深セン 地下鉄・タクシー・バス 乗車指南

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近年、深圳では、地下鉄の新路線が次々と開通し、いよいよ、地下鉄ネットワーク時代を迎えようとしています。

また便利さに加え、交通費が非常に高い日本から来ると、バス、地下鉄、タクシーすべて、激安というところも有難いところです。

ここでは、地下鉄、タクシー、バス、といった、交通機関についての、ちょっとした乗り方のコツのようなものを伝授していきたいと思います。

(写真は地下鉄11号線)

地下鉄篇 乗車の仕方

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まずは、近年、目覚ましい発展を見せる深センの地下鉄について。

2017年現在、深センでは、地下鉄8路線が開通。いよいよ、地下鉄ネットワーク時代を迎えようとしています。

現在も新たな路線が建設中で、完成すれば、深圳の交通ネットワークは、さらに利便性が高まることになりそうです。
近年、地下鉄で行けるところが増えたので、これは外国人にとって助かるところです。初乗り2元(35円)、最も長く乗っても、8元(130円)程度です。正直こちらへ着てから、交通費のことを考えることがなくなりました。
逆に、日本のあの馬鹿高い交通費は、何だったのだろうと思ってしまいますね。(横の移動が多すぎ?)

ただ、地下鉄網の発展に伴い、ラッシュアワーの混雑など、これまでには見られなかったマイナスの現象もみられるようになってきたこともあります。

運行システム

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深圳の地下鉄は、最新のシステムが取り入れられており、非常に清潔で明るく快適です。

運行間隔は、一号線など混雑する路線は、だいたい3~5分間隔、比較的新しい路線は、5~8分間隔です。

また、始発は6:30、終電は11:00と、日本の地下鉄に比べて営業時間が短いので、早朝出発、深夜到着の場合は、注意が必要となります。

切符の買い方

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切符は、自動販売機で買うのが便利です。
値段は2~8元と、物価の高い深圳にしては、非常に安く押さえられています。
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切符は、緑色のプラスチック製の丸い、トークンで、改札から構内に入るときは、トークンを読み取り機にかざせばよし。

逆に、出るときは、トークンを回収用の穴に入れなければなりません。

荷物検査

paidui荷物検査は、2011年ユニバーシアードから開始されていますが、現在、だんだんと厳しくなってきているような気がします。

近年、中国の大都市で、テロ事件が発生していることの関連だと思いますが、面倒くさいこと、この上ないです。夕方ラッシュ時になると、長蛇の列になってしまい、かなり非効率的な状況になっており、当局のすみやかな対応が求められます。

また地下鉄構内で、身分証の提示を求められる場合もでてきました。パスポートのコピーくらいは、所持しておいたほうがいいかもしれません。
(写真は、ショッピングモールまで続く、検査機に並ぶ列)

深圳地下鉄
http://www.szmc.net/

交通カード「深セン通」

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深圳には日常的にバスや地下鉄を利用する人のために「深圳通(しぇんじぇんとん)」というプリペイド式の交通カードがある。

最初に、一定の金額をチャージ(充値/ちょんじー)しておき、金額が少なくなってきたら、その都度、再チャージ。日本の「Suica」や「ICOKA」とだいたい同じかもしれない。

現在、香港の交通カード「八達通(オクトパスカード)」と一体型のカードも発売されています。(チャージは、人民元と、香港ドルで別々にチャージ。)

スマートチャージ機も登場

また、最近のスマート化ブームを反映してか、チャージする時、有人の窓口ではなく、現金をチャージするマシーン(写真)を目にすることが多くなった。

画面の「充値」をクリック、右下にある空間に自分のカードを置き、画面で金額を指定。(10元、20元、50元、100元から選択)

さらに、支払いは、現金、ウィーチャット(微信)アリペイ(支付宝)さらには銀行カード、の中から選択できるようになっている。

深センの地下鉄路線

現在、開通中の深セン地下鉄の路線は、1~5号線と7・9・11号線の合計、8路線。総営業距離は、285キロメートルで、現在、中国で第4位の規模とのこと。以下、先ず、開通済みの路線を紹介してみよう。
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〇1号線(羅宝線)・・・羅湖~世界の窓~深圳空港東
深南大通り沿いを東西に走る、まさに深圳の大動脈とでも言える路線。この路線上に、深圳の主要なスポットが集約されているといっても過言ではないほど。2011年には深圳宝安国際空港まで延長された。(ただ、空港へは、この路線よりも、ダイレクトで結ぶ11号線を使ったほうがよいだろう。)

