近頃、地下鉄に乗っていると、ピンク色で「女性優先車両」という標識を見かけるようになった。
八両編成のうち、先頭車両と最後尾の車両が女性優先車両となっているようだ。
「おお、中国の地下鉄も、ついに、そんな配慮をするような時代になってきたか・・」と、うかつにも、一瞬、思ってしまいそうになったが、見ていると、どうも様子が変だ。
中国で、お店に入ったとき、向こうから注文を取りに来てくれればいいが、忙しい時は、しばしば放置状態というのは、めずらしいことではない。
また、別段、忙しい時でなくとも、中国では、こちらから、積極的に、声をかけないと、店員が気がついてくれないときもある。
そういう時、こちらから、店員にどう声をかければいいか?特に、女性店員の場合、失礼のないように、少し気をつかうところである。
広州の日本領事館に用事があって、その帰りに、広州支社に立ちよったことがあった。手ぶらもなんだから、スタッフにちょっと手土産でもと言う感じで、ケーキを買って持っていったところ、〇〇さん(自分のこと)も来たことだし、ちょっと休憩でもと言う感じで、スタッフの間で、そのケーキでも食べようかという話になった。
それはいいのだが、いざケーキを食べる段になって、ケーキ屋の店員がどこをどう包んだのか、ガッチガチに梱包しており、テープの境目が見えず、包みがなかなか解けなかった。
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