たまに、YOUTUBEなどを見ていると、海外在住の日本人が、現地の情報を発信したりしていますが、いろいろ参考になります。特に、アメリカとかタイとか、他の海外の情報が興味深いです。
今は、こうやって、海外の情報をリアルタイムで発信してくれる人がいるので、自分が海外に住み始めた頃(90年代後半)と違って、格段に情報量が増えたと思います。
ただ、それでも、海外へ出るのはハードルが高いことには変わりませんし、実際に、海外に出る人はまだまだ少ないと思います。
というわけで、今回は、海外で生活するために必要な能力を、自分なりに、取り上げてみたいと思います。
海外で生活するために必要な能力 5選
1 寛容さ
海外にいると、理不尽なことの、一つや二つは、必ずおこります。
そのたび、いちいち、「日本では、こうなのに・・・」とか「これだから◯◯人は・・・」と、イライラしていては、ストレスが溜まるだけでしょう。
海外では、日本にいるときのような効率を求めても無理ですし、そういうときは、「ああ、そんなんも有りか。」と思える、異文化に対する寛容さは大切です。
2 自己主張
海外では、一定の自己主張は必要かと思います。
その点、日本人というのは、ちょっと謙虚すぎるところがありますので、相手に伝わらないことがありますが、海外では、「ちょっと、ずーずーしすぎるんじゃ?」と思うくらいに言って丁度いいのではないかと思います。
また、基本的に、察する文化が無いので、相手の察しに期待していると、肩透かしをくらうことが多いです。面倒くさいかもしれませんが、いちいち言葉に発するということが必要でしょう。
その点、現地の言葉で話すと不思議と自分のキャラを破れるところがあるので、いいかもしれません。自分も、中国語を使っているときでは、違う人格になるような気がしています。
3 語学力
日本から海外に出る時、一番、気になるのが、語学力かもしれません。
ただ、海外(特に都市部)へ来てすぐに気がつくと思いますが、言葉を話せなくとも、生活上で一通りのことはできてしまうという面もあるのも確かです。
海外に来る前に、語学力にこだわるあまりに「まだ自分の英語力は全然だから、現地に行けない」とか考えていると、チャンスを逃してしまうので、もったいないと思います。
もちろん、語学力があるに越したことはないですが、現地に行った後でも、十分に間に合いますので、自分の置かれた環境に応じて、やっていけばいいのではないでしょうか。
4 実務能力
日本にいるにせよ、海外にいるにせよ、自分の専門分野に関する仕事を遂行する実務能力は必要です。(駐在員家族、留学、年金生活、などは除きます。)
IT、金融、会計、製造・・・など、専門分野の能力があるに越したことはありませんが、そういう特別な能力がなくても、
約束を守る、時間通りに仕上げるなど、日本人としては当たり前と思うことができるだけで、海外では立派な能力となりえます。
5 勢い
海外生活をスタートさせるとき、色々と準備は必要ですが、ある程度、勢いも大切です。
海外へ出るという当初の熱意も、いろいろ考えあぐねているうちに、決意が鈍ってしまい、情熱が冷めてしまうからです。
アレもこれも準備万端にしてからなどと考えていても、100%準備万端になるということはありえません。海外生活というのも、やってみたいとわからないところがあるからです。
何かしら、不明な点というものはあるもの、ある程度の見切り発車にならざるをえないんじゃないかという気がします。
あとがき
以上、「海外で生活するために必要な能力 5選」でした。
いろいろ、書きましたが、以上のような能力がないと海外に行けないというわけではありませんし、そもそも、自分も十分にもっていないので、えらそうなことは言えません。
海外というのは、やはり向き不向きがありますので、自分の適性やおかれた環境に応じて、個別に考えるしかないでしょう。
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