてきた。

また、最近「明治ブルガリアヨーグルト」など、従来の中国人の味覚からすると、考えられないような商品も、出回り始めており、中国人の感覚も、徐々にではあるが変わりつつある感じがする。

日本からの輸入品は?

現地生産の日本商品がかなり増え、品質も向上しているので、かつてほど、日本からの輸入品を買い求める必要性は、少ないかもしれない。また、日本からの輸入品は、どうしても値段が高くなるので、自分も、カレーのルー、醤油、味噌など、どうしても現地では手に入りにくいものを除いては、あまり買っていない。日本の商品を買う場合は、香港のイオン(後術)へ行ったほうが早い気がする。

一つの街を形成するイオンモール


また、上記スーパーマーケットを取り囲むように、ベーカリーからフードコート、10元ショップ、さらには子供の遊び場まであり、もはや一つの街といっていいような状況になっている。休日は、家族揃って、一日中、そこで過ごすという中国人も結構いるようだ。
また、サイゼリア(萨莉亚)、吉野家、COCO壱番屋など、日本でもお馴染みの外食チェーンを見かけることも多い。

というわけで、以下、深セン市内の各店舗について、簡単に案内しておこう。

深センのイオン 店舗案内

現在、イオンは、深セン市内に、5店舗ある。(2017年現在) 深センにイオン AEON|永旺华南
また、深セン周辺にも、惠州に2店舗、長安に1店舗、順徳に1店舗。香港、広州にも、もちろんあるが、経営主体が違うようだ。

中信城市広場店

地下鉄1号線「科学館」駅下車、D出口から、左右に商店が並ぶ地下通路を5分ほど歩くと、中信城市広場という地下街に出るが、そこが、イオンになっている。

深センでは、最も古い店で、かつては、イオン(ジャスコ)といえば、ここのことを言っていた。数年前に、リニューアルして以来、スーパーの売り場が広くなり、照明を暗くして、かなり高級感、オシャレ感をだしているが、値段は割りと普通である。

海岸城店

 地下鉄2号線・11号線「后海駅」下車(D出口かE出口が比較的近い)
近年発展が著しい、南山海岸城地区の中心に位置する。日本人が多く住む地域なので、一番馴染みがある店舗かもしれない。一階が日用品などで、地下一階にスーパーがある。周囲には、ユニクロ、吉野家、サイゼリア、10元ショップなどもあり、何でもそろってしまう。送迎バスなども運行している。

東湖店

 地下鉄5号線、7号線「太安駅」下車5-10分
場所的に、ちょっと分かりにくいところにある。あまり日本人にとっては、馴染みのない店舗かもしれないが、1階、地下1階あわせると、かなり規模は大きい。

新州店

 地下鉄7号線「石厦」駅と「沙尾」駅の中間。

宝安中心店

 地下鉄1号線5号線「宝安中心駅」下車。

COCO Park店(閉店

COCOPARK(ココパーク)のイオンが閉店した模様。つい、この間まで営業していたのに、非常に残念。あとに「超级物种」という、高級っぽいスーパーができている。

答謝日(感謝デー)


イオンでは、ある一定の期間、毎週火曜日(星期二)に「答謝日(感謝デー)」という、割引セールが実施されることがある。
商品が一律に安くなるほか、いろいろ特売品もでるようなので、一度、のぞいてみるのもよいだろう。ただ、売り場には、少しでも安く買い物したい中国人で溢れかえり、レジは、長蛇の列ができていたりするので、ゆっくりと買い物ができないかもしれない。

無料送付サービス

無料送付サービスについては、各店舗によって、条件が異なるようなので、以下のサイトで確認をしたほうがいいだろう。 深センイオン 分店情報
以下は、海岸城店の情報。

送付の条件

◯100元以上の買い物であること。
◯当日の買い物で、顧客窓口で無料送付サービス(免費送貨)
◯送付サービスするものは、イオンの商品のみ。
◯老人、妊婦、子供を抱えたもの、身体障害者には、無料送付サービス。

送付時間

9;00-22;30・・・17;00以前に手続きした商品に関しては、出来る限り、日没あるいは当日のうちに、各家庭まで届けるものとする。

送付範囲

海岸城店の場合(南山区、福田区、宝安中心区、龍華)
その他、電話による問い合わせもできる。各店舗に、問い合わせてみるのもよいだろう。

香港のイオン


もし時間に余裕があり、日本の食材を買うのであれば、香港のイオンのほうが、絶対によい。

ここは日本か?と一瞬、思ってしまうほど品揃えが豊富だし、同じ商品でも大陸側より安い。香港在住者から言わせると、香港の中心の店舗のほうが、品ぞろえが良いみたいである。
中国側からであれば、地下鉄が開通したこともあり、ホンハム(红磡)のイオンがかなり行きやすくなった。自分も、1-2ヶ月に一度、ホンハムまで買い出しに行っている。

