深センですが、先週よりは、やや人が増えたかなという感じです。
もちろん、以前と同じというわけにはいきませんが、少なくとも、寂しいという感じは、なくなりました。
少しずつですが、いつもの、うるさい中国に戻りつつあるのかなという気がしています。(まあ、これはこれで問題がありますが。。。。)
ただ、勤務の方は、まだ自宅勤務の人が多いようです。日本人駐在員については、中国現地で自宅待機の人、日本からまだ戻っていない人、途中で日本に戻った人と、いろいろなようです。
感染のほうは、中国側の統計を見る限りでは、落ち着きつつあるようです。というか、「こんなに厳しく移動制限をされたら、そら、感染しようがないわ。」って感じですけど。
以下、広東省、深センの新型肺炎の感染者数についてです。
写真:エレベーター、定員4人?
広東省、深センの新型コロナウィルスの感染者数(2月24日)
中国全体の概況
まずは、中国全体(香港、マカオ、台湾含む)の感染者数等の概況です。(2月24日現在、参考:「微医(ウィードクター)」)
感染者(累計) 77059名
死亡 2446名
治癒 23314名
感染者(現存) 51299名
疑似症例 4148名
感染者を「累計」と「現存」に分けています。現存は、今現在の患者数ということになります。
中国国内の感染者数(省別)
次に、各省別です。
広東省は、感染者1345名、治癒772名、死者6名(2月24日現在)
治癒者が感染者の過半数となってきました。
広東省内の感染者数
次に、広東省の都市別の感染者数.
深センの 感染者数417名、治癒名237名、死者3名(2月24日現在)。
こちらも、治癒者が感染者の過半数となっています。また、新たな感染者もそれほど、増えてはいないようです。
まとめ
あくまでも、中国側の統計を見る限りですが、順調に回復途中にありますし、現地にいる自分の実感的にも、そんなに、間違ってはいない気がします。
少なくとも自分の関係者などで、特に、感染者が出たという話は聞いたことがありません。
ただ、まだ楽観できる状態ではないし、当局のほうも、かなり厳格に管理は続けていますし、今は、そのくらいのほうが、かえって、いいかもしれません。
しかし、いかんせん、移動が窮屈でかないません。どこへいっても、関所があって、体温図られたり、アプリをスキャンして、登録させられたりなので、外出が億劫になります。おかげで、体重もどんどん増加中です。
また、それよりも一番問題なのは、自分ら自営業者にとって、収入がゼロになってしまうことで、1-2ヶ月程度だといいですが、長期になるようだと、最悪、日本帰国も考えていかなければならないという話になります。
とにかく、早く、収束することを願わずにはいられません。
写真:エレベーター、やはり、四人乗りのようです。
新型コロナウィルス、海外の感染者数
日本その他、海外の新型肺炎の感染者数ですが、感染者8万人超、死者2699人、治癒者27563人。(2月25日現在)
2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE
新型肺炎は、中国から世界に、拡散しはじめているようです。
特に、韓国、イタリアの観戦数増大が、顕著ですが、日本も、潜在的感染者がいるとすれば、今が、一番、重要な時期になるでしょう。
日本の場合、中国のような強硬手段は取りにくいので、拡散してからでは遅いと思います。