自分が自分らしくいられる場所として

海外生活

昨日、市民中心に、パスポートの受け取りに行ってきました。居留許可、無事、2年延長することができました。これで少しは落ち着けそうです。

ちなみに、今回、地下鉄で移動したのですが、例のごとく、乗る時に場所コードをスキャンできないでいると「ここにサインしろ」と言って、名前を書かされました。まあ、こういうのは、銀行とかでは時々ありますが、地下鉄に乗るのに、名前を書かされたのは初めてです。

党大会の期間中だからということなんでしょうが「そこまでするか!」という感じですね。

とはいえ、こちらも、もう大概のことには慣れっこになっていますので「あー、ここにサインすればいいのね。はいはい、」という感じですが・・・おっさんになってきて、だんだんと怖いものなしになってますので、昔ほど、萎縮しなくなりました。

 

それはそうと、就労ビザを取るときは、やはり、自分はどうして、こちらにいるのか?ということは考えさせられます。

まあ、今更、日本に帰ったところで、おっさんに、ろくな仕事もないだろうし、そもそも、今の事業を畳むだけでも大変ということもあります。

ただ、そういう消極的な理由だけではない気がします。

あえて言えば、何というか、日本にいるときより、こちらに住んでいるときのほうが、自分らしくいられる気がするんですね。やってることは、日本でもこちらでも、同じようなもんだと思うのですが、不思議と楽に感じるのです。

この感覚というのは、自分だけではなく、多分、海外に住んでおられる居住者が、多かれ少なかれ、感じていることではないかなと思います。

いろいろ理由はあると思うのですが、日本にいると、他人と常に比較されるというか、常に同調圧力や世間体というものに、苛まれ続けているような気がするのですね。

別に、具体的にこうしろ、ああしろと言われるわけではないのですが、こうあるべきみたいな暗黙の空気感があって、それを常によみ続けなければならないというか・・・・

その点、こちらでは、所詮、外国人ですから、お気楽です。しかも、中国人自身が、あの調子なので、こちらも飾らなくてすむというところもあります。

これだけ、ゼロコロナでガチガチに管理されている中国で、日本では、ディストピアみたいな書かれ方をしていますが、

やはり、広場で子供が遊んでいるのを見ていると、相変わらず、大陸的なおおらかなところは変わらないなと思いますね。

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