中国のビックマック、10年前と比較すると泣けてくる ~1人民元=20円の円安時代をどう過ごす

中国社会

円安が止まりません。

このところの円安ドル高で、人民元のほうも、かなり元高にシフトして、現在、1人民元=20円くらいで推移しています。

人民元は基本的には、米ドルに歩調を合わせるので、もっと元高になっていいはずですが、このところの急ピッチのドル高にさすがについていけず、かなり切り下げられました。

ただ、それでも、円に対しては、高水準を維持しています。(以下、3年間の「人民元/日本円の推移」)

ちなみに、自分は、中国で生活して、中国で消費しているだけなので、為替レートはあまり関係ないのですが、それでも癖で、つい日本円換算してしまうのですが、

最近では、換算するたび「えーー!嘘やろ!(高い)」となってしまうことが増えました。

中国のビックマック 10年前と比較すると泣けてくる

例えば、ビックマック

ビックマックのセットは現在、35元ですが、ちょうど10年前(2012年)は27元くらいだったかなと思います。(はっきりは忘れましたが・・・)

ただ、10年前は円高で、1人民元=12円程度でしたので、円換算で比較すると、以下のようになります。

2022年  35元  35✕20=700円

2012年  27元  27✕12=324円

だいたいの計算ですが、日本円ベースで言えば、この10年で2倍程度になっているということです。

物価自体もインフレで上がってますが、円安との相乗効果によって、さらに高くなっています。これはビックマックに限ったことではなく、ほとんどのの物価や給料、家賃は、こういう感じになっています。

ですので、今の中国で何を買っても、正直、安いと感じることは、殆どないのではないでしょうか。

特に昔、中国に暮らしていた経験のある日本人は、なまじっか以前の「安かろう、悪かろう」時代の中国の物価の安さを覚えているので、今の高さが余計に不合理に感じられてしまうのではないでしょうか。

逆に、最近、中国に来た若い方とかは、こんなもんだと思っておられるかもしれませんね。

ちなみに、今の中国で、相変わらず、非常に安いと感じるのは、交通費くらいのもんじゃないでしょうか。

交通費は物価の優等生で、地下鉄やバスの初乗り2元(40円)、タクシーも初乗り13元(260円)と比較的、価格が抑えられています。

1人民元=20円の円安時代をどう過ごす

この円安で、日本でも物価が高騰し始めているようですが、海外で暮らす人間にとっても、なかなか大変な時代になりそうです。

なかでも、一番、影響を受けるのは、海外留学や海外年金生活者など、日本円ベースで海外で暮らす人達ではないかと思います。特に、老後を日本の年金で過ごす予定の人は、厳しいでしょう。

ちなみに以前は、中国でも、何をしているのかわからない感じのフリーランスとか、ノマドもどきの日本人を見かけることはありましたが、最近は、そういう類の人たちを全く見かけることはなくなりました。

今の中国は鎖国状態ですので、そもそも、来ること自体が困難ということもありますが、ゼロコロナ、円安、政治リスクと、負の要素満載のこの状況では、ビジネス以外で中国に積極的に来ようという人は、ほとんどいないかもしれません。

個人的には、もっと個人の方に、中国に来てもらいたいですが、残念な限りです。

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