広州日本国総領事館でパスポートを更新する

2021年6月13日


先日、広州までパスポート(护照/フージャオ)の更新に行ってきた。中国に来てから、パスポートの更新は、これで二回目。

まさか、中国で、二回もパスポートを更新するとは、思いもよらなかったが、10年なんてほんとあっという間だ。

羅湖から、動車(和解号)に揺られて一時間余り。「広州東」駅に到着。久しぶりの広州で色々、回ってみたい場所もあるのだが、とりあえず、地下鉄に乗って、広州の日本国総領事館のある「淘金(タオジン)」駅を目指す。

深センから広州の日本国総領事館へ

地下鉄「淘金」駅のA出口をでると、すぐ目の前にあるのが、ガーデンホテル(花园大厦)。以前、何度か来たことはあるので、すぐにそれとわかった。

HSBCの看板のあるところから、正面玄関へと移動。

正面の大きな回転扉から入ると、広々として、ゴージャスなムード漂うエントランスホール。

アフリカ人や、頭に布をまいたイスラム系女性なども多く、エキゾチックな雰囲気が漂う。また日本人の利用率も高いようだ。

前回来た、記憶を辿って、左手に進むと、喫茶店の前にこんな日本語の表示が。

左手にガーデンタワー(花园大厦)の表記

エレベーターと郵便受けのある場所を、さらに奥に入っていくと、・・・
ありました!領事館への入り口が。でも、ちょっと、分かりにくい。

階段を登っていくと、係の人がいるので、パスポートを見せて、来館の目的を告げ(日本語でいい)手荷物検査を受ければ、入館できる。さすがに、領事館だけあって、このあたりは、少し厳重。

パスポート更新の手続きについて

一般に、パスポートの残存期限が半年をきると、海外への渡航に制限がかかったりするので、早めに更新しておいたほうがいいだろう。以下、更新の要領を、ざっくりとまとめてみた。

申請に必要なもの

パスポートの更新には、以下のものが必要である。

◯一般旅券発給申請書(10年用又は5年用)(館内でもらえる)
例を見ながら、記入すれば良い。

◯戸籍謄(抄)本は、更新の場合は必要はない。(紛失とかの場合は必要)

◯写真一枚
パスポート用の写真一枚。ちなみに、領事館やホテル内には、写真機のようなものは無いので、事前に用意してからでかけたほうがいいだろう。自分は、外まで写真を取りに行ったが、結構、面倒だった。
◯現在使用しているパスポート
当たり前だが、現在、使用しているパスポート。ちなみに、新しパスポートを交付後、現在のパスポートは基本的に返却してもらえる。(VOIDの穴のあいた状態で、返却される。)

◯旅券返納留保願書(館内でもらう)
現在、使用しているパスポートを、申請期間中、自分が保有したい場合に申請する。簡単な書式にサインするだけなので、三日間だけでも、使用したい人は、申請しておけばいいだろう。

受け取り

パスポートの受取は三日後。自分は、月曜日に申請したので、木曜日に受け取ることができた。週末をはさむと、その分、時間がかかる。例えば、水曜日に申請すると、翌週の月曜日以降になるとのことだ。あと、申請は、代理人に任せることも可能であるが、受取は、必ず本人でなければならない。詳細については、必ず、以下のサイトをご覧いただきたい。
領事・査証関連 : 在広州日本国総領事館

値段

受取の時に支払う。現金で、釣り銭のないようにとのこと。
◯10年用パスポート 940元
◯ 5年用パスポート 645元
◯パスポートの増補  145元

その他、注意点

更新後、中国の公安局に、変更した旨を伝えなければ、ならない場所もあるようだ。深センの場合は、それは特に、必要ないようである。
パスポートを更新後、中国の銀行のATMでカードが使えなくなったという場合もあるようだ。よくはわからないが、日本でパスポートを更新した場合かもしれない。

台湾でパスポートを紛失しかけた

あと、自分が更新の申請をしていたとき、隣で、パスポートを紛失して、申請していた人がいて、非常に切迫したような感じだったが、まあ気持ちはわからなくもない。

紛失といえば、自分も、十数年前、台湾に旅行した時、パスポートをなくしかけたことがある。そろそろ、台北から帰国という段になって、空港で「パスポートがない。」ということにやっと気がついたのである。

記憶をたどってみるが、どこで落としたという記憶がない。あわてて、台湾警察に紛失届けをだし、台北の日台の交流機関に行って事情を説明するものの、パスポートの届け物はないという。ただ、窓口の人から意外にも「パスポートは高雄にあったそうですよ。」という返事をもらう。

じつは前日、高雄まで足を延ばして旅行した折、銀行で両替をしたときに、窓口に置き忘れたまま、そのまま台北までもどってきたのであった。まあ、はっきりいって、アホであるが、置き忘れた場所が、銀行だったというのが、不幸中の幸いであった。他の場所だったら、どうなっていたかはわからない。

そのあと、すぐに、高速バスに飛び乗り、高雄まで、取りに帰ったが、こんなに短期間に、台北と高雄を二往復するなど、夢にも思わなかった。

しかし、パスポートも戻って、ほっとした矢先、空港の出国ゲートで、出国審査官に「あなたは、出国させることが出来ない。」と足止めを食らってしまったのだ。

急に目の前が真っ暗になったような気がしたが、すぐに、警察で防犯届けを解除するのを忘れていたことに気がつく。大至急、空港警察に行って手続きをして、ようやく出国できたが、全く生きた心地がしなかったと記憶している。
(ちなみに、本当にパスポートを紛失してしまった時は「渡航証」というものを発行してもらえば、日本には戻れることになっている。)

その他、関連する記事

gz17深圳から広州への移動について(羅湖-広州東) 2017年7月31日
深圳-広州間は、距離にすれば80-90キロくらい。日本でいえば、東京から小田原とかに行くような感じになるだろうか。先日、広州の日本領事館に行った時に、久しぶりに鉄道に乗ったので、深圳-広州間の移動について、語っておこうと思う。
visa中国で外国人就労ビザを取得する【更新手続き】 2015年9月19日
中国現地で外国人が就労する場合、「外国人就業証」「外国人居留許可」という、いわゆる外国人就労ビザの取得が必要である。大抵、会社の中国人スタッフが資料をそろえてくれるので、特に必要は無いかもしれないが、一応、参考として記してみる。
gz0広州Ⅰ ~中国の高速鉄道「和谐号」で広州へ2008年1月12日
広州は北京、上海、広州の中国三大都市とも言われるわりに北京、上海に比べるとはっきり言って地味である。それでも北京オリンピック、上海万博に対抗して、広州アジア大会(2010年)という目標を設定し、それに向けて着実に街は発展している。