起業は一人でやるべきもの

ビジネス

たまに、YOUTUBEを見ていると、いろいろな人が、起業をしたり、FIRE生活したりしている経過をアップしているので、横目で見ていますが、結構、参考になります。

先日も、とある早期退職したユーチューバーの方で、自販機でコーヒーのドリップバッグを売る事業に手を出している人がいましたが、

「さすがに、自販機でドリップバッグは買わんでしょ。普通にスーパーかネットで買うんじゃないの。」と思ってましたが、

まあ、商品の選択についてはさておき、気になったのは、そのビジネスは、その人自体が自販機を借りて、やっているわけではなく、そのドリップバッグを製造しているコーヒーメーカーが、自販機のリース代等を肩代わりしているところでした。

で、売上のほうが芳しくないせいか、本人いわく「最近、そこの社員がいろいろ指図してきて、うるさいことを言う。」みたいなことを、動画の中でぼやいておられるのですが、

そりゃ、リスク取ってるのが、メーカー側なんだから、売上が立たなかったら、色々、言われるのは当然です。

結局、この方は、自販機ビジネスから撤退することに決められたようですが、早期退職して何年も経過するのに、サラリーマン感覚が抜けきっていない感じがしました。

と同時に、せっかく早期退職して自由の身になって起業をするのに「なぜ、サラリーマン時代と同じように、わざわざ他の会社に依存するような形態をとるのだろうか?」と思ってしまいました。

自分で、すべてリスクを取る代わりに、事業を自分の意思で完全にコントロールできるというところにこそ、起業の醍醐味が有るのではないでしょうか。

やはり起業は一人でやるものだと感じた次第です。

(付記)

ちなみに、上記の方は、割りとキャラが立っているので、その人から購入したい人は多そうな気がしました。

別に自販機という地域に縛られる方法をわざわざとらなくとも、自分のファンに向けて、商品を発送すれば、そこそこ売れそうな気がしましたので、惜しい感じがします。

 

 

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