さて、広東省は、冬だと言うのに、連日、20度越えの夏日が続いてます。中国人民は半袖シャツを着ているのや、女子では短パンをはいているのまでいます。日本との温度差20度、道理で体が慣れないわけです。
逆に、日本滞在中は、寒すぎて、ふとんから抜け出すのに苦労しました。南国生活になまった身体に、日本の冬はきついです。しかし、この厳しい冬というものがあるからこそ、精神的に鍛えられる気がします。その点、南国の広東省人などは、冬らしい冬がないので、性格的にへらへらしており、軟弱な感じがします。自分は、日本に帰るときは、この寒さを思い出すため、できるだけ冬に帰るようにしてます。
以下、日本滞在中の続きです。
比叡おろしが吹きすさぶ琵琶湖沿いを散策
琵琶湖の南、瀬田の唐橋より、少し北へ歩いたところへ行きました。
このあたりは、琵琶湖の南端ともいえるし瀬田川の入り口とも言える場所で、かなり景色は雄大です。ただ冬は比叡おろしが吹きすさぶので、かなり風がきつい。
久しぶりに、こういった人がいない広々とした場所を歩いたような気がします。中国には、こういった自然と向き合える空間がないのです。
近くに近江八景「粟津の晴嵐」というのがあって、そこの松が絶滅寸前であるそうで、それに代わるものとして、松の植林をされているようです。
しかし、さすがに、このあたりには、中国人はいません。東京はじめ京都、大阪の中心部、北海道などの観光地は、中国人、台湾人、韓国人観光客がワラワラいますので、ゆっくり日本を堪能するのであれば、こういった地方のほうがいいのです。このあたりであれば、浜大津のあたりなどは最高です。
並、こってり、にんにく少し、麺の太さ普通で700円。少し、値段上がったか?これで中国にある味千ラーメンと同じくらいの値段ですから、非常にリーズナブルですね。このラーメンも毎年、帰国時に食っているような気がします。
ラーメンというジャンルは、もはや日本独特の文化といっていいかもしれません。中国にもラーメンはあるにはありますが、日本のラーメン文化とは異なるものです。
レジのところで「温泉でもいかがですか?」と、温泉の割引券と思われるものをすすめられたが辞退しておいた。多分、雄琴(おごと)温泉のことだと思うが、雄琴って普通の温泉もあるんだろうか?まさか特殊浴場の割引券を、配らないよね。
その後、この付近の民家を散歩。電信柱を見ると、しみじみと日本だなあという気がする。中国では、電線をすべて地中に埋めてあるため、電信柱がないのだ。
郵便屋さん、整然と列を組んで移動するのが、いかにも日本という感じ
踏み切り
こういった角度から線路を眺められるのも日本ならでは
ある百貨店にて
近くの百貨店まで足を伸ばしましたが、バレンタイン商戦もたけなわということで、どこへ行っても、特設会場でチョコレートの販売が行われてます。
このところ、日本ではこういったバリスタなるものが一気に普及したようですね。インスタントコーヒーの機械が何故ヒット?という感じですが、インスタントということが逆にミソなのかもしれません。それにしても、日本では何がはやるかわからないです。中国の消費傾向みたいに単純ではありません。
食材コーナーもかなり充実していますね。日本に住んでいる人がうらやましいです。もちろん、一定の消費ができる水準にあるということが前提ではあるのでしょうが。
地元商店街周辺
滋賀県内の商店街は結構、機能しています。大規模店舗と商店街が共存しているようです。総人口が減少する日本の中では、めずらしい人口流入地で、若い世帯が多いということもあるのかもしれません。以下、少し、商店街の様子。
ゴミ回収車です。風とともに去りぬという感じで、あっという間に、ゴミを回収してどこかへ行ってしまいました。中国人の速度の5倍くらいは速いと思います。効率は非常にいいです。
このあたりのゴミ袋は、すべて透明で外から何がはいっているか分かるようになってます。昔は黒や青でもOK、少し前は半透明だった気がしますが、これでは、うかつに変なものは捨てられませんね。これって、個人のプライバシーの問題とかにひっかからないのでしょうかね。
