香港上水マーケット Ⅰ 魚市場を歩く
以下は、旧正月明けに、香港上水の市場に立ち寄った時のものです。
活気ある香港の魚市場の様子をご覧ください。
(写真を普段より、大きめにしてます)
香港上水のショッピングモールの玄関ホール。まだ旧正月明けということで、ちょっと華やいだ雰囲気が残ってます。
花が咲き乱れていますが、こういうのは木そのものはリアルで、造花を木に装着する折衷タイプが多いようです。
さて、銀行に寄った後、たまに立ち寄るのがココです。「石湖墟街市」という公設市場(ウェットマーケット)香港のいたるところ、こういった公設市場があります。
地階が、魚、肉類
一階が、野菜、果物、乾物など
二階に、食堂
と、この順番も大体、決まっているみたいです。
マーケットは朝6;00~夜8;00まで、フードコートの方は、朝6;00~夜中の2;00まで開放してるって、すごいですね。まあ、全部が全部、営業しているわけでは無いのでしょうか。
では、入ってみることにしましょう。
水族館顔負けの香港の魚市場
まずは、魚です。魚は生き物を扱っているので、かなり見ものです。
こういったマーケットに入るとき、先ず、魚のぷんとする生臭いにおいが、鼻をついてきますが、慣れてしまうとどうってことなくなるのが不思議です。
【動画】
ステンレス製の丸皿に一匹ずつ載って、ご丁寧に値札までついています。また空気のチューブで絶えず、エアを送り鮮度を保っています。これでは、魚が腹を上にしてプカプカなんてことはありえません。
個別に見ていきましょう。
次の店へ
魚密度、高すぎ!!
鮮度を保つための工夫?なんでしょうが、こんな底の浅い水槽に入れられた日にゃー、魚も大変です。
蛙(田鶏)も、このとおり。飛び跳ねて逃げてしまうので、籠の中と。
どうでしょう。この魚を見つめるまなざしのすごさ。
熱き女たちの戦いは続く。
海鮮食材も
以下、海鮮料理屋に行くとよく見かけるもの。
巨大なミル貝(象拔蚌) 確かに象牙のようですね。
鮑(鲍鱼)です。1斤(約605グラム)76元(HKドルのこと)
参照斤 – Wikipedia 一言で斤といっても、各地でいろいろのようです。
以下、海鮮の王様、ロブスター(龙虾)です。赤いのと、青いのがいますね。
花魁蝦?という名前のロブスター 青みがかった色が凄みが有ります。
氷の上に魚を置いて、新鮮度を保ちます。一年を通じて夏が長い、香港ならではの工夫。
それにしても、圧倒的な電飾の数。でも、これが魚の活きのよさを演出する道具として欠かせないんでしょう。
狭い空間をたくみに利用する香港の魚市場
一見すると、金魚すくいをやっているみたいですが・・・。魚屋の奥さんは、皆、同じ白いエプロンをしてますね。
袋やバケツは、すぐにでも手にとれるように、天井に吊るしています。狭い空間を効率的に利用するということにかけては、香港人は天才的です。
何の蟹かしりませんが、手足を結わえられつつ、水槽で泳がされてます。自由なのか、不自由なのかわかりません。
魚がぴちぴちと跳ねて、いかにもいきのよさを演出しているのかな?
こちら、勢い余って【動画】
あまり長居して写真ばっかり撮って何も買わないと、彼らの商売の邪魔になるので、次に移動です。
上水周辺の地図
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