正しい国境(イミグレ)の越え方

香港は、中国ではありますが、香港側と行き来する際に、我々外国人の場合、ほとんど国境と同じ手続きを踏まなければなりません。つまりパスポートが必ず必要なのです。(中国人の場合は通行証)
近年、深圳から香港への出入境地点の数が増え、ますます移動が便利になっています。以下、日本人がよく使う陸路、海路の各出入境地点(口岸)について説明いたします。

羅湖口岸(開放時間6:30~24:00)

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ここは、外国人にとって最も利便性の高い出入境地点です。
中国側と香港側が比較的近く、また出入境審査の際、外国人と中国人の列がはっきりと別れており、比較的スムーズに通過することができます。中国出国⇒香港入国が無事完了し、香港側に抜けることができれば、香港地下鉄MTR羅湖駅が接続しており、香港九龍の紅磡(ホンハム)まで約45分で到着できます。運賃は普通車、36.5香港ドル。
ただ、開放時間が6:30~24:00ですので、早朝出発、深夜到着の場合は注意が必要です。また、香港島への移動は紅磡から地下鉄の乗り換えが何回か必要になりますので時間がかかるのが難点です。

羅湖口岸の出入境手順について

中国出境

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先ずは、中国側から出る手続きです。羅湖イミグレの2階ホールへ行きます。向かって左手の方に、外国人用のレーンがありますので、備え付けのカードに必要事項を記入して、列に並んでください。順番が来たら、係員にパスポートとカードを提出します。OKであれば、パスポートにスタンプを押して返してくれます。日本人であれば、特に普通にしていれば、何も聞かれることはないでしょう。
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税関(海関)にて、特に申請すべきものがある場合、申請しますが、なければ、そのまま通過します。すると、前方に、通路があるので、他の人が進む方向に歩いていきます。
kouan-luohu2 このような通路が
100メートルほど通路をまっすぐ歩くと、左手に香港人以外の通路があるので、そちらに進むと、香港側の入境ホールに到着です。

香港入境

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今度は、ホールの台においてある香港入境カードに必要事項を記入します。二枚重ねになっているので、あとで、香港を出る時に使えるしくみになっています。
外国人専用レーンの入境ゲート(向かって右)で入境審査を受けます。
税関(海関)を通過してしばらく行くと、香港地下鉄MTR羅湖駅に到着します。
以上で香港入境完了です。
駅構内には両替店もあり、ここで人民元から香港ドルへの両替も可能です。

所要時間はどれくらいか?

イミグレーションの出入国で、どれだけ時間がかかるかというのは、はっきりとはいえません。平均的には、出入境15~40分くらいでしょうか。
一番、空いているのは平日の午後で、逆に一番、込んでいるのが、休日とか平日の夕方になります。あと、中秋節、国慶節などの連休中に移動する場合は、特に、気をつけたほうがいいでしょう。

羅湖口岸へのアクセス

皇崗口岸(24時間開放)

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香港中心部へ、バスを使って移動するときにお世話になる出入境地点です。ここは羅湖と違い、中国側(皇崗口岸)と香港側(落馬洲)で出入境地点がかなり離れており、中間でバスで移動しなければなりません。従って、羅湖を通過するよりは、難易度がやや高いといえるかもしれません。また、香港側の出入境では、外国人専用レーンが無く、中国人と一緒に並ぶ必要があります。

良い点は、24時間開いているので、早朝、深夜の移動にも対応できること、バスで香港中心部へと移動できるため、ゆったりと座って、市内中心部各地までダイレクトに移動できることです。
主な行き先は、旺角(モンコク)湾仔(ワンチャイ)等です。
料金は、旺角35香港ドル、湾仔45香港ドルです。
バスは24時間、10分~15分間隔(昼間)で運行しています。

皇崗口岸の出入境手順について

中国(皇崗)より出境

はじめに、羅湖と同様に、中国出入境カードに必要事項を記入し、外国人専用レーンの出境ゲート(向かって右)で、出境審査を受けます。
ゲートを出ると、左手に香港各地に向かうバスチケット売り場があるので、チケットを購入します。
kouan-bustiket バスのチケット
○バスは行き先別に並んでいるので、それぞれのバス乗り場で係員に提示すると半券を切ってくれる。
○バスに乗車して、香港入境側(落馬洲)へ移動。

香港(落馬洲)より入境

○向かって右側の香港人以外の通路を進み、香港入境ホールで、香港入境カードに必要事項を記入。
○入境ゲートで入境審査を受ける。(外国人専用レーンは無し。)

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税関(海関)を通過して、まっすぐ行くと、やはりバスが行き先別に並んでいるので、それぞれのバス乗り場で係員に提示すると、さらに残りの半券を切ってくれるので、香港人たちといっしょに、バスにとびのるだけである。深センから香港の中心にたどり着くまで約30~40分。あっという間のバスの旅である。
当然ですが、香港では、どこでも冷房がギンギンにきいており、この移動バスの中も例外ではありません。上に羽織るものを持参するのが無難でしょう。出ないと、バスに乗ってカゼをひいていてはしゃれになりません。

