中国の社員食堂風めし屋「家楽縁」

最近、中国も物価が上がって、かつてのように、なんでもかんでも安くはなくなった。

とはいえ、何事もピンキリなのが中国で、10元で飯が食える場所も、探せばいくらでもある。

例えば、自選式快餐

並べてある惣菜の中から、自分で選んで、皿に盛り付けてもらい、最後にお金を払うという、日本でいえば、学生食堂や社員食堂みたいな感じの食堂である。とにかく、早くて安いのが特徴で、通常は、だいたい10数元で収まるし、場合によっては5元、理論上?は、2-3元(35-50円)も可能と思われる。(あまり見たことはないが)

道理で、中国では、餓えて死ぬ人がいないはずである。それを確かめられる?だけでも、入ってみる価値はありそうだ。

ちなみに、この社員食堂風めし屋は、別段、珍しい存在ではなく、中国の街角のどこにでもある。とはいえ、大抵の場合「安かろう、まずかろう」で、衛生上、疑問符がつくところも多い。

お薦めなのが「家楽縁(じゃーらーゆぇん)」という、台湾資本のチェーン店。味はソコソコであるが、とにかく、ガッツリ食って、腹がいっぱいになれば、それでいいという人は、いいかもしれない。

もう随分と行ってないが、以下、以前に立ち寄ったときの写真を元に、ざっくりと語ってみる。

中国の社員食堂風めし屋「家楽縁」で10元飯にチャレンジ

並ぶ

以下は、国貿ビルの裏手にある「家楽縁」。ここは、昼どきともなると、付近の中国人ワーカーで、とんでもない行列ができいたりする。ただ、意外と列がはけるのは早く、この程度でも、10分とかからなかったりする。(とにかく、前に進むように、急かされるが)ときには、中国人と一緒に、押し合いへし合いしながら列に並んでみるのも、面白いかもしれない。

店内は、こんな感じ。これは、比較的空いているほう。

メシを盛ってもらう

まず最初に、トレイに皿を載せ、係りの人間に、米を持ってもらう。何も言わなくとも、勝手に盛り付けてくれる。男の場合は、二杯も盛り付けようとするが、いらない場合は、速やかに移動すればいいだろう。

テイクアウト(打包)もできるようで、「打包(だーぱお)」と言えば、その場合は、皿の代わりに、テイクアウト用のプラスチック容器を載せてくれる。 

皿に、白い飯が入ったら、自分の順番が来るのを待つ。ガラス張りの一画では、店員が、鉄板焼の要領で、豪快に、肉や魚を焼いているところが見られる。こういうデモンストレーションも客寄せの一つなのかもしれない。

おかずを指さす

こんな感じで、カウンター越しに、惣菜が並んでいる。11元、9元、7元、5元、3元、2元、1元と、高いものから順番で並んでいる。
注文は超簡単!!社員食堂、や学生食堂と同じような感覚で、眼の前にあるおかずを指差すだけ。中国語すら必要ない。すると、店員がしゃもじで、自分の皿の上に豪快に盛り付けてくれる。

しかし、盛り付けが豪快すぎて、上から、どんどん、かぶせるように盛るので、惣菜が混ざってしまうが、お構いなしという感じ。また、惣菜の皿をさらえようと、山盛りに盛り付けたり(食えない)まあ、そういう中国大陸ならではのテキトーさが面白かったりする。

こちらは下流の5-3元区。店員は、マスクをしており、衛生には一応、気を配っているようだ。惣菜が少なくなってくると、調理場から、新しい惣菜と取り替える。惣菜が入っている下は、湯が流れていて、保温できる仕掛けになっている。

ちなみに、午後7時過ぎに行ったりすると、品薄になっているので、食べるものがなかったりすることもある。

汁物

スープは、卵とわかめ汁、トマト、など、ごく簡単なもので味はかなり薄い。目の間にある、汁物の容器を取るだけ。1元-2元。

会計

会計の前におくと、即座に、店員が金額を言うので、その分を支払うだけ。

ここでもスマホ払いが浸透してきたようだ。

橋とスプーン

箸とスプーンは、専用の箸マシーンから、自分で取る。

出来上がり

完成すると、こんな感じ。鶏肉の甘唐揚げ風、じゃがいもの千切り、チンゲン菜、とわかめスープとご飯で、しめて12-13元(200円)程度。飯は、割りとうまく炊けている。

こちらは、黒木耳(へいむーある)と豚肉炒め、チンゲン菜、じゃがいも千切り?(見えない)のおかず三品と、ご飯、スープで、やはり12-13元(200円)。黒木耳は、中国ではよく見かける食材で、黒い耳たぶのような形をしている。

食べる

あとは、適当な場所に座って食べるだけ。

昼時のラッシュが過ぎ、午後になると、休憩所みたいになっている。

付近の女子店員、昼寝中。こういう呑気なところが、いかにも中国という感じ。

朝の食事

さっきとは逆のコーナーに、朝食メニューが並んでいる。マントウ、包子、豆乳、餃子など、各種、揃っているので、挑戦してみるのもよいだろう。朝メニューは、7;00~10;00くらい

例えば、こんな感じ。マントウ、シュウマイ、中華まん、卵焼き、豆乳で、しめて10元(170円程度)

店の前では、テイクアウトも。通勤客が足早に、立ち寄って、テイクアウトしていく。

麺類

麺類、餃子の類を、別コーナーにしている店舗もある。

注文すると、その場で、手打ち。

薬味も、一通り、揃っている。自分で適当に、盛り付ける。

完成。これで20元程度か。

しかし、あまり美味しくなかった。ここで、麺を食べなくとも、中国は、他にも、安くて美味しい麺の店があるので、あえて、ここで食べなくともいいだろう。

「家楽縁」 ロケーション

「家楽縁」は深センと広州にある。 深圳家乐缘餐饮顾问有限公司

「家楽縁」を真似たような、もどき食堂も、いたるところにあるが、この手の店の中では、ここが一番いいようだ。また「家楽縁」の店舗でも、味に差があるようで、自分が知っている範囲では、国貿ビル裏の店が、一番、いい気がする。

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