深セン福田の「リンクシティ(連城新天地)」グルメ街


最近、深センにも、地下鉄沿線沿いに、小奇麗なショッピングモールが増えてきた。

ただ、味千ラーメンとかケンタッキーなど、テナントが似たりよったりの金太郎飴状態だったり、ローカル色が強すぎたりで、外国人には、イマイチ違うのかなというものも多い。

ソコソコのクオリティのものを、手軽にリーズナブルなお値段で、食べたいという人には、以下のような場所が、いいかもしれない。

写真は、リンクシティ内COCO壱番屋にて。最近、深センでもココイチを見かけるようになった。

リンクシティ(連城新天地)

地下鉄の「会展中心」駅の、西側、購物公園駅寄りの改札を抜け、そのまま、地下通路沿いを歩いてすぐのところに、リンクシティ(連城新天地)という、グルメ街がある。
まあ、今更という感じであるが、比較的新しいレストラン街で、中華からエスニック、日本のチェーン店まで、外国人でも立ち寄れるような、割りと気の利いたテナントが多い。

値段的には、一般の中国ローカルよりはやや高め、一人あたり、30-70元(500-1200円)程度、みておけばいいだろうか。
都心のど真ん中にあり、地下鉄のアクセスもいいので、平日の昼とかは付近のオフィスのサラリーマンを中心に結構、混んでいるようだ。以下、ちょっと、個別に、見てみる。

以下で紹介している店舗は、2017年時点でのものであるが、このあたりは、店舗の入れ替わりが激しそうだ。ここで、紹介しても、すぐに失くなってしまう可能性もあるので、ご了解いただきたい。

中華料理系

まず、とりあえずは、中華から。

「龍炒手」 手軽に四川料理

四川料理のカジュアル店。店名の四川風ワンタンメン「龍炒手(ろんちゃおしょう)」の他、おなじみの「麻辣串」など、いわゆる、四川の「麻辣(まーらー)」という、しびれるような辛さを堪能できる。チェックシートに、食べたいものにチェックを入れて、店員に渡すだけ。

麻辣串(マーラーチュアン)こんな感じで、具材を串ざししたものが、ざっくりと大鉢の中に、入れられている。(写真は別の店にて)

「千味涮」 おしゃれ火鍋

おなじみ、中国しゃぶしゃぶ(火鍋)のチェーン店。火鍋屋は「小肥羊」「海底捞」など色々あるが、ここもその一つ。中国人は火鍋が好きで、どこに行ってもあるので、別のここで食べなくともいいと思うが、冬場は、火鍋はあったまるので、とりあえず。

味はともかく、タレや薬味は豊富で、見ているだけでも楽しめる。

「寺門」  素朴な味わい

河南開封地方の小吃(しゃおち)を中心とした、素朴な味わいの店。羊の肉をあしらったものが多いようだ。担々麺のような味わいの「凉拌烩面」がおすすめ。値段は、安めで、20元くらいから食べられる。

店内の様子。普段着の中国人が見れる。

「老西安·秦喜出品」 びえんびえん面

最近、流行の兆しを見せている、陕西biangbiang面の店、字が難しすぎて、フォントがない。(閉店した模様)

びえんびえん面は、西安地方の面で、日本人にも食べやすい。(他店にて)

「康师傅私房牛肉面」

インスタントラーメン大手の台湾の、康师傅(カンシーフ)が、運営している牛肉面の店舗。ただし、味はインスタントとは全く別モノで、かなり本格的に仕上げている。

餃子専門店

台湾の餃子専門店。ただ、餃子といえば、本場は、やはり中国の東北だろう。ちなみに中国で、餃子といえば、通常、水餃(しゅいじゃお)のことを指し、日本でいう餃子は、锅贴(ぐうおてぃえ)といって区別する。

少数民族系

中国には、漢民族の他、少数民族もいる。少数民族をルーツとしたものについて、紹介してみよう。といっても、ふつうに皆、食べているので、中華であることに変わりはないが。

「中国蘭州牛肉拉面」 蘭州ラーメン

最近、日本でも流行のきざしがあるという、蘭州ラーメン。中国ではどの街角にも有る国民食といってもいいくらいの存在であるが、それを、ちょっと小奇麗にしたチェーン店。 

蘭州ラーメンのスパイスは、中国で主流のピリ辛ではなく、胡椒系の辛さなので、日本人には相性が良いと思う。(他店にて撮影)

清真店(ムスリム店)なので、一種のエスニックともいえる。当然、イスラム系少数民族の中国人(回族かな?)の利用も多い。

ミャオ族(苗族)牛肉麺

桂林米粉にしてもそうであるが、南のほうは、小麦よりも米が主体。なので、ラーメンより米粉(ミーフェン)になるのは、自然である。ラーメンとはまた違った、もちっとした感覚を楽しんでみたいところ。

ちなみに、苗族は、少数民族の中では多数派で、女性が民族衣装でかぶる、王冠で有名である。

雲南米線

雲南米線の店ではあるが、かなりローカル色強めの店。定食、デザート類などその他いろいろ。別に、ここでなくてもいいと思う。(というか閉店した模様)

