蘭州ラーメン 清真店(イスラム)の世界

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牛肉ラーメン10元(150円)

中国では、肉と言えば、通常、豚肉のことをさすが、なかには、その豚を供さない店もある。中国で清真店(チンジェンディエン)と呼ばれるのがそれで、自分がたまに行く、蘭州ラーメンも清真店、のひとつである。

店員は、イスラム教徒がかぶる小さな帽子のようなものを頭に載せており、エキゾチックな雰囲気が漂う。おそらく、回族だと思うが、彼らがしゃべっている言葉は、普通話ではなく、彼らのお国の言葉なので、全く聞き取りは不能である。ただし注文は、もちろん普通話でOK。

香辛料が強めのスパイシーな感じの「牛肉麺」や、日本のレーメンの雰囲気のある「涼麺」など、結構、日本人にもなじみやすい味になっている。

以下、ご紹介してみよう。

表通りから、少しごちゃごちゃした路地を入っていくと、このような看板が。イスラムの帽子?をかぶったおとこが店先で談笑中。

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店内は、テーブルが六つだけの、激せま空間。内装は、どの店も似たり寄ったり。清真店(イスラム式)といっても、客の大半は、普通の中国であるから、別にことさら気にする必要はなさそうだ。店の奥が厨房になっており、時々、注文を受けてから、麺を打ったりしている時もある。
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店の奥に、こんなのが。アラビア語?
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メニュー表は、漢字だらけ。写真で気に入ったものがあれば、それを指差してもいいが、大まかな区分の意味をつかめば、大体、はずれはない。汤面(これが普通のラーメン) 炒面(焼きソバ) 凉面(レーメン)くらいはわかるかもしれない。注文は、普通の中国語でOKである。ただし、店員同士、話をしているときは、何を話しているのか、さっぱりわからない。lanzhou-lamian-5

清真店だけに、北アフリカ系とか、インド系も、結構、出入りしているようだ。lanzhou-lamian-9

蘭州は、西安から、もう少し西に行ったところで、いわゆる西北(シーベイ)という地域に属する地域。ちなみに、中国語で「西北風」で、すきっぱらを抱えるという意味になってしまうのは、どういうわけだろう。lanzhou-lamian-19

ひたすらそっけないテーブルと椅子
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牛肉ラーメン10元(150円)。はっきり言って安すぎである。まあ、肉は少ないが・・・・ 味はとにかく、胡椒が利いており、スパイシー。日本の胡椒に近いので、日本人であれば、たぶん、馴染めるはず。lanzhou-lamian-11
機械ではなく手打ちだからなのだろうが、時々、やけに太い面が混じっていたり、そういうのも、また面白い。

これは、店のすぐ近く。このようなエキゾチックな雰囲気の女も、時々、店に顔お出して、切り盛りしている。家族経営のような小さな店が多いようだ。lanzhou-lamian-4

ラーメンだけではなく、大きなかまどの内側にひっつけて焼く、ナンのようなものも売っている。lanzhou-lamian-22

夜、外観
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その他のメニュー

lanzhou-lamian-14 トマト入りラーメン

lanzhou-lamian-15 水餃子

涼面(リャンメン)は、中国式レーメンのこと。しかし、日本のレーメンとは味が違うが、これはこれで結構いける。スープは、かなりスパイシーだが、日本の胡椒系が好きな人であれは、問題ないだろう。lanzhou-lamian-16 牛肉レーメン(涼面)

lanzhou-lamian-24 ジャガイモの千切りレーメン(涼面)

蘭州ラーメン屋は、どの街に行ってもあるので、各自、自分の気に入った店に行かれたし。もし、こういった、個人経営の小さい店に入りずらい場合は、ショッピングセンターにある、チェーン店とかに入ってみるといいだろう。まあ、自分的には、あまり面白くはないのだが・・・。以下は深圳福田のリンクシティ(会展中心駅下車)の中にある店。
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