中国スーパー(超級市場)ミニ知識

supermarket-curry中国のスーパーマーケット「超級市場、略して超市(チャオシ)」へ初めて入った人は、日本のスーパーとの違いに、少なからず驚かれるかもしれない。

水族館さながらの魚介類売り場をはじめ、山のように盛られた巨大なキュウリやナス、丸ごとそのままの形で吊るされたブタや鶏を見ると、文化の違いを感じざるをえないであろう。

また、お金の支払い方も随分、違う。中国はここ数年で、完全にキャッシュレス化が進み、ウィーチャットやアリペイでの支払いが主流になっている。また、最近では、セルフレジ(無人レジ)の導入も進んでいる。

スーパーでは、特に中国語を話さなくても、買い物は出来るかもしれないが、最低限の知識は知っておいたほうが、いいかもしれない。

以下、中国のスーパーでの、買い物する際の、ちょっとした知識について、解説してみよう。

写真:ハウスのカレー売り場

知っていると便利 中国スーパー(超市)ミニ知識

生鮮食品(果物・野菜・肉)は量り売りが基本

まず、野菜や果物、肉、魚といった生鮮食品についてであるが、最近は、パックづめが増えたとはいえ、基本は量り売りとなっている。

先ずそれぞれの食材売り場で、山積みされているものの中から、各自で選んで、備え付けのビニール袋に入れ、各コーナーにあるはかり台に置く。

もちろん、そのまま、レジに持っていっても駄目であることは言うまでもない。

最近は、セルフサービス化しているが、だいたい、係員が、脇にいるので、操作がわからなければ、聞けばいいだろう。

そこで、重量に応じた価格の付いたシールを貼ってくれるので、それをレジにもって行けばよし。

値段は、1斤(じん/500グラム)ごとの価格が表示されている。2斤が、1公斤(ごんじん/1キログラム)に相当する。

日本では、量り売りの習慣が、ほとんどないが、中国では、それが基本なので、中国人の主婦は、1斤あたりの値段をちゃんと知っているようである。ニンジンは一斤いくら、ジャガイモはいくらという具合に・・・。ちょっと、これは日本では無い感覚かもしれない。

支払い方法


支払いは、最近では、ウィーチャット(微信)や、アリペイ(支付宝)が主流になっている。

店員が、商品にバーコードを当てている間に、微信などの、コードを開いておき、最後に店側のセンサーを当ててピッと鳴れば、支払い完了である。

現金や「銀聯」(デビットカード)など他の手段も使えることは使えるが、使っている人は、年々、減っている。店員が札を透かしてしげしげ見る光景も、めっきり少なくなった。

あと、「会员卡有吗? (会員券は持っているか?)」と聞かれるかもしれない。これは店独自に会員券を発行しているところが多いためで、通常、カードを提示すると数パーセントの割引があったりする。

セルフサービス機(無人レジ)も登場

あと、最近は、どこの店でも、セルフサービスレジ(写真)が導入され、半分くらいのレジがコレに置き換わっている。

スーパーによって、やり方は、いろいろであるが、一般的には、タッチパネル操作で、自分で商品のバーコードを、センサーに当て、最後に、ウィーチャットかアリペイで、決済して終わり。

わからない場合は、そばに係員が必ずいるので、彼らに聞けばいい。少し面倒ではあるが、従来の有人レジよりは、比較的空いているように思う。

詳細については、また別途、このブログで紹介してみようと思う。

レジ袋(袋子)

あと、レジ袋であるが、会計のときに「要不要袋子(袋は要りますか)?」と決まって聞かれると思うので、必要なときは「要(ヤオ)」、不要なときは「不要(ぶやお)」といえば良い。

ただ、このやり取りが、簡単なようで、結構、面倒で、毎回毎回、必要かどうかを聞かれて、それに答えなければならない。しかも、「要」「不要」が逆に受け取られることもしばしば。だからといって、毎回、自分でマイ袋を持参するのも、面倒というか、家庭主婦じゃないし・・・

