現在のコロナ下で、思うように、事業が立ち行かない、小さな会社やフリーランスの方は多いと思います。
まあ、今回のコロナは特別としても、フリーで仕事をやっていれば、こういうピンチというのは、何年か周期で起こってきます。
自分の会社も、資金繰りがいきずまったり、客が全く来なかったり、・・・・対応しきれないことがでてきたりして、そのたび、頭を抱えてますが、いろいろ試行錯誤しているうちに、なんとかなってしまうことが多いです。
逆に言えば、こういうピンチのときこそ、自分の中に新しい価値観を取り込み、変化できるチャンスなのかもしれません。
例えば、自分のような語学スクールであれば、「オンライン授業を取り入れてみる」とか「SNSを利用してみる」とか、そんなふうなことです。
といっても、あまり実行できているとは言い難いですが、実際にできなかったとしても、自分の今までやってきたことを別の観点でとらえ直すことができるので、あながち、ムダではないと思います。
本業が回らないとき、バイトで穴埋めするのはアリ?
とはいえ、その間にも、現実生活上は、お金が減っていきますので、これはなんとかしなければなりません。
そういう場合、本業のかたわら、アルバイト等で本業の穴埋めをするという方法もあります。例えば、喫茶店のマスターが、別の店の雇われマスターをするとか。自分の塾を持っているのに、他の塾で非常勤講師をするとかです。
ただ、一時的な応急措置であればアリだと思いますが、あくまで一時的なものにとどめておくべきだろうと思います。そうしないと、なんのために、独立しているのか、わからなくなってしまうからです。
フリーランサーの場合、アルバイトで、なんとか、補填したいという気持ちは、わからなくもないですが、つらくとも、その分、本業をなんとかしようと、アレコレ考えることが必要ではないかと思います。この「なんとかしようとすること」こそが、事業継続のたまには、案外大切なのではないかと思っています。
アルバイトで働いてみても、時給なんて高が知れているし、その分、自分の時間が拘束されてしまうというマイナス面を考えれば、よほど、単価が高いアルバイトであればともかく、単純労働バイトはやめたほうがいいでしょう。本業で少しがんばれば、自分のアルバイト代くらいのお金は、すぐにでも稼げてしまうはずなのです。
あと、アルバイトが、本業の不安から逃げの手段になっていないかということもあります。
まあ、もちろん、アルバイトをせずになんとかするといってみても、それ相応の金銭的な蓄えは必要です。足元で火がついているときに、戦略もくそもないからです。
ちなみに、自分は、独立してから、アルバイトをしたことは一度もありません。ドヤ顔でいっているのではなく、アルバイトしたいと思っても、日本とは違って、気軽にできるアルバイトがなかったからです。
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