中国でベトナム料理(越南料理)を食べる

中国でも、近年、手頃な価格でエスニック料理が食べられるようになってきた。インド料理、ベトナム料理、タイ料理あたりは、かなり本場に近いものが食べられる。

中でも、ベトナム料理(越南料理)は、中華料理と対照的に、味があっさりしており、日本人にとって馴染みやすいかもしれない。

以下で紹介する店は、以前、羅湖にあったときに、たまに利用していたが、その後、土地の再開発で店が消えてしまい、どうなったのだろうかと、ネットで検索したところ、福田のほうで、復活していると聞き、久しぶりに訪れてみることにした。

「越厨」でベトナム料理を食べる

地下鉄「皇岡村」駅から降りて、歩くこと5分。見覚えのある店構えが、視界に飛び込んでくる。

越南(viet’s kitchen)」以前の店構えと同じなので、すぐにわかった。扉には、すでに来年の干支、犬(戌)のステッカーが貼ってある。

ドアに近づくと、門番の店員が、門を開けてくれる。店内に「歓迎光臨」の声がひびく。

店員が注文を取りに来るので、メニューを見ながら決める。とりあえず、定番の牛肉湯河粉(27元)とベトナムコーヒー(越南珈琲)(18元)を注文。

白を基調としたシンプルな内装。

天井には、いかにも南洋といった感じの大きな扇風機が、回っている。

店員の接客はかなり行き届いている。この店は、香港人夫婦が経営している店で、たまに、老板(主人)と奥さんが店に顔を出している時がある。

待つこと数分で、牛肉湯河粉ベトナムコーヒー、登場。

牛肉湯河粉

まずは、牛肉湯河粉。河粉(フォー)と牛肉、もやしと香りのある葉っぱというシンプルな構成。牛肉は、まだ赤みを帯びている部分もあるが、そのまま食べて構わない。

食べる前に、レモン片を、絞り器にはさんで、絞って入れる。紅いのはチリで、強烈に辛いので、要注意だ。

これが、いわゆる、フォー(PHO)というやつ。日本のビーフン?みたいな食感で食べやすい。また、スープは、ニョクマムだったか、魚系の出汁で、あっさりしてマイルドだが、癖になる感じ。日本人には、かなり馴染みやすい味といえる。名前は知らないが、中に入っている葉っぱの香りがアクセントを付けてくれる。

ごちそうさま。このあっさり感と麺の分量は、中国人だと多分、物足りないだろうと思うが、自分にはちょうどいい感じだ。

ベトナムコーヒー(越南珈琲) アイス

ベトナム料理屋に入ったからには、ベトナム式コーヒーを頼みたいところ。ホットとアイスがあるので、アイスコーヒーを頼んだところ、氷の入ったグラスも、一緒に来た。

上蓋をあけると、こんな感じ。すでに、コーヒーが下に落ちきっているのを確認。

この小さな穴で、濾過すると。なるほど

上の濾過器?を取り除くと、こんな感じ。下にミルクが沈殿している。かき混ぜて飲むもよし、ブラックのまま飲むもよし。あくまで選択権は自分に委ねられている。

とりあえず、かき混ぜてみた。このまま飲めば、ホットコーヒーとしても飲めるが、このままだと、ちょっと濃すぎるかもしれない。

となりの氷の入った容器に入れれば、即、アイスコーヒーに早変わり。ちびちび入れると、こぼれてしまうので、ぐいっと一気に入れてしまうのがコツ。

ベトナム・アイスコーヒー出来上がり。飲んだ感じは、炭焼きコーヒーに近いか。ちょっとほろ苦いが、口当たりがよく飲みやすい。

支払い

しめて45元(800円)程度。 微信(ウィーチャット)にも対応している。カウンターで、QRコードをスキャンして、金額(この場合45元)を自分で入力するという方式。

その他のメニュー

上記以外の、メニューについて、以下、ざっくりと。

越式四宝鸳鸯米飯(ベトナム式四宝混ぜご飯)39元


麦飯?の混じった、見た目に色鮮やかな、まぜご飯(鸳鸯米)が特徴。鸳鸯(ゆんやん)というのは、もともとは、おしどりの意味であるが、要するにブレンドのこと。珈琲と奶茶のブレンド「鸳鸯奶茶(ゆんやんミルクティー)」が香港では有名。
また、ここでの四宝(スーバオ)とは、とんかつ(猪扒)、豚スライス(猪颈肉)、チキンカツ(鸡扒)、手羽先(鸡翅)のことを指す。中国では、肉の種類の数によって、双宝(二種類の肉)、三宝(三種類の肉)など、いろいろ選べる。種類が多ければ多いほど値段が上がる。

鮮虾米紙巻 蝦のライスペーパー巻 30元

定番中の定番。新鮮な蝦を、例のライスペーパーでくるんだもの。(30元)

ベトナムサンド(越南面包)

ベトナムは、フランスの植民地だったこともあり、西洋風の食事も結構、多いようだ。そういえば、以前、ベトナムへ行った時、道端の露天商で、サンドイッチがよく売られてた気がする。

「越厨」(ベトナム料理)

「越厨」は、現在、ここ福田店のほか、華強北店(茂業百貨地下1階)があるようだ。羅湖本店(深南東路)は閉店中。

福田店 ロケーション

福田店は、地下鉄7号線「皇岗村」駅降りて2-3分ほど福民路沿いを歩いてすぐのところにある。3号線「石厦」駅からも歩いていけるが、少し遠い(徒歩7-8分)。

皇岗村」駅、A出口が一番近いか

皇岗村」というバス停も近い。羅湖医院(国貿)までなら「372」番のバスが、かなり早い。

関係ないが、深センには、ところどころに、羅湖村とか、向西村とか、◯◯という名称がある。村といっても、全然、村ではないのであるが、深センの急激な発展に、地名が追いつかないのか、それとも、単に、名前を変えるのが面倒くさいだけなのかはよくわからない。

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