袋の、値段や種類はいろいろあるが、通常の「ナイロン袋(塑料袋)」であれば、大が0.3元、小が0.2元といったところだろうか。(写真はウォルマート(沃尔玛)のナイロン袋)

割引について

スーパーでは、いくら中国だからといって、値引き讨价反价(たおじゃーふぁんじゃー)」はできないことは当然である。

しかし、その代わり、毎日のように値引きセールをしている。

よく見かける割引の中国語表現としては、「买一送一(マイイー、ソンイー)」などがある。ひとつの商品を買うと、もうひとつ同じものをもらえるということで、要するに、50パーセントOFFのこと。

また、「(ジャー)」は、日本で言う「〇割引」のことであるが、注意が必要なのは、日本では、割り引く方の割合を指すのに対して、中国では残りの割合を指すということ。

例えば「9折」は「9割で売る(1割引)」という意味であって、9割引きではないので、注意が必要である。「9割引?安すぎ!!」と一瞬、思うのは早とちりということ。

特売日

あと、どこのスーパーでも、何がしかの 特売をやっているので、ポスターとかを気をつけて、見ていればいいかもしれない。

ちなみに、中国のイオン(永旺)では、「答謝日」と称して、毎週火曜日に割引セールをしているが、中国人で大混雑しているので、混雑が嫌いな人(自分もその一人)は、逆に避けたほうがいいかもしれない。

深センのスーパーマーケット(超級市場) 案内

イオン(永旺)

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中国にも、日系スーパーが進出している。

日本人としては、やはりなじみのある日系スーパーに足が向いてしまうが、自分の住んでいる広東省深圳市内にも、イオン(永旺/よんわん)が、5-6軒営業している。

冷凍食品やインスタント食品をはじめ、缶詰、調味料、お菓子類から、納豆、豆腐に至るまで、そのラインナップは、他の追随を許さない。
しかし所詮は中国なので、日本にあるような品揃えは期待はできないところ。開店当初は、日本人向きの商品も結構あるが、だんだんとローカル向けに変わってくるのが、悲しいところである。いくら日系スーパーだといっても、消費の中心は中国人なので、まあしょうがないところである。

また、日本からの輸入品は総じて高い。どんべえが250円位したり「何が悲しくて、どんべえに250円も出さなきゃいかんのか」と言いつつ、買ってしまったりするが・・・。

また、輸入品はともかく、現地生産されている日本のブランド商品については、他のスーパーよりも多く取り扱っている。「ポカリスウェット」「午後の紅茶」「サントリーウーロン茶」といった飲料や「明治のアイスクリーム」「ポッキー」等の菓子類、「スーパードライ」「一番絞り」等のビール類など、日本の品質水準の商品が、現地価格で手に入るのも有難いところ。

それでも隣りの香港のイオンと比べると、品揃えで、物足りなさを感じてしまわなくもないが、一昔前に比較すれば、日本人が食生活するに当たって、格段によい環境が整いつつあると言える。

深センでは、中信城市広場(科学館)をはじめ、各地にイオンがある。イオン他、スーパーについては、以下のページをご参照のこと。

深センのイオン(永旺) | 広東省深圳@老板日記

こだわり派~高級路線スーパー

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近年、中国人の経済力が上がるにつれ、こだわり感のあるスーパーがでてきた。

きれいに包装された商品、落ち着いた照明、ディズプレイは、いかにも高級といった雰囲気で、中国のローカルスーパーとは完全に一線を画している。

また、肉、魚、野菜、果物など生鮮食品は、量り売りではなく、ほとんどパッケージングされて販売されていたりする。

また、高級ワインやチーズ、厚切りステーキ肉、日本の寿司、刺身といった高級感のある食材や、有機野菜、有機卵といった、こだわり感のあるコーナーもかなり大きく設けられている。日本で言えば、「成城石井」とかそういう感じになるだろうか。

ただ、言わせて貰えば、中国にあるこういった高級スーパーは、値段がやたら高い割りに、本当に中身が伴っているのかなと、イマイチ疑問に思う事も多い。

※写真(上)はオーレ(Ole)
深センの万象城とか、ホリデープラザ(世界の窓)にある、香港系の高級スーパー。

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