皮蛋(ピータン) 

pidan 
皮蛋

中国のスーパーへ行くと、日本では見かけない食材が、いっぱいあって、「どうやって調理するんだろうか?」と思うような食材にお目にかかることは、しょっちゅうである。

例えば皮蛋(ピータン/松花蛋ともいう)

いかにも中国な食材で、日本ではほとんど見かけないが、中国では色々な料理の中に、これが入っている。自分は割と好きで、たまに皮蛋入り粥(皮蛋瘦肉粥) なんか食べるが、これがなかなか旨い。

皮蛋(ピータン)とは?

 ピータンというのは、アヒルの卵などを、アルカリ性の泥や液体につけて、その泥の成分が卵の中にしみこんでできるという、卵の漬物のような食べ物である。
http://www.perinet.co.jp/tousai/2k04/tokushu2k04.htm 皮蛋(ピータン)の製法(文字のコードをshift jisにすると読めるようです。)

世界一、気持ちの悪い食べ物

ちなみに、このピータン、昨年、アメリカのCNNで、世界で一番、気持ち悪い食べ物(全球最恶心食物)に選ばれたらしく、それに対しては、「中国の文化を侮辱するのか?」と、中国側からかなり反発があったようである。


美媒评“最恶心食物”–人民电视–人民网(動画)

「恐竜の卵」「悪魔が調理したタマゴ」とか、いろいろ言いたい放題だが、彼らはそもそも食べ方を間違っている。そもそもピータンは、単独で食べるものではなく、何かに入れて食べるものなのだ。

それに気持ち悪い食べ物なんて、他にいくらでもある。東南アジアなんか、街頭で虫とか平気でいためているし、自分も以前、ベトナムだかカンボジアで、「ホビロン」とかいう孵化しかかった卵を、食わされかけたことがあったが(途中で現地の通訳の男にやった)あれに比べたら「ピータン」など全然マシである。
http://www.best-worst.net/news_vml7g1Mcf.html
アメリカ人の見た世界の気持ち悪い食べ物ランキング ベスト&ワースト

日本の卵かけご飯は、中国ではタブー

食文化というのは、各国特有のものなので、ある国では当たり前でも、別の国からすると非常式なことはいくらでもある。

例えば、日本の卵かけご飯

これなんか、日本にいる時は、当たり前のようにして食べていたのであるが、中国人は、絶対に食べない。「気持ち悪い!」と言うのだ。そもそも中華料理というのは、ほとんど熱を加え加工してから口にするので、そういう観点からすれば、「卵を生で食べるなんて、とんでもない!」と言うわけです。
日本では、生卵、刺身など、生食文化というのが結構あるが、こういうのは、食品の衛生管理が厳格な日本だから成り立つのであって、中国ではまず不可能だろう。自分だって、中国で生卵や刺身は食べたくないし、実際に寿司ですら、ほとんど食べたことがない。

自分の国を基準に見れば、他の国の食文化は奇妙に見えるが、文化というのは、所詮、相対的で理屈を超えたものなので「そんなん言われても、美味いものは美味いんだから」しょうがないのです。

ちなみに、この一件、CNNが後ほど、中国側に謝罪をして、一件落着をしたようである。

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