昨日、お昼時に、マクドナルドのセットを買うのに、ウィーチャット(微信)でお金を払う段になって、突然、認証を要求されました。
まあ、認証を要求されるのは、たまにあることなので(年に一回くらい)、驚きませんでしたが、いつもは、クリックすればOKだったのに、今回は、ちょっと大層な感じで、
生年月日からビザの失効期限まで項目を記入したり、パスポートの写真をアップロードしたりしなければならず、結構、時間をくってしまいました。
「マックのセット買うだけで、何で、ここまでせんといかんの。しかも、腹ぺこの最悪のタイミングで!」と愚痴りたくもなります。
まあ、認証の必要性は認めますが、このような少額の買い物で、そんなことをもとめられるのは、いかにも非効率です。
それと、これは、自分の個人的な感覚なのかもしれませんが、こういうのに、いまだに慣れません。結構、心臓に悪いというか、消耗します。
というのも、時間的な手間とか、中国語という面倒臭さもさることながら、いつもいきなり感、半端ないので、メンタル的にきついのです。(あとは年を取って、目が悪くなっているので、小さい字はきついのもあります。)
このような文面で、どーんとでてくるので、「えっ、自分、何かやらかした?」という感じで、びびってしまうわけです。
中国では、こういう、イキナリ感を感じることがよくあります。一番、いい例が、封鎖(ロックダウン)でしょうか。
深センも今年、二回ありましたが、だいたい、前日にメールが来て、翌日から始まるような感じです。地区封鎖の場合は、当日、いきなり封鎖も珍しくありません。
外国人だから、言葉の不自由な面もあるので、突然に感じてしまうのかなあと想ってましたが、中国の一般庶民も、一応、イキナリであることは感じているようです。
そして、こいうイキナリ感というものは、国にかぎらず会社とか、どのような団体でもよくあることなので、たぶん、中国人的性格に基づいているのではないかと感じています。
朝令暮改という言葉がありますが、中国人は割りと、コロコロ、意見を変えることがよくあります。そして、外国人である我々は、それにかなり振り回されますが、
中国人は、自分たち自身が、そういう性格を内包してしまっているので、まあ、我々ほどは、イキナリと感じないのだと思います。
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