〇2号線(蛇口線)・・・赤湾~世界の窓~福田~新秀
南山・蛇口地区と世界の窓、福田中心区そして羅湖の東門といった場所を結ぶ路線。南山区から羅湖、福田へは、これまでタクシー、バスを使うしかなかったが、同路線の完成によって、アクセスが便利になった。(2020年頃までに「莲塘」まで延伸予定)

〇3号線(龍崗線)・・・益田~老街~双龍
この路線の開通によって、非常に遠かった深圳の東、龍崗地区と羅湖の距離が大きく縮小された。ただ3号線のラッシュは、かなり有名なので、気をつけたいところ。(2020年までに「坪地六联」まで延伸予定)

〇4号線(龍華線)・・・福田~少年宮~深圳北(龍華)~清湖
深圳を南北に伸びる路線。香港側の福田イミグレと福田駅、さらには深圳北駅を結び、南北の大動脈となっている。
ちなみに、職員の制服や場内アナウンス、ロゴなどが、他の路線と違うことに気がついたかもしれないが、4号線は運営団体が「香港地下鉄(MTR)」で、将来香港MTRとの直通運転も予定されているようだ。

〇5号線(環中線)・・・黄貝嶺~布吉~深圳北~前海湾
深圳を大きく包み込むかのように半円形を描く、全部で27駅、40キロにまたがる壮大な路線。外環状線のように、既存の各路線を補完する役割を担っている。(2020年までに「赤湾」まで延伸予定)

〇7号線(西麗線) 太安~皇岗口岸~動物園
東の太安と、西の動物園に近い西麗を結ぶ路線。S字形に市内をうねるように走っている。個人的には、香港から「皇岗口岸」経由で深センで入境したときに、利用したりしている。

〇9号線(内環線) 向西村~人民南~紅樹湾南
その名も内環線、名前の通り、市内を半円形に縫うように走る、他の路線の補完路線と言えそうだ。都心を走っているものの、接続が悪く、いまひとつ、使い勝手が悪いのが難点。計画では、さらに西に延伸されるようだ。

〇11号線(機場戦) 福田中心区~松岡
深セン地下鉄11号線が2016年6月に開通。最高時速は120キロ、地下鉄としては、国内最速らしい。この11号線が画期的なのは、深セン空港と市内を30分で結び、いわば、空港エクスプレスとしての役割を果たしていること。さらには、これまで、非常に遠かった、福永、沙井、松崗といった地域と市内を、1時間以内で結ぶことも、見逃せないポイントとなっている。一部の情報では、大劇院駅まで東伸される可能性もあるとのことだ。

建設中の路線(2020年頃開通)

7号線、9号線、11号線という、奇数番号の路線が、先に開通していしまった深セン地下鉄であるが、現在、偶数番号の路線が着々と建設中。2020年をめどに、開通予定で、また地下鉄の路線図が、がらりと塗り替えられそうだ。以下、現在、建設中の路線である。

〇6号線(光明線) 科学館~深圳北駅~松崗
計画では、深セン北駅どまりだったが、科学館駅まで延伸されるようで、すでに工事も始まっている。(全線開通は、2020年の目標)イオンのある科学館駅は、都心に在りながら、接続駅もなく、いまひとつ、ぱっとしない駅だったが、これで、少しは繁栄するかもしれない。
〇8号線(塩田線) 国貿~小梅沙
羅湖から、東部地域へ伸びる路線。大梅沙・小梅沙がある海辺がぐっと近くなりそう。こちらも、2020年頃、開通予定。

◯10号線(坂田線) 福田口岸~岗厦~五和~双拥街
2020年、開通予定。

建設中の路線(2022年頃開通)

今年から建設が始まって、2022年ごろ開通予定の路線。最早、どこをどう走るのか、なんとなくしかわからないが、とりあえず以下、ご参照。

◯12号線(南宝線) 左炮台~海上田園東
◯13号线(石岩線) 深圳湾口岸~上屋北
◯14号線(東部快線)岗厦北~恵州南
◯16号線(龙坪線) 大运~田心
◯20号線(福永線) 机場東~国際会議中心

地下鉄予定図

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その他、計画中などを含めると、全部で30路線くらいあるようである。ちょっと多すぎる気がしないでもないが、深センの人口が1200万人くらいで、日本のJRとか私鉄に相当する電車が無いことを考慮すれば、地下鉄が、そのくらいあっても不思議ではない気もする。詳細については以下のとおり。
深センの地下鉄、既存路線と建設中、計画中の路線など(中文)
◯开工时间(工事開始時期)◯通车时间(開通予定時期)◯暂无(目下のところ無し)

