日本一時帰国2011年 ありえない出来事

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いきなり、こんなのが

今回、日本に帰ってきたときに、踏み切りで電車待ちしているとき、いきなりこんなアニメ電車(写真)が、目の前を通過していったのであるが、平穏な日常風景に突如こんなもんが!という感じで、少し驚いてしまった。後で知ったのであるが「けいおん」というガールズバンドアニメにちなんだ電車らしく、近くにモデルとなった学校があるということである。

この電車は、京阪大津線といって、自分の地元を走っているローカル電車なのであるが、車体に、いつも何か地元にちなんだペインティングを施したラッピングトレインを走らせている。(日本でも全国的に車体広告というのは一般化しているのだろうか?)

ちなみに、このローカル線、年々、ペインティングが過激になっている気がしないでもない。今回も上記電車をはじめ、電飾バリバリの「紫式部」(石山寺が縁?)とか「機関車トーマス」電車を平行して走らせており、かなり大胆な試みをしている。この会社には、是非、この路線で、突っ走ってもらいたいと思う。

さて、最近、だんだんと中国生活が長くなってきたせいか、日本に帰ったときの方が、逆にカルチャーショックを受けることも多い。今回も、こんなことがあった。

日本で逆カルチャーショック

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電車から降りて、駅のホームからエレベーターに乗って、改札のある階で降りようとしていたときのことである。エレベーターの扉が開いた後、ちょっと考え事をしていて、扉が開いていることにしばし気がつかなかった。その間、ほんの5秒程度のことであっただろうか、はっと気がつき、あわてて外へ出ようとしたのであるが、そのとき、扉がずっと開きっぱなしになっていた。
「おかしいな、扉が開いてから相当時間が経っているはずだが・・」と思い、ふと、横を見ると、10歳くらいの少年が、のボタンを押して、じっと自分のほうを向いているではないか・・・・。

「ありえない。」

つまり、このお利口さんの少年は、自分がエレベーターの外に出るのをボタンを押して、ずっと待ってくれていたわけである。(内心は「早く、出てくれへんかなあ、このおっさん」と思っていたかもしれない、いや、多分そう思っていただろう。)まあ、こういうシチュエーションは日本では、アリかもしれないが、中国ではまず無いシチュエーションであろう。というか、大人でも我先に外に飛び出していくし、ましては子供がそんなことをするなんて不可能である。文化の違いとはいえ、少し、子供のときの教育というか、しつけについて考えさせられた次第である。

逆に、中国の子供と言うのは、子供らしいと言えば聞こえはよいが、ちょっと親から甘やかされすぎてはいないかと、日本人である自分から見るとそう思ってしまう。地下鉄では、大人よりも子供のほうを先に座らせようとする傾向にあるし、レストランに入れば、子供がばたばたと走り回っているが、誰も特に注意しようとすらしない。自由は自由だし、それが子供らしいんだと言われれば、そうなのかもしれないが・・・

残念な出来事も

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湖国ならではの電車も

しかし、その一方で、こういう残念な光景も目にした。今度も、近所のとある駅での話。
自分の乗っていた電車がある駅に着いたときのことだ。車内から乳母車をホームに出そうとしていた若い主婦が、車輪がひっかかって、少しばかり手間どっていたことがあった。他に降りる客も数名、その後ろで待っていた。その間、たった何秒かのことだっただろうか。

そのときである。同じく、すぐ後ろで降りるのを待っていた中年男が、その乳母車を、なんと足でけったのである。それも2、3回。そんなに強い力ではないが、明らかに悪意のこもったけり方であった。主婦はそれに対して、何も言わず、乳母車は、すぐにホーム側に出すことができたようだった。その中年男は、乳母車の脇を、すたすたと立ち去っていった。その乳母車をけられた主婦には、傍の女性が「気にしなくていいよ」というように、声をかけていたようであった。

自分は車内で、その様子を見ていたのであるが、あまりのことにあっけに取られ、言葉も無かった。日本というのは、中国と違って、普段は、人間のマナーが非常によいので、こういう一面を見ると、そのギャップに余計に驚いてしまうのだ。

思うに日本社会は、人々の内面にかなりの圧力があり、時々、こういう歪んだ形で噴出してくるのだろうと思う。弱者がさらに弱者をいじめるという感じにも見えなくもない。逆に中国では、こういう後味の悪いタイプの現象は、まず見かけない。仮にそんなことをしたら、まず、女性のほうも黙ってはいないから、バトルが始まるだろうし、回りも巻き込んで、一大口論大会になってしまうだろうからだ。

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