日本では、5月に入り、緊急事態宣言の解除に舵を切り始めているということで、早くも、営業を再開する店舗もでてきているようですね。
ただ、お店を開けたとしても、コロナウィルスの脅威が去ったわけでもなく、消費マインドが冷え込んでいるので、客足が戻るまでは、相当時間がかかるでしょう。また、いくら気をつけていても、第二波が来たら、その時点で、また逆戻りです。
レナウンが倒産するなど、雇用にも影響が出始めていますが、本格的な倒産、失業は、夏場以降でしょうね。
ちなみに、自分の事業のほうですが、客足は、そこそこ戻りつつありますが、まだ30%といったところでしょうか。(収入はほぼゼロのまま)
フリーランスなので、こういう、無収入みたいなものは、慣れてはいますが、さすがに、今回のように長期に渡ってくると、精神的にこたえます。
ただ、自分の場合、資金繰りといっても、大した金額ではなく、持続化給付金(中小企業200万円、個人事業者100万円)程度の金額でも、十分に助かるレベルです。もちろん、自分の会社は中国の会社なので対象外なのが、悲しいところですが・・・・・
自分みたいな個人事業者は、固定費がそんなにかからないので、なんとかなるんじゃないかと思っています。今一番、大変な思いをしているのは、従業員を抱える中小企業でしょうね。
というわけで、以下、広東省、深センの新型コロナ感染者数です。
(写真:ビュッフェ形式の食堂。「自助餐(セルフ飯)」の高級版という感じで、最近、流行り始めた形式だが、さすがに閑古鳥が鳴いている。)
広東省・深セン新型コロナ感染者数(5月18日)
中国全体の概況
まずは、中国全体の感染者数等の概況です(5月18日現在)感染者数は、やや増加です。
中国国内の感染者数(省別)
次に、広東省の推移です。今週も、広東省は1人。
深センの感染者数
深センの推移です。今週も深センの増減は0でした。
まとめ
先日、東北や武漢のほうで、クラスターが発生したというニュースが有りましたが、こういった兆候が、今後、感染者数にどう反映されてくるのか、引き続き、第二波について、定点観測していきたいと思います。(中国の数字なので、当てにならないですが’、大まかなトレンドくらいはわかると思います。)
現在、中国は、普通の生活に戻りつつあるというか、完全に、緩んでいる状態ですが、第二波は、いつ来ても、おかしくないので、気を抜かないようにしたいところです。
中国で新型コロナ「第2波」の可能性、専門家チームトップが警告
新型コロナウィルス、海外の感染者数
一方、海外の新型コロナウィルスの感染者数は、470万人(5月18日現在)まさにパンデミックです。ロシアやブラジルといった人口大国がやはり上がってきましたね。
2019-nCoV Global Cases by Johns Hopkins CSSE
あと、以下のようなサイトがありました。これをみると、ウィルスがいかに変異をしているかというのがわかります。中国から欧州、アメリカへと移って、毒性が強まっているという可能性は否定はできないですね。