中国で生活していると、日本にいるときのようにスムーズにことが運ばないので、ストレスが溜まることも多いです。
以下、中国で生活するに当たり、直面しがちな、5つの壁について共有してみたいと思います。
中国生活で直面する 5つの壁について
1 言葉の壁
1つ目は、当たり前ですが、言葉です。
中国では、英語は通じにくいので、ある程度、中国語は必要です。とはいえ、社内では、日本語ペラペラの中国人スタッフがいたり、外へ出ても、地下鉄もショッピングモールもあるので「中国語を使うチャンスが無い!!」なんて駐在員も結構いたりします。
10年、20年いても全く話せない人もいれば、逆に1年、2年でペラペラになる人もいて、そのあたりは、環境次第といえるでしょう。
2 生活習慣の壁
言葉よりも意外と大変なのは、生活習慣ではないでしょうか。日本人と中国人は、性格的に水と油で、生活習慣もかなり違うので、何かと戸惑うことも多いです。
挨拶をしない、時間にテキトー、音がうるさい・・・あげだしたらきりがありませんが、中国人の大陸気質に振り回され、几帳面な性格の人だと、ストレスを溜め込んでしまうかもしれません。
3 食の壁
次に、食事です。中華料理はじめローカルの食事は、基本的に、味付けが濃く脂っこいものが多いので、そういうのが苦手な人は、きついかもしれません。
ただ、最近は、中国の都市部なら、どんな料理でも食べられるようになっていますので、中華系を避け、和食中心の食事を取ることは可能にはなっています。ただしお金はかかりますが。
ちなみに自分は、中華は苦にならない体質なので、この点については、没問題です。
4 制度やシステムの壁
中国は日本と違い、制度やシステムがコロコロ変わることが多いので、それに振り回されることが多いです。
今回のゼロコロナ政策が典型ですが、日本のような「お願い」ではなく、一方的な「命令」なので、とまどうことも多いはずです。(ロックダウンも、前日、メールで通達があっただけです)
まあ、そういう国なので、運が悪かったと思って、あきらめるより他なさそうです。
5 ネットの壁
最後は、ネットの壁です。中国では、インターネットの情報統制がされていますので、ネットを自由に使うというのは、なかなか難しいです。
素のままだと、ユーチューブ、ツイッター、フェイスブック、グーグル検索、ラインなど、日本で馴染みのあるサイトやアプリは全滅です。これについては、VPNを使って回避するという方法がありますが、VPNを使っても、繋がらないということもままあり、結構、やっかいです。
以上、ごくごく簡単ですが、中国生活で直面しそうな5つの壁についてでした。ただ、他の海外でも、多かれ少なかれ当てはまる困難だとは思います。
海外では、日本と何かと事情が異なるので、無駄なストレスを溜めないようにするには、まずは、現地の生活習慣や諸事情をよく知ることが大事です。
あと「郷に行っては郷に従え(入乡随俗)」で、いろいろあっても「そういうこともあるんだな」くらいに、おおらかな気持ちで構えられるようにしたいものです。
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