さて、話は変わるが、香港と同じく中国の特別行政区という肩書きをもつマカオは、香港と類似するところが沢山ある。気候や文化はもちろん香港がイギリスの植民地であったのに対し、マカオはポルトガルの植民地と歴史的ないきさつも似ている。
しかしその植民地時代の宗主国が違うとこうも違うのかと、今回不覚にもそう思ってしまった。
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マカオ(澳门)Ⅰ 入境から松山市政公園まで
先々週 とうとう マカオに行ってきた。
マカオと言えば、やはりカジノをはじめとするエンターテイメントの世界、あるいはカトリック寺院といったところのイメージだろうか。もちろん、それはそれで面白いとは思うが、普通に歩いているだけでも飽きない。目にするものいちいち絵になるので、思わずシャッターをきりたくなる。
久しぶりに、こういった落ち着いた時間の流れる空間に身を置くと「ああ、やっぱり人間、こういう空間にいないと、じっくりモノを考えるゆとりがなくなってしまうよなあ。」ということがよくわかる。ダイナミックに変化し、刺激あふれる中国は、それはそれで面白いのであるが毎日がそんな調子だと逆に疲れてしまうのだ。