タクシー【的士/出租車】篇

BYD中国に来た日本人は、日本国内にいたときより、タクシーに乗る率が格段に増えるのではないだろうか。

深圳のタクシーは、非常に安く、現在、初乗りは10元(夜間13元)

日本のタクシーよりは非常に安く、手軽に利用できます。

また、深圳のタクシーは、営業区域によって車体の色が分かれています。市内全域を走行可能な赤色タクシー、市外専用の緑色タクシーといった具合です。ふだん深圳市内中心部で見かけるのは、ほとんど赤色タクシーといっていいでしょう。(また、最近では、電気自動車タクシー(写真)なるものも増えてきました。)

また市内から特区外に行くときは、赤色のタクシーに乗っていくと、行き先と時間帯によっては、いわゆる第二国境(旧経済特区外と旧経済特区内の境界)で、おろされてしまうことがあります。

特区外は、夜、治安がかなり悪くなる為、遅い時間帯は行きたがらない運転手も多いようです。乗車する前にあらかじめ、目的地までダイレクトに行けるかどうか確認をしてから乗車したほうがいいでしょう。

その他、注意点

taxi〇中国では、降車の際、領収書「発票(ファーピャオ)」を発行してくれます。

〇市内中心部では、移動に便利なタクシーですが、深圳郊外での移動の際は、正規のタクシーが、市内に比べ台数が少なく、拾いにくいです。その場合、白タクを利用するという手段もありますが、やはり治安の面からは、あまりお勧めできるものではありません。

〇経済特区外から特区内に戻るとき、いわゆる第二国境(旧経済特区外と旧経済特区内の境界)の検問所で身分証の点検を求められることがあります。念のためにパスポートは携帯しておいたほうがよいでしょう。ただ、万一忘れた場合でも、検問所脇で、簡単な書類に記入をしさえすれば、通行することができます。

英国風タクシーも登場

バス【巴士/公交車】篇

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地下鉄に比べると、バスに乗るのは、言葉、習慣の問題もあり、日本人にとっては、ハードルが高いかもしれません。それでも、市内各地を縦横無尽に網羅しているので、一度、固定した路線を覚えておけば、利用価値はあります。

通常、前から乗り後ろから降りるというのが基本です。が、中国では日本ほど厳密ではなく、そのあたりは適当です。バスは、最近はワンマンカーが増えてきましたが、車掌さんが乗っている場合もあります。ワンマンカーの場合、前方の運転席脇で、現金投入箱に現金を投入するか、深圳通カードを、脇にある読み取りセンサーにかざせばOK。
車掌さん(大抵、女性)が乗っているバスは変額制です。自分の行き先を告げてお金を渡すのですが、ここが日本人にとってはネックになるかもしれません。中国語ができない場合、紙で書いて渡すか、あるいは、あらかじめ料金を知っていれば、その金額だけ渡すという方法もあります。
運賃は固定制で2~3元。変額制の場合、羅湖~南山で5元程度です。

バスで最大のネックは、やはり渋滞でしょう。特に、朝夕の通勤時間帯は渋滞が激しく、一旦、巻き込まれると、30分、1時間全く動かなくなる時もあるほどで、歩いたほうがましな場合すらあります。用事がある時は、地下鉄での移動が確実でしょう。
また、スリにも注意が必要です。普通にしている分が、まず問題はないですが、たまに、うっかりカバンが開いていたために財布や携帯を取られたという人もいます。やはり、日本の治安とは違うので、用心するに越したことはありません。

中国人の乗車マナー(コラム)

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深圳の地下鉄の構内では、「先下後上(降りる人が先で、乗る人が後)」、「文明乗車、従我做起(文明的な乗車、自分から始めよう)」というようなスローガンをあちこちで見かけます。しかし、実際のところ、中国人がそれらの標識を守っているのをあまり見たことがありません。とにかく、我先というのが中国式の乗車です。日本のように、きっちり整列乗車などと言うことは、まず考えられないでしょう。

ただ、中国では、お年寄り、妊婦、子供、障害者と言った
社会的弱者に対しては、真っ先に席を譲ると言う古きよき習慣が残っています。彼らはお年寄りが車内に入ってきたら真っ先に、席を空けて譲ろうとします。その姿は、見ていて非常にすがすがしいものがあります。一度、「中国人はお年寄りに対して、すぐに席を譲るけど、あれはいい習慣だね」と、知り合いの中国人に言ったことがありますが、逆に、「(そんな当然のことを)どうして聞くのだ」とこともなげに言い返されたことがあります。

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