21人、奇跡の6分間 千手観音~中国障碍者芸術

2022年5月25日

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言葉を失くすという表現があるが、これなどはまさに、それにあたるかもしれない。
そう、千手観音のことである。
といっても京都や奈良のお寺にある千手観音ではない。生きた人間による生身の千手観音である。


Thousand-Hand Bodhisattva | CCTV English

21人、奇跡の6分間 千手観音~中国障碍者芸術

1000hands4「中国残疾人(身体障碍者)芸術団」による千手観音の演技。CCTV(中央電視台)で放映され、一躍脚光を浴びるようになったとのことであるが、ほんとうにこの世のものとは思えない。まさに奇跡である。

21人の演じ手が縦一列になって演じるという発想自体ユニークであるし、その手がサンゴの触手のように、艶かしく動く様は、それ自体が生命を持った生き物を見ているかのようである。

しかも、これが全員、聴覚障害者によるものであるのだから、二重の驚きである。
なお、演じ手は耳が聞こえないので、音楽によってタイミングをあわせることが出来ない。よって、前に、指揮者のような存在がいて、その人の合図に合わせて、動いているようである。

話は変わるが、中国に居ると、残疾人(身体障害者)を目にする機会が非常に多い。道を歩いていると、歩道橋の上やゴミ箱のそばなど、いたるところに彼らはいる。同じ障害者とはいえ、芸術団の彼女らのように神を演じるものもいれば、街で這いつくばって地獄を見ているものもいる。障害者といっても色々である。