桂林山水甲天下 社員旅行で桂林へ

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桂林に行ってきた

といっても別に、有給休暇をとったわけではなく、会社の社員旅行である。当初、桂林旅行の話を聞いたとき「うちの会社が桂林旅行?なんと太っ腹な」と思ったがその内容たるや週末を利用してのたった2日間のツアーしかも往復バス(片道10時間)で移動、という計画を知るや

「無謀だ。やはりうちの会社だ・・」と納得

はっきり言って、旅行というよりは、わざわざ疲れにいく様なものである。(実際、そのとおりの結果となった。)他の社員は若いからいいが、私などはもうそんなバスに乗れるような年ではないのである。しかしまあ、日本にいたらこんなに手軽に、桂林なんかいかれへんにゃからと自分に言い聞かせ行ってきた。

桂林山水甲天下

さて、桂林といえば山水。
桂林山水甲天下」(桂林の山水は天下一)
中国人であれば誰でも知っている有名な文言である。小学校の教科書で習うらしい。中国というと、多くの日本人が思い浮かべる風景として、この桂林の山水を思い浮かべる方が多いのではなかろうか。
今回訪れたのは、その桂林市内から少し外れた陽朔という街。
桂林山水甲天下、陽朔山水甲桂林
(桂林の山水は天下一、しかし陽朔のそれは桂林をしのぐ)
桂林の市内から一時間くらいのところにある街であるが、桂林観光のメインスポットであるから、短期間の観光の場合、この陽朔だけを見るのが得策であるようだ。

バスに揺られて10時間、桂林に到着

深センからバスに揺られること10時間。早朝、5:30桂林(陽朔)到着。
バスから降りると、周りはまだ、真っ暗である。ただ、こんもりしたシルエットの山が目の前にドーンと聳え立っているのを見たとき
「ああ、到着したんだなあ」と実感。今回の旅行で、感動というものがあるとすれば、唯一、この到着後の一時だけであろう。星がきれいである。深センでは、こんなきれいな星を見たことがない。それだけ、空が汚れているのか、というか多分、夜、街が明るすぎるのかもしれない。

朝食を大食堂で、皆でいっせいに食べる。
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パン、ゆで卵、おかゆ、油上げパン、豆乳、そして桂林米粉
(桂林の特産として有名な食べ物、深センにもたくさん店がある。)シンプルだが、なかなかよい朝食である。

腹ごしらえが済めば、いざ出陣である。外へ出てみると、すでに夜が明けていた。
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中国人団体観光客の基本は帽子にあり

それにしても寒い。ここは朝昼の温度差がかなりあるようである。
そんな基本的な準備も忘れて、深センから軽装のままやってきた私が馬鹿だった。では、以下、訪れたスポット別に書いてみることにする。

遊覧船で山水の世界に

まずは、山水を見るために、小さな船に乗る。(オプションで60元(900円))寒さに打ち震えながら景色はなんとか堪能できた。桂林の山水はもちろん見事であるが、30分も見れば飽きてしまう。それよりも、岸辺沿いの村落の生活風景に目を奪われる。岸辺では村人が洗濯物を洗い、天秤棒を担いで洗濯物を運ぶ姿を見ることができる。
guilin4 鵜飼いの筏が通り過ぎる

guilin3 アヒルの群れ

guilin5 朝焼けの風景

guilin6 取れたての魚は、その場で揚げて食べる。10元。

10分ほどいくと、20元札の裏側の絵柄のモデルとなった場所に、差し掛かった。
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どうだろう?微妙に違う感じもするが、ちなみに中国在住の方でも、札の裏側の絵柄というのは意外と覚えてないのではないか?