ちなみに、中国はまだ黒い袋で、ぼんぼん捨ててます。ただ、ゴミの分類屋のような人間がいて、再利用可能なものは、勝手にもっていってしまうので、ある程度は分類できているかもしれません。
惜しくも中国から撤退した王将ですが、日本に帰るたびに、寄ってます。ただ、もう年のためか、以前ほどガッツリ食いたいという要求は少なくなりましたが・・・・・
ケーキ屋の前で、かんきつ類と野菜を売ってました。
キャベツが一個だけというのは、ご愛嬌?このあたりの農家で獲れたものなんでしょうか。
自分は、吸いませんが、タバコ、最近、めちゃくちゃ高いんですね。数年前にタバコ税が一気に上がったのはしってますが、喫煙者には厳しい世の中になりました。タバコと言えば、子供の頃、親父によく買わされにいきました。チェリー220円、2個で440円と言うのを覚えています。
もうすぐ入学シーズンたけなわということで、制服屋も稼ぎ時です。
郵便局に少し、用があって立ち寄ってみる。
「おすすめスイーツ」「ボイルズワイガニ」「いも特集」・・・・おまけに梅干のサンプルまで置いてある。(ハチミツ漬けの梅干しなんてのもあるんですね。)
外国の金融機関ではありえないですね。ある意味すごいです。
おじいさんがカウンター越しの女性職員に、話しかけている。
「今日はあんたの顔、見に来たったんや。」
「えーー、わざわざ。うれしいわ。」
何げない会話に、日本の郵便局らしさを感じます。
散髪もしてみました。さくさくと30分くらいで終了。
これが中国で散髪をすると、やれ髪はそめないのか?とか、やれマッサージはどうだとか、うるさいことこの上ない。で、マッサージを頼めば、今度は、耳掃除はどうだ?足裏のマッサージは?となって、結局、どんどん高くなったりします。(その割りに、ひげは剃ってくれません。)まあ、それはそれで、そういうやり取りを楽しむ場と割り切っていますが・・・・
日本滞在中、結構、天候には恵まれ、概ね冬晴れでした。雪は少しだけ見れました。
中国では、このようにスパッと晴れることが極めて稀です。広東省のような沿海部は、北京など北部に比べると、空気汚染はだいぶマシですが、それでも日本に比べるとまだ駄目です。
日本の空気というのは、かなり綺麗な感じがします。少なくとも、自分が小さい頃の、高度経済成長の時に比べると、社会全体が完全にエコ化してしまっているんじゃないでしょうか。
京阪大津線ラッピングトレイン
けいおん
さて、滋賀県南部の移動に欠かせないのが、京阪大津線ですが、いつも、アニメ等のラッピングトレインを運行させており、その徹底振りには、「そこまでするか?」と、唖然とさせられます。
写真は 2011年大津にて
以下は「けいおん」というアニメのラッピングトレイン。
けいおん ラッピング電車 京阪 石山坂本線 – YouTube
けいおんは、いわゆる学園日常ものというジャンルで、女子高生のゆるーい日常が上手く描かれてます。
けいおん(K-ON)TVシリーズ1、2、映画版 (日本からだと、多分ブロックされるかも)
滋賀県豊郷町にある学校の旧い校舎がアニメの舞台になっているそうです。
あと、けいおんといえば、やはり音楽でしょうか。70年代のバンド系の音が好きな人には結構、いいかもしれません。 オリジナルサウンドトラックk-on all ost – YouTube
あと、背景に頻繁に、京都洛北の風景(北白川、修学院あたりか)が登場するのも、元京都人?にとっては非常に懐かしいところ。嵐山のモンキーパーク(岩田山)とかも、昔、京都の小学生だった自分にとって遠足の定番でしたが、機会があれば、また行ってみたい場所です。
中二病でも恋がしたい
また、京アニ系列では「中二病でも恋がしたい」のラッピングトレインも走ってました。こちらは、モロに大津市石山付近の風景を使ってます。 参考日本一時帰国2008年 Ⅲ 雪の大津石山 | 広東省深圳@老板日記
ちはやふる
大津周辺へのアクセス
日本一時帰国 Ⅲ に続く