経営、リセッションのことなど ~東日本大震災、リーマンショックと比較しながら

コロナウィルスの影響で、日本の中小零細企業が大変な状況にあるようですね。

YOUTUBEで、いろいろな業界の経営者の方が発信してますが、結構、参考になります。

彼らからしてみれば、休業補償も無しに、「自粛しろ、休め!」と言われても、日々の生活もかかっているし、そら困るでしょう。

国の給付金、融資の窓口にも、人が殺到しているようですが、条件が厳しすぎたり、時間がかかったりで、ほとんど機能していないようですね。制度があっても、実際に支給できなければ、絵に描いた餅です。

もたもたしているうちに、中小は、相当数、つぶれるんじゃないでしょうか。

ちなみに、弊社のほうですが、

客足は戻ってきはいますが、依然として、無収入状態が続いています(4ヶ月)。中国のほうが、先に都市封鎖に踏み切っていたので、しょうがないですが、空白期間が非常に長いです。

普通のサラリーマンからすると、信じがたいと思いますが、うちの業務の性質上、2ヶ月程度、収入がないというのは、たまにあることなので、そういうのには割となれてます。しかし、さすがに、4ヶ月というのは、前例がありません。

起業したばかりのころ、最初3ヶ月くらい収入がなく、その後、ちょぼちょぼ収入が入りだし、秋口からようやく軌道に乗り始めたということがありました。起業したばかりだったので、そんなもんだろうと思っていましたが、その年は、ちょうど、東日本大震災(2011)が重なっており、今から振り返ると、その影響はやはりあったんだと思いますね。

今は、それと比べても、さらにひどいかもですが、それでも、なんとかやれているのは、会社といっても、ほぼ一人でフリーランスみたいなもので、人件費はかかりませんし、かかるものといえば、家賃ぐらいのものですが、それも、一般の中小とか飲食業の家賃に比べると、大した額ではないからです。

要は、ガチガチにディフェンシブということで、こういう局面には強いのかなと思ってます。(その代わり、攻めはダメダメですが・・・)

ただ、この状態がこの先ずっと長引くようだと、さすがに困るので、今後の様子を見極めながらということになるでしょうね。

ちなみに、自分の会社のビル内を、見回ってみましたが、テナントがスカスカです。入居率は半分もないかもしれません。

隣の部屋は、2月3月4月と三ヶ月分の家賃を滞納して、行方をくらませているようです。写真は、ドアの張り紙で、大家からの最後通告みたいです。

ちなみに、このビルでは、2月の家賃が30%OFFになった以外は、特に何もありませんでした。家賃の圧力に耐えられないと、こういう風になる会社も多いと思います。

景気のいいときはいいですが、こういうリセッションのときこそ、本当の意味での実力が、試されると言えるのかもしれません。

リーマンショックとの比較

今回の危機と、よく引き合いに出されるのが、リーマンショック(2008年)ですが、リーマンショックは金融危機だったので、金融市場で危機が顕在化してから、実体経済に影響が及び始めるのに、タイムラグがありました。

ちなみに、リーマンショックのときは、自分はまだ独立はしておらず、深センの地元の会社で、サラリーマンしてました。

夏を過ぎた頃から、株式市場がクラッシュしはじめると、ピタッと客先からの注文が途絶えましたが、その後はしばらくは、そのまま働いていました。

しかし、年末から、社内で徐々にリストラが始まり、あっという間に、社員も三分の一になりました。同僚の送別会をしたかと思えば、数日後に自分がリストラされる。そんな感じのスピード感でした。この点、中国の民間会社は、容赦ありませんww

結局、自分がやめた(やめさされた?)のが、翌4月だったので、危機が顕在化してから、半年くらいのタイムラグがあったことになります。

ちょうど、日本で派遣切りが問題になっていた頃ですが、その後しばらく、自分は、深センで日本語教師をしてました。

今回のコロナショックの場合、実体経済直撃なので、いきなり、失業者が溢れ出す感じになると思います。しかも、いつまで続くのかも、わかりません。

失業者を吸収できるような雇用の受け皿となる業種が現れればいいですが、いまはどの業種もやばいので、かなり先になるでしょうね。

フリーランスほど、リスクに対する備えが大事

自分のこれまでの人生を振り返ってみると、こういう景気の下降局面で、よく放り出されてますww

今回のコロナ危機で、ホテル旅館業は壊滅的という話を聞きますが、自分も、随分前、京都の旅館でバイトをしていて、阪神淡路大震災(1995)で、リストラにあいました。

あのとき主任から言われたのは「新幹線が、神戸で寸断されていて、西からのお客さんが京都に来れなくなった。ついては、来週からお休みをとってくれへんやろか・・・」みたいな感じでしたが、まあそんなんです。(ていうか、震災を言い訳に、体よくリストラされただけ?)まあ、バイトだったので、どうということもありませんでしたが・・

雇用が、景気の波に左右されるのは、末端の人間にとっては、どうしようもありません。派遣やバイトは、所詮、雇用の調整弁ですから、嘆いてみても始まりません。経済というものが、そもそもそういうものなんです。

フリーランスとか自営業の方は、守ってくれるものは何もありませんので、有事の際でも、なんとかやっていけるように、普段から、備えが大切だと思います。

お金を貯めるのも一つの方法ですが、それ以外にも、副業を作っておく、投資をしてみる、スキルを磨く、人間関係を作っておくなど、何でもいいので、リスクをヘッジする方法を持っておくことでしょうね。

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