 

香港系

香港の味は、なにか、コッテリという印象がある。有名な香港ミルクティにせよ、とにかく味が濃厚なのである。リンクシティにも、お馴染みの中華ファーストフード「大家楽」「大快活」といったところが、普通に進出している。

「九龍氷室」  今風レトロ氷室

香港の「茶餐厅(ちゃーつあんてぃん)」の原形「氷室(びんさっ)
本来は、ぐっと庶民的で、質素なもののようだが、それを今風にアレンジし直したような感じ。タイルの使い方とか、このコテコテ感がなんとも、

レトロな文字が並ぶ。

大快活

オレンジ色で、統一サれたモダンな内装をはじめとして、野球のユニフォームみたいな店員の服装や、無国籍風の音楽など、コンセプト感のあふれる店内は、一見の価値あり。香港に行けば、どこにでもあるので、別に、ここでなくともいいのかもしれないが、一応、挙げておこう。こってりした、香港式カレーは、ココイチの和風カレーとは、全然違って、これはまたこれで、また良い。

洋食(西餐)も

ステーキとか、ハンバーグなど、日本の「洋食」に当たる分野のことを、中国では「西餐(シーツァン)」という。自分は洋食好きだが、中国の洋食というものは、あまり食べたことがない。

肯尼罗杰斯 ケニー・ロジャース (閉店)

ケニー・ロジャース(肯尼罗杰斯)というステーキ屋。確か、昔、そういう名前のカントリー系の歌手がいたような気がするが。すでに閉店したようだ。

エスニック

中国人の味覚は、全体的に保守的であるが、それでも、最近は、タイ料理や、ベトナム料理の店も増えてきているようだ。

「越小品」  ベトナム(越南)料理

ベトナム料理の店も増えてきた。ベトナム料理は、一般的に味が薄く、日本人には、相性がよいと言える。

「星馬越」 シンガポールなど東南アジア

「星馬越」という店舗名の通り、シンガポール(星加波)、マレーシア(馬来西亜)、ベトナム(越南)の東南アジア三カ国の料理が味わえる店。

この店で、特筆すべきは、シンガポールのチキンライス(海南鶏飯)が食べられるということだ。しかも、結構、正当な味だった。

日本でおなじみのチェーン店も

以前は、吉野家、サイゼリア(萨莉亚)くらいだった日本のファーストフード店であるが、最近は、COCO壱番屋、丸亀製麺、モスバーガー、一風堂、すき家など、バリエーションも増えてきた。ただ、深センは、香港、広州に比べると、まだ少ないと感じるが。

COCO壱番屋

深センにも数年前、ようやくCOCO壱番屋が進出した。カレーは好きなので、とりあえず単純に嬉しい。リンクシティに寄った時は、たまに立ち寄っている。日本人の姿もチラホラと見かける。

カツカレー38元(650円)だったかな。最初に、辛さと御飯の量、を決める。トッピングもできるようだ。

丸亀製麺

最近、進出してきた模様。日本のうどん(烏冬)文化がどの程度、受け入れられるのか。

日式

和食と言っても、このたりの和食は、たぶん、日本料理ではなく、中国式の和食、いわゆる「日式料理」と考えたほうがいいだろう。値段が安くない割には、残念な味だったりするので、注意が必要である。

喜多方ラーメンの割には、何でもありのような感じ。

「争鲜」 回転寿司

中国で寿司をほとんど食べたことがないので、正直、よくわからない。ちなみに、中国では、何故か、サーモン(三文魚)が人気がある。

パン、飲み物など

エッグタルト テイクアウト

パン屋さんが、店の前に、こういう焼き立てのエッグタルト(蛋挞)などを、出して、香ばしい匂いをさせている。エッグタルトはマカオ(澳门)由来で、手軽なおやつとして人気がある。(3個10元(170円)くらい)

ピザ(比萨)

ドリアンピザで有名な店。入ったことがないが、最近、結構、どこにも見かける。

貢茶(珍珠奶茶)

台湾生まれのタピオカミルクティ(珍珠奶茶)店。まあ、これはどこにでもあるので、あえて、ここでなくとも構わないが。。。。

同じく、タピオカミルクティ屋。

以上、ざっくりと見てきたが、今のところ、なんとか、外国人が利用できる水準を保ってくれているようである。ただ、中国では、時間が経つにつれ、だんだんと中国色が強くなってしまうこともあるので、そうならないように期待をしている。

その他

噴水広場、子供の遊び場。

古代の衣装に扮した女性。中国では、地下街でも、通路の真中に、小ブースを配置するので、ごちゃごちゃした感じになる。

ローカルのフードコート

紛らわしいが、会展中心駅のすぐとなりに、完全にローカルのフードコートもある。

こちらは、完全にローカルの雰囲気。値段も安く、10-20元程度。

リンクシティ(連城新天地) ロケーション

リンクシティ(連城新天地)は、地下鉄、1号線、4号線の「会展中心」駅下車。会展中心駅西側、購物公園駅寄りの改札から、地下道沿いに歩いて、直ぐのところにある。

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