中国式しゃぶしゃぶ「火鍋」に挑戦

この一週間、広東省も急に冷え込み、やっと冬らしくなってきた。

今週から、電熱器を出しているが、先日まで、昼間、クーラーを入れていたことを考えると、毎度ながら、ここの気候には慣れない。

まあ、それはいいとして、冬といえば、やはり鍋物だろう。個人的には、中国の鍋物はあまり好きではないが、それでも寒くなると、鍋でも食べようかという気も起こってくる。

中国の鍋は「火鍋(ほうごう)」といい、さながら中国式しゃぶしゃぶといったところだが、日本のものに比べると、ダシは濃厚で、具材はバラエティがある(というか何でもあり)という印象がある。

先日、お客さんに誘われて、火鍋の有名店「海底捞(ハイディーラオ)」に行く機会があったので、今更かとは思うが、そのときの様子をちょっと紹介してみよう。

中国式しゃぶしゃぶ「火鍋」に挑戦

今回行った、海底捞(ハイディーラオ)は、深セン国貿、金光華ショッピングモールのレストランが集まったフロアの一角にある。

この火鍋店は、いつ行っても人が並んでおり、これまで行く機会がなかったが、今回は、夕方、早めの時間帯に行って、なんとかもぐり込めた。

鍋底(スープ)と具材 を決める

はじめに、「鍋底(スープ/ごうでぃ)はどうするか?」と聞かれたので、とりあえずオーソドックスに、「麻辣(まーらー)」と、辛くない白いスープ「白湯(ばいたん)」の二種類を選択。

その後は、具材を注文するのであるが、ここで「アイパッド」みたいなのを手渡される。どうやら、これで注文しろということらしい。

メニューの写真を見ながら、適当にクリックして「購物車(ショッピングカート)」に入れていく。全部入れ終わったら、注文確定をクリック。なにか、ネットでものを買うような感じだが、写真があるので、外国人にとっては、やりやすいかもしれない。

あーでもないこーでもないと、相談しながら、注文が確定する頃には、店員が、二種類のスープを入れた鍋をもってきて、テーブルの中央のくぼみにはめ込む。

テーブルの上に、コンロが無いので、スッキリしていている。またテーブルと同じ高さなので、鍋の中の具材を取りやすい感じだ。

ちなみに、中国のスープには、医食同源から「にんにく、棗(なつめ)、党参、生姜、草果、龍眼、枸杞(くこ)」といった、漢方食材が、いろいろ入っているので、身体にもよく、滋養強壮、消化促進、さらには、めまい、動悸、生理不順などの鎮静効果もあるようだ。

タレを調合する

スープが煮立つあいだに、「酱(じゃん)/タレ」のコーナーに行って、自分でタレを調合する。

とにかく、タレと薬味のバラエティが豊富で、しょうが(生姜)、にんにく(大蒜)、とうがらし(辣椒)、ザーサイ(榨菜)、刻みネギ(葱花)、パクチー(香菜)となんでもあり。

とりあえず「XO酱」(左)と「和風ゴマダレ」(右)との二種類をセレクト。ネギとパクチーをふりかけて、自分のオリジナルのタレが出来上がり。

XO酱」(XOソース)というのは、日本では、あまり馴染みないかもしれないが、魚と油をベースとした濃厚な味わいで、南方では定番のソース。インスタントラーメンとかでも、採用されたりしているが、結構やみつきになる味である。

ただ、ふたつとも、ねっとり系で、ちょっと濃すぎるかなとも思ったが、濃厚な中国のスープ(鍋底)に浸かりきった具材との調和を考えれば、このくらいでないと、釣り合わないかもしれない。

具材がそろって、準備完了

席に戻ると、具材が、どんどん集まっている。牛肉、羊肉、豆腐、白菜、春菊、春雨、パクチーなど。置ききれないものは、脇の棚に収納。

ビールも来て、準備完了。

ちなみに、手前のは、白ビールということであるが、ちょっと感覚が軽い感じ。最近「青島(ちんたお)」を注文しても、置いてないレストランも、結構ある。

味のほうは、まずまずで、まあ悪くはない感じ。ただ、店員が、頻繁にやってきては、何か手伝おうとするので、ちょっと気が散る。

中国人が、ここの’サービスがいいと言うのは、こういうところだとしたら、自分としては、もう少し、ほうっておいてもらいたい気がしないでもない。

しめのデザート

値段は、二人で350元ほど(6000円程度)、ローカルの火鍋としては高いが、内容的に考えれば、まずまずというところか。中国人が少し背伸びしてくるようなところなのかもしれない。

二時間後、八時すぎに退出。周囲は、若い中国人でまだ一杯である。この日は、たまたま入れたが、結構、並んでいることも多いので、予約していったほうがいいだろう。

海底捞 日本でも展開

今回、訪れたのは、「国貿」駅すぐの金光華広場、レストラン街にある「海底捞(はいでぃーらお)

海底捞は現在、深センに16店舗、中国全国に300店舗、さらには、日本にも4店舗(池袋、新宿、心斎橋、幕張)あるようで、朝方までやっている店もあるようだ。特に中国に行かずとも、「火鍋」を楽しめるようになっているようだ。  海底捞(ホームページ)

あと、中国の一般スーパーでも、海底捞の鍋のもとは売られている。

 

「小肥羊」 その他火鍋

「火鍋」は海底捞に限らず、中国中いたるところにあるので、適当に入ってみればいいかもしれない。「重慶火鍋」あるいは、「潮汕牛肉火鍋」などもよくきく。(潮汕(ちゃおしゃん)は、広東省東部の地域のこと。)

ちなみに、大手火鍋チェーンの「小肥羊(しゃおふぇいやん)」が、東京、大阪などを中心に10数店舗あるので、行ってみるのもいいだろう。(写真は、京都にて)

小肥羊(しゃおふぇいやん)

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