日本で会社設立!?~早くも爆買い、インバウンド需要を当て込む中国人 

中国社会

どうも最近、うちの会計士(中国人)が日本での会社設立に、興味を持ち始めていて、あれこれ、こちらに聞いてくるのですが、

その人(女性)は、日本に住んだこともなければ、日本語も話せない人なので、最初「なぜ、日本で会社?」と思いましたが、

どうも、中国がゼロコロナやめて、海外旅行に行き始めているので、今後、海外旅行ブームが復活したときに、中国人同胞の爆買いインバウンド需要を当て込んで、それに乗り遅れたくないという魂胆があるようです。

「結局、それかよ!」という感じですが、聞けば、中国人の友人と一緒にやるというんですが

「その友人は、日本に住んでいるのか?」と聞いてみたところ、
「いや。住んでいない」というし。

「日本語は話せるのか?」と聞いても
「いや、話せない。」という。

「あなたも友人も、日本に住んでもいなければ、日本語を話すことはできないで、どうやって、日本でビジネスを始めるのか?」と、ちょっと、あきれてしまいましたが、まあ、中国人のことですから、何らかの方法はあるんでしょう。

一応、法律上は、外国人だけでも会社自体は設立できるようですが、やはり、銀行口座等で、日本に在住者がいないと、現実的にはなかなか難しいようで、それで、唯一の日本人の知り合いである自分に話をもってきたようです。

 

まあ、自分も10年以上、自分の会社の会計をしてもらっているので、話を聞かないわけんもいかないし、一応、聞くようにしていますが、話半分に聞くようにしています。

というのも、この中国人会計士は、なにか、もうかりそうなことがあると、すぐに首を突っ込んでいかざるをえないという、典型的な中国人的気質の人で、

以前は「日本の空気清浄機だかを、中国で代理販売がしたいので、メーカーに聞いてみてくれへんか?」みたいなことをいってきたりしたこともありましたが、

まあ、だいたい時間が経過すると、別のことに興味がいくのか何もいってこなくなるので、適当にうっちゃらかしておくようにしています。

 

ちなみに、その人は、外国籍の中国人(華橋)相手の商売をしている人なので、国とかにこだわりが無いのかもしれませんが、ビジネスチャンスを逃すまいという、バイタリティはすごくて、

自分みたいな日本人的気質の人間からすると「よく、見知らぬ国で、いきなり会社を作ろうなんて思うよなあ。」と思ってしまいます。

ただ、彼らからしたら、結局、中国人相手にモノを売るのは同じなのであって、それが中国本土であれ、香港であれ、日本であれ、アメリカであれ、変わらないのかもしれません。

世界中に中国人が散らばっているからこその発想だと感じます。

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