溶洞(銀子岩)

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日本で言うところの鍾乳洞、ここら辺は、石灰質が多いため、鍾乳洞が多いらしくその中でも、最大かつ有名なのがここであるらしい。従って、中国人に言わせると、ここを見れば他の鍾乳洞は見る必要がないとのこと。巨大かつ壮麗な石灰岩を目の前にすると、思わずため息が出るが、一回見れば十分な気がする。ただ、解説が中国語なので全く理解不能なのが惜しいところである。「母愛」「神奇双柱」など、ネーミングが面白い。

月亮山

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山の中腹が、半月状にくりぬかれている山。ただそれだけ。

啤酒魚(ビール魚)

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ご飯の後ろ、黒っぽいやつ

桂林にきたら、これだけは食べようと思っていたのがこれ。このあたりの、欧米人が偶然、ビールと一緒に魚を煮込んで作ったのが始まりだとか。確かにほんのりとビールの味わいがある。

民族村のようなところ

ツアーというのは、団体旅行であるからして、当然ながら自分の行きたくもない場所に連れて行かれたりする。近年、中国の旅行ブームにあやかってか、こういった商業主義的な観光施設が次々と中国各地に建設されているようだ。
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酒つくりもやってるらしい

guilin14 少数民族の機織り、実演
guilin15 民芸品の製作
guilin16 古代人のダンス(こんなところに古代人がいるわけないのだが)

こういったデモンストレーションの後には、当然みやげ物売り場が待ち構えている。中には、一本、1000元(15000円)のネクタイもあった。両面刺繡だから高いのだと言うが、こんなもの、誰が買うのであろうか?

筏くだり

川を小さな5.6人乗りの筏で下っていくというもの。筏に乗っている間は山水を堪能。それはいいのであるが、その前後では老人や子供の物売りがまとわりついてくるので辟易する。
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劉三姐というこのあたりの物語上の人物の衣装を着たお姉さん。(こういう衣装を観光客にも着せて、記念撮影で何十元というパターン)

さらに筏で下っていると、どこからともなく鵜飼いの親父が出没。いかにもさりげなく、このあたりで漁をしている風だが、この親父も商業風味満点である。

guilin19 さりげなく観光客の目の前へ自分の船を誘導

その後、勢いよく黒い鳥(鵜)を水の放つ。待つことしばし、鵜が水面に現れると、綱を手繰り寄せる。

guilin20不敵な笑みを浮かべる親父
guilin21鵜から魚を取り出す。鮮やか!
guilin22むんずと鵜の首根っこを捕らえて
guilin23 ポーズもばっちりです
guilin24すかさず、聴衆に擦り寄る親父。

西街 桂林のナイトスポット

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陽朔は外人さんも多いので、当然そういう人間を対象とするお店もある。
そういうのが集まっている場所が、西街というところ。周りはバーやカフェ、みやげ物やだらけ。夜は自由行動である。羽目をはずすもよし、お土産を買うもよし。自分は、すぐにホテルへ帰って寝たが。

サイクリングで早朝の桂林を堪能

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翌朝は、快晴の天気の中、陽朔をサイクリング。各自、自転車を借りて、陽朔市内の一本道を、自転車をひたすらこぐだけなのであるが、自分にとっては、こういうののほうがありがたい。左右にはこんもりとした山々が連なり、ああ桂林に来たんだなあという感覚になれる。
guilin28自転車小休止中、ふと横を見ると牛が。
guilin29 市内のある店舗にて、爆竹のくずが散乱。
guilin30陽朔の町並み
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guilin31少数民族風の変わった屋根

また来たいものである。次は個人旅行で・・・・
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中国人の観光ツアー 初体験

今回、中国人のツアーというものに混じって参加することになった。団体旅行というのは自分にとって初体験だったが、個人旅行しか経験のない自分にとって、ある意味、新鮮だったかもしれない。

バスは、日本にはない、寝台バス。JRの夜行バスのようなリクライニングではなく、本当に、列車の寝台車のように二段ベットになっている。完全に寝転んで眠れるのはいいのはいいが、自分は背丈が大きいので、少しばかり屈伸して寝なければならない。しかも寝台は上段、幅はかなり狭く、振動によって振り落とされて下に落ちてしまうのではという心配もあってなかなか眠れるような環境ではない。
しかも、中国人ツアーのガイドが四六時中、マイクでガンガンがなりたてるわ、カラオケを強要されるわで、「外国人代表としてお前も歌え!!」って、「そんな無茶苦茶な」という感じですが、歌っちゃいましたけどもね。

桂林陽朔市内の地図

当時(2007年)に比較すると、現在は、桂林まで高鉄など鉄道が通っているので、かなりアクセスは良くなっていると思う。
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