今日、上海で、日本人駐在員に対するぼったくりが、急増しているというようなニュースが有りましたが、「まだそんなことやってたんや!」とあきれました。
というのも、20年以上前から、そういう犯罪はあって、自分も、以前、上海に旅行に行ったときに、南京東路で、二人組の妙齢の女性に声をかけられた経験があるからです。
まあ、今は、手段がスマホアプリに変わって、より巧妙になっているということなんでしょうが,しかし、さすがに、2万~3万元(約40~60万円)というのは、払いすぎだと思います。ぼったくりの相場も上がっているということなんでしょうかね?よくわかりません。
まあ、今、中国の隔離措置が終了したばかりで、外国人のビジネス客や旅行客が、中国に入りやすくなった状況で、特に、上海は外国人が多いので、そういう外国人、特に騙しやすい日本人相手のぼったくりビジネス?が、復活しているということなのかもしれません。
ただ、一方で感じたのは、最近の中国で、まだそんなリスキーなことをする必要があるのか?ということです。
なぜなら、自分が、中国を旅行していた、二十年以上前であればまだしも、今の中国は、一般庶民はかなり豊かになっているはずで、そんなリスクを犯すよりは、普通にまっとうなビジネスをしたほうが、普通にお金が稼げるんじゃないのかなと思うからです。
そんな、なりふりかまっていられないほど、中国の経済が悪いのかなあと、逆に心配になります。
ちなみに、これに関しては、日本の大使館から当局へ抗議をしたといってますが、向こうも、そんなことで、いちいち、まともに取り合わないと思いますから、まあ、自分で防衛することですね。
この点、中国、インド、東南アジアなどアジア圏の犯罪は、ほとんどが「詐欺」で、力ずくでくることは、滅多にないと思いますので、相手にしなければ、いいだけです。
基本的に、向こうから近づいてくる人間は、かかわらないほうがいいでしょう。特に「繁華街、観光地、国境」の3つは、要注意。美女が近づいてきたからと行って、男性は鼻の下を伸ばして、ついていかないようにしましょう。
また、不幸にして、そういう状況に遭遇してしまったら(もちろん、遭遇しないに越したことはありませんが)、抗議をする、はったりをかます、あるいは、金が無いふりをするなど、自分で防衛策を講じましょう。
そういう輩も、相手を見てぼったくりの相場?を決めると思いますので、こちらが現地の事情通であるとか、知り合いの中国人がいるとか、英語、中国語ができるなどであれば、そんなむちゃな要求はしないはずです。
ただ、何も払わずには、開放してもらえないと思いますので、抗議をしつつも、言い値の1-2割位、払っとけばいいんじゃないでしょうか。向こうも、相当にふっかけているという認識は持っていると思いますので。
ちなみに、自分も、若い時、海外旅行にはずいぶん行きましたし、結構、無茶をしたので、ずいぶん騙されました。でも、幸いにして致命傷を負うようなことはありませんでしたし(せいぜい2-3万円程度)、大抵の場合、身から出た錆なので、自己責任です。
旅行の場合、現地の事情に疎い反面、開放感に浸っていますので、どうしてもガードが甘くなってしまいますが、詐欺師はソコををついてきます。新しい国に入ったら、とにかく、現地の状況に慣れるまで、むちゃしないことです。
あと、どこの国行っても、騙すやつはいます。先進国は比較的そういうのは少ないとは思いますが、それでも日本みたいな安全な国は、どこにもないと思っておいたほうがいいでしょう。
日本は、基本、性善説で動いている国ですが、そういう国はむしろ少数派で、海外は、性悪説でのぞむ必要があるといえます。
コメント