最近、年を取ったせいか、中国の速度についていくのが、大変になっている。スマート化(智能化)もそうだが、エコ化もかなり進行中である。
例えば、最近バスに乗ることが少なくなったので気がつかなかったが、深センのバスは、いつのまにか、ほとんどが電気バス(EV)に変わってしまったようだ。
予定では、年末までに、市内のバス1万8000台が完全にEV化、さらに、タクシーのほうも、20年までに完全EV化されるのだという。
そういえば、最近、停車中のバスが吐き出す排ガスにむせながら、交差点を渡ることがなくなったが、なるほど、そういうことだったのかと納得。
中国では渋滞したときに、排出される排気ガスも格別だったが、それがゼロになれば、画期的であることは言うまでもない。大気汚染が待ったなしの中国では、EVへの移行は、やはり不可避といえるのかもしれない。
写真は、深センBYD社製の電気バス「K8」 外見は、今までのバスと全く同じ。ただ、車内は心なしか静かにはなっているようだ。