中華フレンチトースト攻略(駄文です)

toast1
一見、何の変哲もないバタートースト風と思いきや

中国に来て以来、体重が増加の一途をたどっている。

まさに、人民元がじわじわと高騰するかのごとく、我が体重もじわじわと高騰中なのであるが、その主な原因は食べ物(と仕事のストレス)であることは間違いない。
一般の中国人が食べている現地食(ローカルフード)は基本的に油っこいものが多い。そのすさまじい油の量を、日本人がまともに消費していると、ダイエットもむなしく、確実に太ること請合ういである。
(この点、中国人は何故太らないのか?今もって謎である。)

ただ中国に来て、基本的にローカルフードを避けて通ることはできない。駐在員であればともかく、現地採用の場合、現地の食事にそれなりに慣れていかなければ、生きていけないのである。 
 
そのローカルフードであるが、中華料理はともかく、日本食や西洋食に関しては、かなり微妙と言っていいだろうと思う。自分が食べたいなと思うものを注文しても、全く違う「ナンじゃこりゃ」なものが出てくるから困ったものである。

例えばトースト

一見、なんの変哲もないトーストに見える、下の一品。
西多士(シードース)、要するに西洋式トーストのことであるが、こいつがなかなか曲者である。
全体がきつね色であるが、要は、オーブンで焼いたのではなく、揚げパンの要領で、フライパンで油で揚げてあるようである。バタートーストというよりは、フレンチトーストに近い印象だろうか。
それは別にいいのであるが、問題はパンの上にべっとりと塗ったくってあるバターと、皿一面に広がるハチミツである。
toast2
「うーーん、揚げパンを、ハチミツとバターで挟み撃ちとは・・・」

トーストを前に思わず、固まる私。
自分はもっと、パン独自の風味を味わいたいんだけどと文句を言おうにも、
そんな思いを、伝える手段も無ければ元気も無い。
第一、もう出てきたものは食べるしかしょうがないではないか。

「えらいものが出てきたな。」

この時点で、もう食べる気力が相当萎えているのであるが
他に注文するのも癪なので、しょうがないから、さらに食べる。
すると、また中から黄土色のかたまりが

「今度は何だ・・」

toast3 中からピーナッツバターが出てきた。

まとめ
全体  揚げパンの油
上面  バター
中身  ピーナッツバター
下面  ハチミツ

あのなあ!

まさに中国人の過剰なるサービス精神が見事に現れた一品といえよう。

中国での食事は一事が万事、この調子である。
たかがトーストに、カメラ片手に、大の大人が大騒ぎしているというのも
アホな話であるが、ちょっと衝撃的?なので、カメラに収めてみた。

玉石混交する中国の日常食は、口にしてみるまでは何が飛び出してくるか
わからない博打みたいなものである。
フロンティア精神で今日も、中国の食と格闘する私である。

(付記)
はじめは半分も食べられなかった、このトースト。
最近は、全部食べることができるようになってしまった。
どうやら、こういうものだということが初めからわかっていると問題なく食べられるようである。
人間の環境適応能力は、これでなかなか侮れないものがある。
toast4

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