初心者にありがちな過ち

実は、ここで初心者として誤りがちなのは、最初に乗るバス(皇崗⇒落馬洲)と二番目に乗るバス(落馬洲⇒香港)は、同一のバスとは限らないということです。最初のバスは、我々外国人が香港入国の手続きをしている間にとっとと、出発してしまうので、乗るのは後続の同じバス会社のバスということです。それを知らずに、「さっきのバス、きっと僕たちを待っていてくれるさ!」と自分勝手に勘違いして、車内に荷物などを置いておくと、えらいことになってしまいます。
自分の荷物は、バスから下車する度に、必ず携帯して移動してください。

注2:
近年、大陸と香港の一体化政策の下、香港へ観光に行く中国人旅行客が増加しており、週末ともなると出入境地点はかなり込み合います(特に土曜日午前)また、国慶節などの大型連休中は、非常に中国人観光客で込み合う時期です。香港側出入境(落馬洲)では外国人専用レーンがありませんので、中国人と一緒に並ばなければならず、最悪の場合、通過するのに何時間もかかってしまうこともありえます。
ちなみに私事ですが、以前なにかの連休中に、皇崗から出境したとき、運悪く、大量の中国人の団体旅行客と鉢合わせしてしまい、香港に入るのに3時間もかかったことがありました。その間ずっと、中国人たちとおしくら饅頭をするという悲劇的な状況の中、朦朧とした頭で「二度と、ここのイミグレは使わん」と強く誓ったことは言うまでもありません。
ただ、その後は一度もそのようなこともなく、たまたまだったようです。
その日は、皇崗から出境するときに、すでに大型バスが何台も停まっており、長蛇の列ができていたにもかかわらず、強行突破を試みた自分にも落ち度があったと思います。

香港から中国へ

香港から、中国に戻る場合は、各地にあるバス停留所から、バスに乗ります。
香港側バス乗り場
旺角:メトロポールホテル(維景酒店)隣り、地下鉄太子駅すぐ。
ネイザンロードをどんどん北上し、枝分かれするところです。金魚街がすぐ近くにあります。
湾仔:湾仔ハーバーセンター(海港中心)前。地下鉄湾仔駅下車すぐ
香港中旅旅運発展公司(バス会社)
http://ctsbus.hkcts.com/routes/hk/hk_express.html

皇崗口岸へのアクセス

グーグルの地図を一応、張りましたがが、少し変です。中国大陸側と香港側の接続がずれているようです。

福田口岸 (開放時間6:30~22:30)

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2007年に羅湖の混雑緩和のために新しくできた出入境地点です。間取りが広く、利用者もそう多くないのに加え、出入境地点が近接しているので、移動がスムーズです。羅湖と同じ要領で、出入境手続きを済ますことができます。場所は、地下鉄4号線「福田口岸」駅を出て、すぐのところにあります。また香港入境を済ませると、香港MTR「落馬洲」駅に直結しており、連絡もスムーズで、ほとんど迷うことがありません。
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出入境手順は、羅湖口岸と同じタイプですので、そちらを参照してください。
落馬洲駅からの眺め。
kouan-luomazhou2 香港側(落馬洲)

福田口岸へのアクセス

グーグルの地図を一応、張りましたがが、少し変です。福田と落馬洲の位置関係が、少しずれています。

深圳湾口岸 (開放時間6:30~24:00)

ここも最近できた出入境地点です。2007年オープン初日のセレモニーでは、胡錦濤国家主席が車で通過したことでも有名になりました。
この出入境地点の特徴は、香港側の出入境地点が中国側にある、いわゆる「一地両検」システムを採用していることです。
(ただ、手続き自体は、他と同様、やはり二回必要です。)
中国と香港の出入境地点が両方中国大陸側にある為、皇崗口岸のようにバスを乗り換える面倒がなくなりました。この出入境地点の開通によって、
深圳の南山区と香港との距離が一気に短縮されたといえます。

出入境手順

羅湖口岸をご参照のこと

深圳湾口岸へのアクセス

中国人の香港入境について

上記とは直接は関係が無いが、大陸中国人が、香港に行く場合、外国人のパスポートに相当するものとして、「通行証」というものがあり、それを申請すれば、誰でも行けることはいける。また、以前は、地元の役所まで許可を得なければならなかったのであるが、今では特にそういうこともないらしく、条件もだんだんゆるくなっている。一度、申請すれば、2度は行けるとのこと。(2014年現在)

2015年現在、大陸中国人の香港への渡航は一週間に一度(一周一行)と、再び、制限がかけ始められています。

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