日本語教師日記 Ⅱ ジャッキーチェン?誰ですかソレ?

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ジャッキーチェンといっしょに  香港マダムタッソー蝋人形館の入り口で

マダム・タッソー館 – Wikipedia
 


日本語と中国語は、漢字を使用するという点では、同じなのであるが、発音が非常に異なるため、ちょっとしたねじれ現象があって、面白い。

例えば、成龍、李小龍、李連傑、章子怡といっても、中国語を勉強したことの無い日本人には、??ではないだろうか。

実は、コレ、順番にジャッキーチェン、ブルースリー、リーリンチェイ、チャンツイーイーの中国語名である。

逆に、同じことが中国人にもいえて、中国人の生徒にに「ジャッキーチェンって誰? ブルースリーは?」といっても、日本語に慣れている人間ならともかく、日本語を始めたばかりの生徒には、「ジャッキー??誰ですかソレ?」という反応になってしまう。
しかし、ああ、「成龍(チェン・ロン)のことか!!」とわかると、俄然身を乗り出してくる。

すると、こっちも今度は「コキントウって誰?、オンカホウは?」と続けてやる。

でも、これもわからないことが多い。ここで「自分の国の主席や首相の名前もわからんのか?」と思うのは生徒に酷というものである。なぜなら、中国語で、胡錦濤は、フー・チン・ダオ、温家宝はウェン・ジアー・バオ、で似ても似つかぬものになってしまうから、わからないのも無理は無いのである。特に、コキントウはわからない人が多く「中国人なら皆、知っています」とヒントを与えると初めて、わかることが多い。

逆に、日本人であれば、誰でも知っているのに、中国人は知らないという人名(イチロー、みのもんた、等・・・・・)などは、あまり興味がわかないようである。中国人は、日本の政治家の名前は知っているが、芸能人や、スポーツ選手についてはあまり知らないことが多い。そういう時は「これは別に試験とは関係ないが、日本人であれば誰でも知ってますから日本人とコミュニケーションをとるときに便利ですよーー」という触れ込みで紹介する。

例えば、読解の問題の中に、ケント・ギルバートの文章があったので、外人タレントについて、ちょっと聞いてみてやろうと思い、さすがにわからんだろうなと思いつつも「皆さん、デイブ・スペクターって知っている?」と言ったところ、案の定、ほとんどの学生は知らなかったし、中には電子辞書で調べようとしたりするが(そんなもん、載ってるわけ無いやろー)なんと、一人、知っている生徒がいて驚いた。その生徒は、どうも日本人の旦那がいるようで、先日、その千葉県の実家にいった時TVで見たらしいのである。

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