香港イオン(永旺)のサイト 「店舗資料⇒分店情報」で各店舗情報にいける。かなり店舗がある。

値段比較  大陸イオンVS香港イオン

日本食品については、香港イオンのほうが、安いといったが、一例をあげると、以下のようになる。

◯トップバリューのレギュラーコーヒー(400グラム)
(大陸イオン)67元/1100円 (香港イオン)40香港$/580円
◯ジャワカレーのルー(中辛)
(大陸イオン)35元/580円 (香港イオン)22香港$/320円

(1元=16.5円、1香港$=14.5円、2017年7月)として計算しても、ざっと二倍の開きがある。

何故、こんなに差があるのかということだが、在住日本人の数というより、香港の消費者が、日本の食品を食べるのが一般的だからだと思う。逆に、大陸人は一部の人間を除き、日本からの輸入品を食べることはまず無いので、日本食品の市場が形成されにくいのだと思う。


ちなみに、ジャワカレーのルーは、ローカルのルーもある(10元/160円)が、いかんせん、味付けが微妙に違うので、日本人には合わないと思われる。パッケージは結構、似ているが・・・・

その他 日本食材、購入方法

その他、日本の食材を購入する方法としては、現地在住日本人を対象とする日本食材の専門店もあある。最近は、ネットで日本の食品を注文して、宅配するサービスも増えているようだ。

また、中国人が日本の商品を購入する時に利用するECサイトも、今後、充実してくると思われるので、それを活用する手もあるだろう。

その他のスーパー

イオンの他にも、深センには、いろいろなスーパーがあるし、結構、イオンと変わりがないようなスーパーもある。大陸系の「天紅」、香港系の「百佳」あるいは、アメリカの「ウォルマート」など、大手であれば、そこそこの品揃えが期待できる。以下、代表的なスーパーを紹介してみる。

ウォルマート(沃尔玛)


まあ、可もなく不可もなく、ソコソコという印象。品質、価格ともに、イオンよりさらに現地化していると思う。品揃えが、チョコレートでも明治よりハーシーズとか、アメリカのブランドが優先される傾向にある。輸入品は、ほとんど置いてない。また、店員の服装などが、ジーンズとポロシャツ、対応も適当という、いかにもアメリカンな感じ。
沃尔玛(ウォルマート/米)

カルフール(家楽福)

 フランス系、大手スーパー、カルフール(家楽福)も中国に進出している。あまり行かないが、だいたいウォルマートと同じようなものだと思う。

香港系スーパー

香港系は「百佳」「WELCOME」など、いろいろあるが、例えば、国貿駅の下にある「TaSTe」というスーパーは、割りとイオンに似たような、品質、価格といってもいいかもしれない。「明治ブルガリアヨーグルト」とか日本の商品が少ないことはあるが、それに代わるブランド品は置いてある。ダイソーなども入居している。

高級スーパー


あと、近年、中国人の経済力が上がるにつれ増えてきたのが、高級スーパーであろう。

写真は、オーレ(Ole)という高級スーパーであるが、落ち着いた照明、ディズプレイは、いかにも高級といった雰囲気で、中国のローカルスーパーとは完全に一線を画している。
肉、魚、野菜、果物など生鮮食品は、量り売りではなく、一つ一つ包装されて販売され、高級ワインやチーズ、厚切りステーキ肉、寿司、刺身といった高級感のある食材や、有機野菜、有機卵もある。ただ、当然のことながら、値段が高い。有機野菜を買うと、普通の野菜と値段が10倍くらい違ったりするし、実際に、値段に見合っているのかイマイチ疑問に思う事も多い。

参考杭州の万象城の様子
香港の華潤グループが開発したショッピングモールらしいが、もはや中国ではない感じ。まあ深センも大体、似たり寄ったりといったところだが。
スーパー「オーレ(Ole)」は、この万象城の中にある。他、世界の窓駅下車すぐのところにもある。

 あと、スーパーの周囲は、高級ショッピングモールになっており、大劇院駅近くの「万象城」というショッピングモールには、屋内にスケートリンクがあり、暑い深センで、年中スケートができる。

その他、関連する記事

supermarket-curry中国スーパー(超級市場)ミニ知識 
中国のスーパーマーケット(超市、チャオシ)水族館さながらの魚介類売り場をはじめ、山のように盛られた巨大なキュウリやナス、丸ごとそのままの形で吊るされたブタや鶏を見ると、日本との文化の違いを感じざるをえません。中国スーパー(超市)での買い物の仕方について。
familymart (25)「おにぎり、暖めますか?」に日本的心意気を感じる中国のファミリーマート(全家)2015年9月26日
最近、深センにも、ようやく、ファミリーマート(全家)をポツポツ見かけるようになってきた。照明の明るさ、清潔感、内装、間取り、一見すると日本のコンビニと変わらないようには見えるが・・・。中国ファミリーマート(全家)入店体験記。
yoshinoya1中国深圳の吉野家で牛丼を食べてみる2007年5月25日
深圳に吉野家ができたらしい。という噂をふと耳にしたのは、昨年の暮れのことであろうか。吉野家が好きでたまらないというわけでもないが、やはり日本人として、あの牛丼は気になる存在ではある。ということで、早速、食べに行ってきた。

 その他、関連する記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA