深圳エリアガイド ~360度空中パノラマで深圳を俯瞰

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飛び出す馬

一口に深圳と言ってもかなり広く、旧経済特区内だけを取ってみても、東の羅湖から西の蛇口まで40キロ近くあり(東京駅から横浜までの距離に相当)東と西では、もはや別の街といってもいいくらいです。ここでは、深圳市内を中心に、エリアをわけて、各エリアごとの特徴を簡単にご紹介いたします。

【以下、写真クリックで、付近の360度パノラマのスカイビューが楽しめます。】

羅湖(ローフ)・国貿

sz-luohu鄧小平による経済開放政策を受けて以来、中国から香港へ行くときの玄関口として深圳でも最も早くから開けた街であり、中国の現在の繁栄は、すべてここから始まっているといっても、大げさではありません。香港の羅湖口岸(イミグレーション)から入ると、その発展振りに、一瞬、間違えて香港に戻ってきたかのような錯覚を受けるほどです。隣には羅湖駅があり、中国各地へ向かう列車が発着しています。当然ながら、この地に拠点を構える日系企業も多く、周辺には日系ホテル、日本料理店、日式カラオケ店なども集中しています。日本人駐在員ご用達の「華都園ビル(旧:西武)」もこの地区にあります。
景気の悪化と日系企業の他地区への引越しによって、かつてほどの日本人集客力はなくなりましたが、香港へのゲートウェイとして依然として健在です。
また羅湖へ来れば、一度は立ち寄ると言われるのが「羅湖商業城」。ここはニセモノ市場がひしめいており、ローレックスの時計、ルイヴィトンのかばんなどが格安で売られています。また、中国茶の店も多く、お茶好きにはたまらない魅力があるでしょう。ただ、羅湖は少し治安が良くない地域でもあります。特に口岸出口から駅、シャングリラホテル裏手の辺りは、注意が必要です。近年、当局の監視の徹底により、割と治安は良くなりつつはあるものの、やはり外国人が多いので、市内他地域よりは治安は悪いです。目立ちやすい服装は避け、客引きには安易についていかないのが賢明です。

東門【羅湖区】

sz-dongmen深圳でも、最も早くから開けた繁華街であり、衣料、靴、ジャンクフードといった、若者が好きそうなアイテムを中心に、商店がひしめいています。そのためか休日ともなると各地からの若者で埋め尽くされ、さながら渋谷・原宿といった(あるいはそれを中国風にもっと泥臭くしたような)感じになります。あまり人ごみが好きでない人には、お勧めではないかもしれません。
ここはDVDやCDなどのニセモノが売られており、日本の最新ドラマからアニメ、音楽CDまで、何でもありといった感じです。余りほめられたものではありませんが、日本のTVドラマなども、ドラマ終了の翌週には、海賊版が店頭に並んでいると言った按配です。日本にいるときには、ほとんどドラマを見なかったのが、中国にいるとかえって日本のドラマを見るようになったという方もいるようです。また香港人などもここで安く調達しているようです。

大劇院・地王ビル【羅湖区】


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 深圳といえばその象徴としてテレビや写真に出てくるのが地王ビルというランドマークタワーです。日系企業も多く入居しています。また、)大劇院(大シアター)書城(大書店)、そして中国二大証券取引所のひとつでもある、深圳証券取引所もここにあります。
2009年には中国版ナスダック(創業板)が新たに誕生したことも記憶に新しいかと思います。また大劇院裏手では新たな都市再開発が進んでおり、深圳の新たなランドマークタワー京基金融中心(439メートル)が建設中です。
大劇院隣りにあるライチ公園の正面には、鄧小平氏の大きな写真が飾られていますが、この街における鄧小平氏の存在感の大きさをうかがわせています。また、夜ともなると、この周辺のビルはライトアップで美しく彩られます。広場には犬を連れた人たちが集い、さながら犬天国のような状態と化します。

華強北【福田区】

sz-huaqiangbei このあたり一帯が、コンピュータ製品の卸売りセンターとなっており、別名、「中国の秋葉原」とも呼ばれるくらいです。ここに来れば、コンピュータ(電脳)に関連するものであれば何でもそろってしまいます。一歩、中に入ると、各階ともにアリの巣のようなブースで埋め尽くされており、熱気が伝わってきます。見学がてら、ぶらぶらするだけでも一見の価値はあります。
一歩外に出ると、路上では、海賊版ソフトが売られています。一枚、10元と安いですが、インストールできなかったり、最悪の場合、コンピュータの方に支障を生じてしまう可能性もありますので、あまり手をださないほうがいいかも知れません。また、休日ともなれば、「どこからこんなに、たくさんの人間が出てくるの?」と思うほどの人出になり、路上は、パフォーマンスや物売りであふれかえります。

福田中心区

sz-futian羅湖が、深圳の旧都心とすれば、こちらは新都心に当たると言えます。市政府の巨大な建造物を中心に、その周りを高層ビルが林立するさまは、躍動する中国経済を象徴するかのようです。現在もまだ開発が進んでおり、雨後のたけの子のごとく、新しいビルが次々に建設されています。それに伴い、近年、羅湖からこちらにオフィスを移す日系企業も多いようです。
南には国際展示場、「会展中心」があり、一年を通じ様々な催しが開催され、情報文化の発信地としても機能しています。 また今後、地下鉄が新たにこの周辺に開通し、さらに周辺とのアクセスは良くなりそうです。
香港、広州間を高速で結ぶ「広深港高速鉄道時刻表(深圳北⇔広州南)の途中駅となる福田駅もこの地区の地下にできる予定です。開通すると、香港まで15分、広州まで20分となり、香港と華南地区の一体化がますます進むことになります。

動画はかなり以前(5-6年前?)に撮影したものです。

海岸城【南山区】

sz-haiancheng 2007年、香港との間に、深圳湾口岸が開通して以来、
近年、急速に開けてきた地域が、この海岸城を中心とした地域と言えるでしょう。
2-3年前、砂利と泥しかなかった地域に忽然と街が出現し、ジャスコ、カルフールなどスーパーや、ユニクロ、大手飲食チェーン店が軒を連ね、その急速な発展ぶりはまさに「深圳スピード」を象徴しているかのようです。
また、オフィスビルが隣接していることと、居住環境のよさ、香港とのアクセスの便利さから、この地区にオフィスを移す日系企業も多いようです。今後、まだまだ発展の余地がありそうな可能性を秘めた地区です。

蛇口・海上世界【南山区】

sz-shekou 深圳もここまで来ると、羅湖や福田の喧騒が嘘のように、ひっそりと静かなたたずまいを見せます。南山区は全般に緑が多く、治安が良いですが、中でもとりわけこの蛇口地区は、その最たるものと言えるでしょう。深圳市内のごちゃごちゃ、せかせかした空間とは別世界が広がっています。元来、蛇口はインターナショナルスクールがあることから、欧米人が多い場所です。
海上世界の周辺は彼らを対象とするオープンテラスのカフェやパブ、各国料理店も多く、異国情緒が漂う場所でゆったりとくつろいだ時間をすごすのにはもってこいかもしれません。
また蛇口フェリーターミナルは、香港行きはもちろん、マカオ、珠海他、へ向かうフェリーの起点となっており、そのアクセスのよさから、羅湖とともに、古くから日系企業、日本人が多い地域です。2008年には全日制の日本人小学校が開校し一家揃って居住されている日本人所帯が増えているようです。

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